誰もいねぇ誰もいねぇ
歌う4丁目路地裏
餓えた影共と踊る
ドブとアルコール
研ぎ澄まされた熱
ビルと昼を縫う奴
・・・コンコン
黒い瞳白い痂の空
賑やかなガラクタ
火の付 ....
けんかをやめなかったのは
きみのためじゃないのさ
行方不明なんて素敵じゃないか
どんな白いお城で暮らしているのさ
いま、きみは
けんかをやめなかったのは
八重歯にくるおしいおもいが
....
はっぴぃ
ぶぁぁすでい
つぅゆぅ〜
はっぴぃ
ぶぁぁすでい
つぅゆぅ〜
はっぴぃ
ぶぁぁすでい
みすたあ〜
ぽりでええんと
はっぴぃ
ぶぁぁすでい
つぅゆぅ〜
....
軽やかに街を吹き抜ける風が
まことしやかな君の噂を
僕の耳元で囁いていく
騙し絵もどきの日常の水路を
予定通り流されながらも
まだ僕はなくした鍵を探している
散り終えた季節に
....
『壁伝いに歩けば
出口につくよ』
誰かから聞いた
だからずっとずっと
壁に沿って
足が重くなっても
ずっとずっと
ただひたすら
考えずに
ただただ
ひたすら
でもま ....
/午前4時55分の墓場のまえで眠る仔泣きじじい
中途半端/まだコートで出勤する
新聞配達のゆうちゃんは生理を配りながら靴音をころす 。
世の中をタイミングよく滑るには確かな動作と奇天烈な ....
胴体に日の丸をつけた飛行機が
滑走路から飛び立ってゆくのを見送っていた
まるでデジャヴュでもあるかのように
ものを書き
考えることをしてきた
だのに、なにも残って ....
生き残った耳に
今も聞こえてくるのは
見下ろした小さな林から
厳かに流れてくるリズム
目を覚ますと
ぼくは丘の上で
膝から下を切り取られて
地面に突き刺されて
両腕を磔になったイエ ....
こつはすぐそこ
遠くなく
朝、もやは流れて
火だねは赤く
赤く、またすぐ
はいに埋もれる
地下ふかく
揺りかごひとつ
あかんぼねむる
からすがかあと
陽へとはばたくころ
ため ....
目に映る炎には
誰も自分では気づけないように
無意識の園に咲く薔薇の色を
想像することでしか描くことができなかった
もし誰かがその一本を取り
目の前に示してくれたのなら
私は人を愛する ....
私にとってつまらないのは言葉
そこで 物事を吐くのに
誰のためであったとしても 本当に 何にも 聞こえなかった
自分とは違うものなのだと 座り込んでいた
一体 それは 何なのだろう
....
冬なのにヤシが植わってら
起伏ある町の谷間で俺はそれを見上げてる
青い天井の倉庫の中
ジオラマである
ロリコンは嫌いだ
そんな声がタイヌードルの店のヨコを通り過ぎた時
聞こえて
振り ....
→
昨日の雨のつ(いて特に効力発生日が定めら)
づきなんて あの子はいっこう聞(証明する)
き(分けないさ 僕のあげたきれいな赤い(4:24)
靴ど****ろ*******いで***** ....
かなしみを
かなしみ終えたら
ひとは
笑わねばならない
かなしみが居座って
笑いかたをわすれてしまうから
こころがばらばらにちぎれて
もう一つには戻らない
体じゅうの血が流 ....
きっと
当たり前すぎて前景化しない
大事な「大切」と抵触し続けているから。
しこりというには形はなく
重石というには存在感が希薄。
だけど気持ちの辛さは確かにそこにある。
場面場面 ....
休みたいので
コンビニの店員に
すいません
枕とベッド売ってませんか
って聞いたら
申し訳ありませんが品切れです
だと
ふんわりしたいので ....
今年に入ってから、
遊んでも遊んでも、
いい子に当たらない。
(ひとりだけ、お気に入りの子をのぞいて。
でも、もうその子とは遊ばないことにしている。
なぜってわけじゃ、ないけれど・・・。
....
こうていひょうが
わらってる
これでまちがい
ありませんと
できないことは
なんでしょう
ここにかかれた
こといがいに
昨夜も妻は寂しがり屋な夫の手を
両手で包み
その指の温もりはすでに
この不器用な手をゆるしていた・・・
翌日、結婚してから初めて、傷心の街を歩いた。
もうだいぶ昔の春に砕け散っ ....
いすにすわっている
ときのわたしは
いすにすわっている
ときのわたし
ところがひとたび
いすをたてば
いすにすわっていない
ときのわたし
わたしはいすを
....
手を伸ばす
まあるい まあるい
綺麗なものに
大事大事 とっても大事にして
ぎゅっと抱きしめる
ああ、愛おしい
僕のもの
だけど
綺麗にしす ....
ツェッペリンが墜ちたのは、
俺の所為じゃねぇの。
君の話を聞く奴は、
俺じゃなくていいの。
世界を救うのは、
俺の仕事じゃねぇの。
グッバイ・モーニングニュース。
天気予報は俺の ....
フロントにギターケース。
寒さに凍えた午後9時。
中途半端な時間。
電車の音、ゴォゴォ鳴る。
山手線のアナウンスは時々何言ってんだか解んねぇ時があって。
駅名しか解らん。
黄色 ....
春がくると、みんないっせいに
春の詩を書き出す。
夏がくると、みんないっせいに
夏の詩を書き出す。
くるもの、こばまず。
過ぎてしまった季節のことなんて、
忘れて。
さむい間じゅ ....
棺の風呂で呼吸をする
革命児がうまれた 分娩室
「着床したころが懐かしいね」
「枕もとにクッキーを置いて夢をみた人のことも」
直に循環アダプターと排水溝は痩せるのだろう
タナトス ....
限りなくなっていくのだ
地平っていう足場はもうなくなった
息できるけれどここは水中です、溺れます、泳げます
イメージは身体をさいていく
神様ー
なんて叫んでもだめ
一握りの空を降り ....
小さな虫を追いかけて
少年がどこまでも走っていきます
窓の内側でも外側でもなく
ガラスの中に広がる草むらを
何も持つことなく
私はいったい何時
ガラスの中から出てきたのでし ....
「お花見がしたい」
君がそう言ったから、街へ出たんだ。
四月も半ばなのに風が冷たくて、
いつも薄着の君は、
淡い色のストールを身体に巻きつけて、
細い肩を何度か擦った。
かつか ....
正義面をして
弱い人を決めて、悪い奴を決めて
どちらにも心の底から軽蔑をする。
それでも子供はいつか
名前を持たない悲しみに
追い詰められて、
自分を守ろうとするのだから
もう追い詰 ....
ただぼんやりと
気にもせず
いつもの席の
いつもの光景
手元が止まると
眺めるところ
ただぼんやりと
いつもの人が
声も知らない
いつもの人は
姿勢正しく
画面を見つ ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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