幸せか不幸せかは
その人を取り巻く状況が
決定するのではない
幸か不幸を決めるのは
その人の思いなしだ
幸せを掴むためには
現実を直視してはいけない
現実に置かれた状況を ....
光輝く朝の海 春の散りゆくサクラに
郷愁と隣り合わせの切なさ
それだけではつまらないと思った
楽しいことで埋め尽くして
悲しいことにも立ち向かって
光、影、春、夏、秋、冬、風、夢、眠りも ....
110120
ぼくも
小道を歩く
歩きながら
考える
みちはどこまでもつづく
つづくさきはわからない
とんでもないできごとが
行く手に待っ ....
僕は終わった人間だから
団子をかじったりすることが
ゆるされる
という
ことを
いって
だんごを
かじったりしたから
ころされる
きらい
というのは
機雷
で
機雷
だ ....
ホッテンプロッツ今日も行く
多牌を見つけ
フウテンの寅さん
おばさんに付きまとわれる
教授は威嚇して
ビビンバ食って
ヘボ将棋を見る
2の活字が良いと言われる
若い姉ーちゃんに ....
なまえのないいきもの
試験管の中で眠っている
たくさんの夢を見てきたよ
今はもう心臓の音が聞こえてる
もうすぐ生まれるところだよ
誰かが記憶を一雫垂らして
また優しくかき混ぜた ....
組むとおいしくなるものも
あるのですと
ジューサーのくだもの入り乱れる
うずまきぐるぐる
見つめる先は
昨日の君の言葉の意味
えええいもう と
注ぎ込んで
沈殿する間に飲み干 ....
朝、スズメメダカの関係性を
カッパする
竜巻はブレイクダンスし
ブレイクダンスは竜巻し
雌の雄叫びが各地で起きるものの
だらしなくコンニャ ....
肩掛けバックの、
留め金が、折れた。
金属疲労というやつだろう。
元々、通勤用のバックではなく、
スーツ通いになってから、
それまで遊び用に買っただけのものを、
ずっと使っていたから、 ....
課題に追われていて
気づくともう外はもう真っ暗で
お腹が減ったので
ちょっとコンビニでも行こうと思った。
冷たい風が体を冷やした。
首筋が特に冷たい。
自転車に乗り数百メートルのコ ....
「こっちへおいで」
窓の外から声がする
目を凝らしても何もない 闇
「こっちへおいで」
耳を澄ましても何も聞こえない
「こっちへおいで」
窓に映る自分 ....
きみのてあしが
わたしにそう
ゆるくまきついた
へそのおみたいだ
ほどけなくて
もどかしくて
いつのまにか
しみこんで
まるで
わたしのいのちを
きみが
たもっている
そんなふ ....
娘の忘れたクマのぬいぐるみが
タンスに寄りかかって座っている。
窓から夕日が差して、カーテンがゆれていた。
私はオムライスの残りを温める。
あんなに大きいのをよく一人で食べたな。
丈夫なら何 ....
眼鏡をはずした その人は
鋭い瞳をしていた
はっ
一瞬息をのんだ
心臓がバクバクする
今まで見たことのない
ヒカリを放っていた
話していた
その人とは違う
別人を見 ....
霧に霞む煉瓦敷の道の街灯の明り
湿った空気の中
ボーッとした街灯の光の奥に
ゆったりとした時間が流れる。
得たいの知れない影と
先の見えない道の先に
あの古びたホテル
アイビーの這う ....
子宮のなかをゆく精子のようだ
ちいさな粒子数千まん
どこへか一点へとむかってゆく
この風はいつも唐突に吹いてくる
心にでも命でも魂にでもなく
この風はいつも精神に吹いてく ....
いつか死ぬのに、手放せないこと
勇気が出せないこと
その人生と、その偶然性を
かつてこの世には十二の闇がうまれた
十二の闇は無をまわりつづけ無は闇たちをとりこんだ
そのなかのひとつの闇が今人をみている
人はそれにきづかず、光と影をみている
やがて言葉を発さぬ紅の闇は歌っ ....
一番恐ろしいものはなんだ 心が床に叩きつけられる音
一番恐ろしいものはなんだ 心が床に叩きつけられ潰れること
一番おそろしいものはなんだ あかく染まること
あなたは御前は なんのためにいきている
さあ 刈り取ろう
過ぎ去った事を
伸びすぎた不安を
絡まった感情を
さあ 刈り取ろう
遅すぎた告白を
早すぎた諦めを
ためらった一歩を
さあ 刈り取ろ ....
向こうから歩いてくる
見知らぬ子どもに
大きく大きく手を振られた
後ろには誰もいないようだから
どうやら自分にらしい
何故なのだろう
これまで何も波立てず
そ ....
ちょっと変な感じなんだ
この股間の疼きがね
僕は性欲が露骨に
股間に出るタイプなんだ
僕は大きさに
そんなに自信はないけれど
もし大きかったら
今すぐ君に声を掛けてみるのにな
二人 ....
木陰に潜む憂鬱な聖書
呼吸をはらい視界をせばめた
歓楽の桎梏が
砂埃と水泡の共時性が
弾ける空面
*
April 14thへのオマージュ
{引用=
誰かが朝を呼ぶたびに
ひっそりと佇む夜は震えて
おびえる仔猫の背骨は軋む
もう少しだけ闇を含んだ唇で
触れられていたら
いたんで汚れた指先も
傷付けることはなかっただろう
....
横断歩道が続いている 長い前髪と 左眼を覆う眼帯が 踏切 ビル 標識 バス停 薄青い街の線を靡かせている 白いワンピースを纏った少女が呼吸器を外して歌い始めた 信号が変わった 包帯の端をくわえたカラス ....
・・・
AM1:50
自分としては長い詩をパチパチとサイトに投稿しようと入力する
・・・
AM3:00
いよいよ送信すれば投稿完了という自分としては力作の詩が
パソコンがフリー ....
人が好き 寂しがり
お日様 ポカポカ
みんな ポカポカ
何処にも行かないよね
みんな ぽかぽかと
柔らかい風が 貴方の手の温もりを
忘れかけていた あの日々の温もりを
私の心を裸にして 撫でてゆく
互いに愛していた日々 輝きをました二人
貴方の愛に応えられない私は 深い ....
アパートの階段を下りながら
今日のノルマのことを考えていた。
月末の旅行のために
あと数件はまわっておきたい。
駅前のパン屋でおかずパンを買って
歩きながら食べる。
店や食べる ....
部屋は誰もいない
落とされていくこの思いの中で
ああ 誰なのだろう 私は
この流れる 街の中で
ああ 何を そこで 思うべきなのだ
全ては確かなのではなかった
確かなものこそ ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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