四角い部屋に集って
さようならの会をした
丸く集まってた殻の中から
去ってく人を見送る
もたれたりもたれられたり
重く長い日々の
太陽や雨や風の
話を延々繰り返した
おじさ ....
日向にむかって、
老いている、午後には、
じゃれあって、
折りたたみの傘をもつように、
別れることにそなえている、
口のまわりをよごして、
愛なのだという、
いくつものことを同時には、
....
片方の翼が傷ついた水鳥
もう思うように飛びたてない
仲間たちと一緒に飛びたいのに
舞い上がることができない
あの青い青い空に向って
もう自由に羽ばたけない
黒い ....
ジーザス
その掌を十字架に繋ぎ止める
楔の持つ結束力
ぼくときみ
裏側から向こう側を見つめ返そう
ブラウン管を見つめてる
スクリーンを見つめてる
モニターを見つめてる
ペ ....
ぼくのことを悪く言うのはやめてください
とみちのまんなかで
いってみるのと
もずくだいすき
と
いってみるのと
どっちがいいのか
たぶん
りょうほういったらいいとおもう
....
あるひきみは
ねむらないことにした
さみしくなったら
おいでよ
いつでもきみを
なぐさめてあげるから
と、いって
なぐさめられるりゆうなど
そのときぼくにはなかった ....
すみな めくな ゆられ
ここく ついや ほせち
ならめ ひくき とずれ
ひしま わのせ ゆゆる
こまろ みのみ こそげ
わるせ なみく のむみ
のぞむ ゆめよ はだよ
ちりに ....
美しい塩素の匂いの立ち込める街。頭にサボテンを生やした優しい女を私は追いかけている。酔っ払った夕闇の恐るべき魔術が彼女を不可視光線にする。抑圧された者たちの声が路地を駆け巡り原因と結果が出会うあの交差 ....
もしも
ピアスをあけるなら
耳でも鼻でも
ヘソでもなく
余った皮にあけるだろう
ナニをする日は
リング状のを付け
うまい具合に
チンポを通し
剥けてるように
見せるだろう
....
北 横殴りの吹雪
厳しく美しい その事態を 知らない 彼らが
雪原で 凍えながら 夜空を見上げている きみのことを
南 さらさらした柔かな 砂浜の上で サングラス越しに
スクリーンから 眺め ....
転んだはずみで
地球のコアに近づいた
膿みたいに
どくとくと脈打っている
心臓の周りにへばりついてるみたいだ
ポンプが上下するたび
わたしは息をする
わたしと平行に
地球は ....
また 泣いている
性懲りもなく
言葉をかくものは
言葉でやられる
ソングライターが
急性ストレス障害になる
画像プラス言葉は
激しい
揺れる
揺れる
心も脳も
....
やっつんはバカだなあ
一千万 貯めて帰って来るって言ったじゃないの
大うそつきだ
いくら一人が好きだからって
一人ぼっちになることないじゃん
いくら東京だからって
三月三日 ....
風呂釜の底に片手をついて
へたるように湯に浸かる
今日も温かい風呂に入ることができた
ありがたい
日々の罪は洗い流せただろうか
湯船でぼんやりと頭上に目を遣り
「無 ....
政治家にとって
今こそ腕の見せどころのはず
注目される立場になれば
何かしらの批判は受ける
どうせ批判を受けるなら
信念貫くほうがずっといい
トップがダメだと思うなら
自分は何をした ....
♪レロレロレロ
♪レロレロレロ
♪レロレロレロ
♪レロレーロ
♪ズッチャズッチャ
♪ズッチャズッチャ
♪ズッチャズッチャ
♪スポッスポッスポッ
♪スポッスポッスポッ
♪あーっ、あーっ ....
愛はいらない
ぐにゃぐにゃした
なまあたたかいものはいらない
僕は君に会いたいだけ
記念日もいらない
プレゼントなんてとんでもない
化粧も全然しなくてい ....
好きで、好きで…だから自分から近づいたくせに今でもその気持ちは変わらないのに今の関係が面倒くさくなってる。きっと、近付きすぎた。もう少し、距離をおいた方が良いんだ。きっと、、、
泣けてくるんだよ 嬉しくて
唐揚げがでたのだという
薄い色の牛丼や非常食のような食事ではなく
唐揚げがあたたかく運ばれたと
デザートとしてイチゴがあったんだよ
食えなかったよ
こん ....
感情 (使いきりタイプ)
ロボットになることを躊躇わずに、ロボットとして生まれることに罪悪を感じず、ロボットが生活を営むことを赦し、
私は、人間と共にありたいと
私は、人間と共にありた ....
付き合い始めた頃は喧嘩ばかりしていた
そろそろ一年経つ今も喧嘩ばかりしている
十年後も二十年後も
そうであれたら良いなと思う
そっと、そっと
閉じこめたい
この腕のやさしさと唇のぬくもり
*
(真に燃えるのは
アルファの星が降る夢だろう *
俺さまを散々利用しといて
いまさら逃げようなんて
虫がよすぎるぜ
(同意したはずだ
)光りとなり
闇となって ....
失ってゆく
失ってゆく
毎秒毎時毎日 失ってゆく
だから食べる
おなかいっぱい食べたい
一生懸命話す
漏らさないよう聞く
でも満たされないから
恨みごとをいう
届かないのはあ ....
見ていないのは何だろう
プールの彼方に
見ることができたのは
寂しさのようなものだけ
遠い空の向こう側に
そうだった きっと
きっと風だけが 流れていた
多くのものは そこに 見え ....
ぼくのともだちはだれ
そんな行き場のない想いを
僕はいつも紙ヒコーキにして飛ばしてた
着地する場所も受け取る人もなかったけど
小学校の校庭のつき山から
中学校の木造校舎の二階 ....
でたね
なわだね
しばりだね
やだね
くさいね
うしろだね
したね
いれたね
ふつうだね
こだね
だしたね
にんちだね
{引用=
元ネ ....
車が燃えている
クラクションを響かせて
さよならの時だ
出棺のように
天国へ召されていく
車に墓はないけれど
廃車になって
プレスされ
溶かされるか
埋め立てられるか
家族 ....
ゼロなんてあるのだろうか
幸福なんてあるのだろうか
桜ぼっちの三月
もう二度と会えないひとなんて
ほんとうにいるのだろうか
街道のところどころに桜を見つける
オ ....
ユニコーンが咆哮するので
必死になってお腹を押さえる
すると君は
まるで星空を抱えているみたいだと笑う
お母さんが歌ってくれた
ある日の子守唄ばかりが耳元で風化していく
耳を開いてしま ....
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