思う言葉をなくした
何もしていない土曜日だった
今日もカラフルなため息を吐いている
駅前は とても 賑やかすぎた
何も言わずに
一人で夢を見ていたようだった
するべきことがあっ ....
テレビの音が
ザー
です
うるさいです
私の体というモノはうすい胸です
なんてうるさい
雨の音が
ザー
です
待ち合わせた場所ではじっと ....
判り易い合図を。
タイミングが計れない。
部屋の空気に残っている かつての感触が肌をかすめる。
視界の隅の品々が 小さく小さく思い出アルバムを今も綴っていて
はっきりと聞き取れないその ....
きみはずっと、おれにそっぽを向いてなにか、おれたちのこととは関係ないことに躍起になっている、まさか世界はおれを残してすこし構成を変更したのか?そんなふうにしか考えることが出来ない四月の ....
まつ毛が
頬に当たる
頬杖をついて
ぼんやりしてる
お星さま
お星さま
教えてください
お月さま
お月さま
答えてください
私はどうしたいのでしょう?
私はどうなりた ....
眠れない夜 背中が寂しくて
孤独を愛してた 明かりは付けたまま
眠れない夜 人肌恋しくて
一人だけの部屋 明かりを消したのさ
ねえ誰か 薬をくれよ ガツンと眠れる薬を
ねえ誰か 薬をくれ ....
ふるえに
ふるえに
こだまする
蜘蛛の巣のむこうの
景の断片
どこへでも どこへでも
句読点
華やかな
何も無さ
息つぎのまの
何も無さ
とど ....
とうもろこしの悲劇
太陽はもう輝かない
海の たより
夏の日の 虹のように
翼を/////ひろげて
埠頭から埠頭へとコンクリートと鋼鉄の道を手わたす
橋の下で
アキ缶を叩きつぶしながら
男たちがラアラア話をしていた
母音/子音
混ぜあわせたコトバが
まったく意味 ....
塩辛と奴さんが笑っているから
嬉しくなる夜
君のマスク嗅ぎたい
ちんすこうって言ってみて
恥ずかしくなったら
教えてほしい
丁寧に歯を磨き
髪を整え
一帳羅に身を包んだ
格好よく ....
がんばろう日本!
ひとつになろう日本!
ひとつになった一匹の巨大なナメクジが
瓦礫の上をピチピチと飛び跳ねている
寒い時 防寒着をかしてくれた人が居た
都会の職場へ戻る夜行列車の戸口で
切符の予約をとらなかった甘い自分を悔い
朝まで立つ気で汽車に揺られるさなか
途中の まだ雪の見える駅から乗り込み
戸口 ....
古くなったクリアファイルは
表に細かな傷がついていた
ひとつ拾い上げて、爪の先で
かたかたと光の溝をなぞる
そこに流れていたものを確認したかった
旋律に音がないなら
ゆっくりと ....
あたしが電脳世界に溺れていって
あなたが現実世界に浮いていって
同じ進数を歩めなくても
構わないよ
ないよ
あたしが積み上げたブロックに
あなたは別の意味を見いだして
同じ遊びを ....
オールライトユーメイゴー
東京ドーム!盛り上がっているかい!
チューリップの花が
咲いていました。
毎日花びらは大きく育ち
大きすぎたら落ちてしまいました。
猫が日向ぼっこして
....
全てが壊れてゆく
全てが崩壊する。
人の為に
家族の為に
苦しみを押し通し
ただ進むだけ
新しいものと引き換えに
古いものが壊れてゆく
雑多な考えが脳裏によぎる
考えが分散し ....
待ちぼうけのカフェで
冷めかけた紅茶をもてあそぶ
スプーンのあてどなさ
間延びしたリビングで
戴き物のゼリーをふるわせる
スプーンの退屈
行きつけのファミレスで
カツとカレー ....
古いTVの中に
唄子と啓助がいっぱい
カッパのような髪型の
「鳳啓助でございやす」
夫婦は無限のつながりで
番組は終わりそうもなくて
日曜の夜の最後を締めるのは
いつも二人だった
....
俺は光と色彩の内に花火を見た。光?だがそれは・・・誰も黙らせることはできない。
光と影の分身だと罵った奴が今や俺の下僕だ。それでも・・・乾いた舌の根を光らせていつも遠くの彼方を狙っているあいつは ....
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はっとして
涙が頬を伝い落ちる時、
私は独りで夜中に起きている。
何も言葉を語ることはできないし、
何をしていいのか、
何が正しくて、
....
「探さないでください」
そんな手紙を残して
君がいなくなってしまったから
僕はちまなこになって探したんだ
押入れ、風呂場、トイレ
良く行くレストラン、レンタルビデオ屋
何処 ....
ビーチボーイズのペットサウンズ、
UKオリジナルのモノラル盤は、
たしか7800円くらいで買った。
USオリジナル盤も欲しいなあ。
ペットサウンズについて、
語ろうと思えば、
語り ....
英語を話すあのひとが気に入らない
白人美女とささやき合う
その言語
わからなさがもどかしくて
イライラしている自分に
歯がゆい語学力
一体なにをくっついてふたり微笑んでいるの
....
雨
湿気
ききすぎの暖房
足もとがすべる
音のない洞窟はどこにあるのか
無理をして
若者たちはいつどこで
なにに傷ついたのか
雨
湿気
....
日本国の総理大臣よ
国民を守ろうと
本当に
肚の底から思っていますか
思っているなら
めいっぱい頑張っている人たちに
頑張れと言うよりも
ごめんなさいと言うよりも
やるべきことをやって ....
桜舞い散り
盃に落ち
染み入る情緒に
重く沈んで
一口、二口
しょっぱい味よ
痛むってことは
あるんじゃない心
心無い言葉って
言葉にも
あるんじゃない心
言葉に心があるから
しみるんだね
不適合だっておきるんだね
かたち違っても
あうといいな
....
すっかり散ってしまった桜を悼むように
さらさらと春の雨が風景を切り取っていく
いつまでも途切れることない透明の線
どこまでも終わることない静かな調べ
その中で独り まどろむのだ。
君がもし快感だけを
求めているなら
それを見つけることは
難しいことじゃない
君は自分のお気に入りの快感を
街で手に入れることが出来るはずさ
でも君が
その快感を孤独のうちに
味わおう ....
今日は歓迎会だったので
先輩が顔のきくバーというところに行ってきました
古典的というかなんというか
カウンターとボックスと通信カラオケ
カラオケは得点制 まあ
それはいいんだけど
得点に応 ....
3045 3046 3047 3048 3049 3050 3051 3052 3053 3054 3055 3056 3057 3058 3059 3060 3061 3062 3063 3064 3065 3066 3067 3068 3069 3070 3071 3072 3073 3074 3075 3076 3077 3078 3079 3080 3081 3082 3083 3084 3085
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