もうすぐ桜が咲こうとしている

もうすぐ梅が散ろうとしている

木蓮が音をたてようとしている

花が街道を染めようとしている

自然は柔らかく生ききっている

希望にゆるがず生きき ....
だれのものでもない
できた橋を
わたる
生き物には足があるようだ
二本あればわたれるようだ



いままでどおりなら
唄い酒場のような居場所があり
(どこか)わたってきたところ ....
空を見上げれば
自由に空を飛ぶ大人達が
遠くへ 遠くへと
姿を消していく

飛び方も
生き方も

僕は知らなさすぎて
飛び立つことはまだまだ先だと

辛いことを
たくさん乗 ....
きこえない春の
ユキの下にガレキの上に
漂うものを知っているか
山は
海はなされるまま
ドウ セイ アオ フカク
チカク きいてただろう呻きの
なす術もなく


人は
希望は明日 ....
緊張する暇すらないはずなのに

一週間ずっと緊張していた

だからだろうか

風邪をひいても

いつもは熱などでないのに

朝計ったら7度8分もあった

タバコをふかしてはしつ ....
詩が歩いている
ビルとビルの隙間に
入っていく

詩が食べている
今日の定食という定食を店員の詩がテーブルに置いて

詩が転んでいる
ハイヒールを手繰り寄せて顔を見せないように

 ....
嘆こう
いつか早朝のラジオで聴いたんだ
「前半しっかりと絶望すること。
 それが復活や飛躍への、ステップになるのです」
私たちの脳は生きるために
絶望と絶頂を繰り返す

友だちが教えてく ....
再び歩き始めるんだ
膝を抱えてうずくまった場所から
行き先なんて確かめなくていい
立ち止まった自分を責めなくていい

pauseを解除するんだ
内なる声が途切れた位置で
イン ....
できないことはやらない


けど


できることは胸を張って
ひとつひとつ確実に
募金箱に五円玉一枚しか
入れられなくても
やらないよりは
はるかにすばらしいはず

 ....
闇夜の日本から
急いで脱出するんだ
とにかく
一刻も早く
自分の国へと
横目で見ている
おいらはあくびの顔で
アホの愚かさと
デマの恐さを感じる
んー、どうぞさよなら
んー、とっと ....
 
 
日記帳、
欄外の余白を縮絨し
つくられた子羊に
錆びた針を飲ませる
わすれられた浜に
とり残された
もろい足跡のように
母の筆跡は、
幾度目かの春で途切れていた


 ....
私は何も思うことなど無くした
今日も 誰もいない風の中で
一体 誰に向かって 祈るのだろう
きっと私は この手を合わせて祈るのかもしれない
白い風だけが ぼんやりと 流れている


 ....
似たり寄ったりな景色が並ぶ町で
わたしは、言葉を持たない


認識のそれぞれが
役目として語られるには
少し
役目を過ぎている、という気配


適当なリズムで鳴るヒールに
 ....
{引用=
ゆるい傾斜を登ってゆく
幸せそうにショッピングバッグを抱えた女にとって
街が壊れたよるを窓から眺め
水晶の破片が星のようにきれいね、と
うたうことだって可能なのだろうか
その美し ....
俺のジーンズとあんたのスカートがベッドの下で絡まる事は無い
それはロフトに敷いた布団であっても同じだ
ロフトの下の冷たい床の上で僕らの服は絡まったりしない
でも最後に絡まった俺のセブンスターズと ....
風の始まりは
そんな熱の高まりからだと知っている

草笛を吹きながら
その始まりに立っている

(草原は静かに燃える)

気流に運ばれてゆく草の音は
枯れ色の野を赤く染めながら
や ....
大きくなったら
なんでも食べるヒトになります
ヒトを守れるヒトになります

揺れる怪獣にも
流れる水にも
勝てる大きなヒトになります

ごめんね
間に合わなくって
だけどこれからも ....
塩素の匂い。水面に、空が映り込んでいる。プールの底も、同時に、透けて見える。プールの底も、空も、同時に、空であって、プールの底であって、同時に、なくて、Clと書くのだよ、塩素は、と教わった。空、と、プ .... 部屋では男が赤子と遊んでいた。赤子が床を這うのに合わせて男の体も動いた。男と赤子は親子ではなかった。しかし顔はよく似ていたが手足はまったく似ていなかった。男は動かしている手が誰のものだかわからずに遊ん .... 『博士の愛した数式』












