パラパラパラパラパラパラ
カサカサに乾いた落ち葉が
風にまかれ車に踏まれ転がって行く
それは何でもない風景
心を軽くする風景
何処までも転がって行って
何処にも辿りつこうとしな ....
一年間で114万人
一日で3234人
一時間で120人
が死んじゃう
一年で3万3千人
一日で90人
一時間で3人
が自分で自分を殺しちゃう
だから今日も今日と言う日を大切に
生きて ....
すきなうたを口ずさむ
なんの音も連れないで
絶対にはずれない
だれも合否をださない
すきなうたを口いっぱい
すきな気持ち 心いっぱい
音でなく心で 言葉で うたいたい
人前で隠し ....
葦のなかに おまえをおもうよ
あゆみをとめて さがすよ
きっといきを静めて 夜が昇るのを待つんだな
かわいいおまえたち どこへいくというの ....
白と黒とがくんずほぐれつ
秘密クラブの夜は更ける
妖しく燃える官能世界に
スケベ心が
スケベ心が
ああ
またうずく
パンダショーだと笑うがいいさ
俺には無理だと分かっていても
奮 ....
ふあんていな
子供が
丘の上から
きみをみている
ぼくをみているのかな?
ほんとかな?
と
きみが首をかしげるたびに
丘の上の子供も
首をかしげる
まるで鏡みたいだから ....
60年代、私は赤ん坊だった ハレ、ハレ、クリシュナ
インドについて考え始める前にはガンジー女史が
長期政権の玉座に鎮座ましましていた
3段腹の俗人ガンジー
憧れのマハトマではなく
60年 ....
雪が降り積もるように
月が満ちていくように
アナタのことばかり考えているよ
雪が融けていくように
月が欠けていくように
頼りないものだとしても
どうか忘れないでいて
....
波打ち際の
砂浜に
三毛猫がいた
月が輝いていた。
潮騒の臭い
血流が騒ぎ
楽しくなる
風のリズム
心の顔写真
落ちた頭髪
飾らぬ言葉
純粋な想い
熱くなった頬に導かれて
引かれて 繋がって
吐く白い息の裏側で 背中を押すのは掌。
12月の寒い風が
人の渦から生まれた熱気や摩擦が
ただ単に、この熱くなった頬の原因であれば
もういっそこ ....
無口の僕に
声をかけてくれた
三谷幸喜に似ているね
私演劇のファンなの
違う世界を教えてくれた
君は特別支援学校の先生
僕はデパートの店員。
夜な夜な会っていた。
別荘で過ごし ....
山の中の切り株
風で倒れた木は切られ
まるで抜けた歯のよに
風が通るよ
私はそこに座り
下を見下ろしていた
彼が落ちて行ったのは
この場所からだった
偶然という言葉で
かたず ....
俺は金では動かない。
というのは、とても、
立派だと思う。
ぼくもそうありたい、
男ならば。
そう思います。
ところが、
ボーナスというものを、
もらってみれば、
ああ、
これ ....
なにもかわりゃしない
かわったとかなんだとか騒いでみたり
くっついたりはなれたり
たまにはサヨナラしてみたりして
でも
小学生
幼稚園
そのまた昔
きら ....
{引用=
1
水が
押し寄せている。
2
外は、寒いからね、
3
蓋のない瓶の中に
私と
君と
泡と、埃と
唾を
浮かべて
4
恥らいを捨てたあ ....
薬局のカエルは
店先に置かれたその日から
休むことなく
この街を見守ってきた
少女が殺されたよるも
カエルはその目に
犯人の顔を焼き付けていた
なのにカエルは
警察にも、
遺族に ....
真白の時を経て、
空想の時を埋める。
抑圧された神経は 昂りを知り尽くし
抑圧された感情は 未だ 限界を識らぬ
今、己がすべきことを分からぬまま
檻から一歩も出ることはない。
....
めぐりながら彼女はじぶんの声を聞いていた
欲しいものはそこにあるのだろうか
ぼくはどきどきしながら周りをうろついた
そこにあるすべてが彼女を祝福していた
それを彼女はたぶん ....
ブーツを仕分ける
仕分けまくる
「ブーツの仕分けに関する判断基準」(抄)
第三条 良いブーツ(以下「良いブーツ」という。)は天国を歩ける
ブーツとする。
2 ....
ラーメン屋さんで
たたんだじめん
たんたんめんの見間違い
ぱっとひろげて春の花
ぱっと広げて雪景色
夏草野原や
紅葉の道や
地面が少なくなりました
街にほとんどなくなりまし ....
冬の晴れた日だった
青空が眩しくて
君と並んで歩くだけで
ほら
もうドキドキしてる
学生で溢れるキャンパス
でも二人しかいないようで
僕は寒いのにコーラなんか飲んで
ドキド ....
もうだいぶ
寒くないだろうか
と
青空に
その返事は
要らない
背中を丸めるのも
ふりかえるのもいつも
僕のほうで
そこが
暖かいことも知っている
南へ ....
ほらほら そんな
無駄なことは
やめておしまいなさいな
いつ現れるか
わからないのでしょう?
みつめるだけで 叶うなんて
誰がいったのかしら
....
ひとみを閉じていればいい
こころを閉じていればいい
電車が通過する前の
空気と地面の振動が ....
起きたと同時に
もう嫌 と呟く癖が治らない
今日はからっと晴れていい天気だ
寒いけど
風邪をひいてマスクして 鏡見て
プロレスラーみたいだなって わけわかんないこと言って
....
夢をあきらめるな
なんてしたり顔で言ったりはしない
追いかけても追いかけても
手の届かないシャボン玉のように
つかんだら壊れて消える
夢はいつか覚めるもの
現実を突きつけられること ....
今は叩きません その扉を
薄暗い小さな部屋の中のあなたは 小刻みに震えて
冷たく感じる北風は 本当は優しくて
到来する 大切な瞬間【とき】を運ぶことを知りながら
まだ来ぬ ....
ある人にとってのわすれな草は
かすみ草
ある人にとってのわすれな草は
シロツメ草
わすれな草の本当の姿を
ひとは あとから 知るのかな
ワスレナ草って
忘れられるのか ....
どんな人にも子守唄が取り巻いている
毛穴の一つひとつから歌がこぼれて
体の周りに薄い膜を作るのだった
愛する人の体に進入しても
私は膜の外側にやはり弾かれてしまって
一生懸命に聞こえてく ....
みんな思ってたのか
あは、そうかそうか。
みんな思っていたのか
自分ひとりだけかとおもってた
なんだ
みんなおもっていたのか
3179 3180 3181 3182 3183 3184 3185 3186 3187 3188 3189 3190 3191 3192 3193 3194 3195 3196 3197 3198 3199 3200 3201 3202 3203 3204 3205 3206 3207 3208 3209 3210 3211 3212 3213 3214 3215 3216 3217 3218 3219
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