あれは良い邦画だった










黒ブチの淀川先生も天国で ....
サンロードの安い中華飯屋で「かけラーメン」と言う素ラーメンを見た
(奥田民生の「ラーメン食べたい」を思い出した)
斬新だけど別に食べたいと思わない
そんな事より寿司を食べたい
回ってて ....
遠い鉄道の摩擦音
ラジオのノイズ
盛りのついた猫の声
緊急車輌の走るサイレン
夜に含まれる
小さな発声

真夜中の覚醒に
耳をすます
かすかな音が
言葉を紡ぐ
消え入るような ....
地球はまるで
純粋な子供のようだ

大人が叩いても
子供は叩き返さない

大人が騙しても
子供は騙し返さない

大人が虐待しても
子供は黙ってる

いつか、生まれ変わってくれる ....
上を見れば
どこにも同じ青空がある。
下を見れば
どこにも黒い地面がある。

僕は一人で無いんだ
世の中は一つに繋がる
飢えと凍えと
放射能

天国なんて無い
地獄なんて無い
 ....
困っている時はお互い様
悪い事をしたら
居場所がなくなる。
皆良い人ばかり

地上の楽園
命が軽いけど
心は重い
温かい気持ち

「愛。」なんて心地の
良い言葉
泣いたらいかん ....
ぼくをなんて呼ぶ
ぼくをなんて呼ぶ
かなしいと呼ぶ
うれしいと呼ぶ

ぼくを嫌いになってくれていいよ、なんて
ぜったいに言わない
思ってもないこと言うなんてダサい
大事なところでう ....
日本人の
 物と人とを
   大切に



自衛官
  お国の為に
    行ってくる



原発は
  禁じ手なりて
    死の物質  
知人から
活力が出ると
勧められ
ニガヨモギの葉を
試しはじめた

遠い昔
食アタリをしてから
ずっと固辞してたが
安全なレシピが
出来たとの事

なるほどなるほど
簡単に容 ....
  きみの
  女性器のまえに屈んで
  カリリと酸の肉を噛んだ。



  淫れ髪から香るは春、
  その物語をそっと吸うと
  ぼくらの時間はふいに、
  反復横跳をはじ ....
泥沼 
暗い泥の中 うずくまる 
わたくしの想いは 気泡になって
ゆっくりと のろのろと 浮き上がる
底のない 沼から ゆっくりと 浮上する
ドロドロの水圧に 耐えられるように 螺旋に
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
馬鹿どもにも吉岡ペペロ611/3/19 12:00
わたる乾 加津也10*11/3/19 11:56
影法師211/3/19 11:39
11と3のCOREsya011/3/19 10:56
3月18日吉岡ペペロ211/3/19 10:35
詩が呼んでいるズー3*11/3/19 10:30
嘆く背に桜前線の風が吹くようにたちばなまこ...19*11/3/19 9:32
再出発進行nonya8*11/3/19 8:58
負けない寒雪011/3/19 8:39
闇夜の日本から[group]花形新次1*11/3/19 6:32
Ou est ma agneau雛鳥むく1311/3/19 3:03
公園番田 111/3/19 1:37
川底[group]山中 烏流3*11/3/19 1:25
何も特別なことなど起こらなかったように高梁サトル911/3/19 0:34
洗ってない詩人の臭いがするんだよ虹村 凌3*11/3/19 0:32
「風の始まり」ベンジャミン311/3/19 0:07
負けないように朧月2*11/3/18 22:55
pool益子211/3/18 22:54
赤子111/3/18 22:48
冬の終わりの幻TAT8*11/3/18 22:26
僕らの日常(=非日常)虹村 凌2*11/3/18 22:25
シホ.N011/3/18 21:07
奇跡の星JUZAN011/3/18 21:02
一人でないペポパンプ2*11/3/18 20:53
互いに愛しましょう2*11/3/18 20:38
星のなまえゆうと111/3/18 20:14
死への収束ペポパンプ4*11/3/18 19:02
ニガヨモギ和田カマリ2*11/3/18 18:10
嘔吐草野春心2*11/3/18 17:59
言二葉 / ****'04小野 一縷5*11/3/18 17:28

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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