電話もメール遠慮して
出さない。
返事も無いまま
毎日を過ごす。
成就したら
思いっ切り泣くだろう
君となら分かり合えると
思う。
神様は全て知っている。
愛だけ愛だけ
信 ....
境界は曖昧だ
進むか 止まるか
迷っている
何時だって
境界は曖昧だ
夏が来て
巨きな足で僕を
やさしく踏みつぶしていった
蟻より小さく
原子よりもっと小さく
僕は
ただの言葉になった
それから南風に運ばれ
....
恋してる人は
ばかみたいに熱がある
直射日光みたいに直視できない
強になってる暖房機みたい
恋してる人は
前線でコトにあたるといいよ
無敵で不敵な
シュプレヒコールで恋人との ....
信号無視するあなたが好き
駆けることもなく悠々と
赤いランプの意味をかき消して
あなたはそんなあなた自身が大好き
私よりも家族よりも誰よりも
孤独の壁はそびえ立ち いつまでも近づけな ....
西暦21XX年
外宇宙へ追いやられたマッドサイエンティスト
長年の研究の成果を駆使して
地球へ復讐する機会を伺っていた
惑星製造機で造り上げた地球そっくりの星
湖の形も島の位置 ....
雨が濡らす新緑の並木道
歩道を楽しげに歩く老婆と中年の女性
一つ傘の下まるで恋人のように腕を組み
女性は老婆の顔をのぞき
満面の笑みを浮かべて話しかけ
老婆は斜め上、女性の顔を見つめ
ニコ ....
ポコチンの黒い色は
使い過ぎの色
色素が沈着した
使い過ぎの色
フルチンのあの人の
あの人の股間に
ぶら下がる古くなった
バナナのような
ポコチンの黒い色は
使い過ぎの色
蟻んこだって生きてるもん
わいだって生きてるもん
人肌があったかい
寂しくもなります
外 ....
朝顔の苗を植えてから眠りたい
朝顔の種を蒔いたのは遠いむかし
空が晴れ渡る季節だったから
プランター 淡いひかり
うすむらさき「街角
ジョロ(夕立 白い指先
うすべに色の ....
既に友と ....
私は この 長すぎる夜の中で
何を思えばいい
私は歩いた
きっと この とても 長い距離を
景色の向こうに
星たちを見た気がする
それに手を伸ばしていたのはいつだったろう
もう ....
月に行きたい
と思ったので
行くことにする
頭に月が広がる
色、固さ、兎、、、、
頭の中で考えれば考える程
心は現実に戻されていってしまう
また失敗だ
次こそは
....
僕が少しずつ積み重ねていった積み木が
ふとしたことで一瞬で壊れてしまった
色んな要素が組み合わさって
それなりに大きな積み木になっていたのに
全てが終わりに近づいていった
僕はそれに気づ ....
きみを救うのはだれだろう
水底でうずくまるきみのせなかを
撫でるやわらかいてのひらをもつのはだれ
きずつかないために
きずつけるしかしらないきみは
しんでもいいような理由を ....
研ぎ澄まされた五本の配列が
私を誘う
息を呑んで見惚れる
あの人の指の先端部は滑らかなカーブを描いて
心に刺さってしまった
ああ
その鮮やかな三日月たちを
どうか私の肌に ....
麦の穂がりいりい、とゆれる
すみれ色をした空想の
行き着くあたりで
番犬みたいにとびまわってる
ぼくは忠実なひばりでありたい
かなしみをかなしむとき
いつくしみをいつくしむとき
太陽 ....
薄紫の
花を
目が食べ
目覚めたとき
その直後も
草を食むように
咀嚼しつづける
夢見の歯車
ふと遠い日のすももの果実
熟れて柔らかに割れ
したたって染みる
濃い赤紫 ....
交差点の向こう側遥か車の渋滞が続いている
一体これはどうしたことだ?
聞こえるのは轟くバイクのエンジン音
白い突攻服を着た暴走族の大群だ
巻き込まれないようにハンドルを左に切った ....
110601
パールホワイトの大型車なんかが走っているのは
我が国だけだろう
西欧人からは
なんという非常識な色だと言われそう
新型のフォルクス ....
やきにくを
くいにいっている
じぶんだけ
なかまはずれ
なので
ふろにはいる
いえで
おみくじは
ちゅうきち
じかんがむだ
3000年ぶりに
蓮の華が開いた
泥の池の中で
世界は変わる
天恵は再び
人類の上に
取り戻され
魂の交信が
すべての地の上で
復活する
神が降臨する
金色の光を伴って
長い黄 ....
そんなことお前が決めることじゃない
可能性は/私の
みえないほどあるようです
限界がみえたらいいのに
雨のわっかをみながらそう思う
そういえば
雨に濡れない方がいいのだっけ
....
なにもかもが縺れた朝に
六月が
しくしくと雨を浴び
痛い痛いとさけんでいる
犯罪者もペテン師も
愛しきも憎きも
背に負って
痛い痛 ....
問題は外側に無い
常に心の内側にある
悩んでいるのは
その事物について悩んでいるのではなく
その事物に執着があるから
愛に悩み
憎しみに悩み
金に悩み
人間関係に悩み
病気に悩む
....
宙ぶらりんの石畳
青ざめたかたい宙
道はつらぬかれ
私を覚えているのは誰もいない今
空は冴えわたる
距離は明け
星の霊園の夜を封鎖する
たどりつくまでに
永いわだちを
....
「落ち着くために君のすることのすべては、大きく深呼吸することだよ。」
メモ書きが机の上においてあった。
誰が書いたかも、誰がおいたかもわからない
そのメモ書きを見て私は妙に安心したのだ。
....
約二億回目の呼吸をした僕は
約一億回目の呼吸をした僕を想った
あの頃は生きる意味を捜し求めて
自問自答をして苦しくて、苦しくて
今では捜し求める余裕も無く
ただ毎日を消費している ....
{引用=すきなものがたくさんあった
ある、女性歌手はそのふうけいのさきに
ひとりきりのみらいをみた}
*
すきな人がたくさんいても
私のことをよくしる人はひとり ....
きっと 自分を失っては
生きてはいけないのかもしれない
遠い街並みを 私は見た
流れる風の中で
時の色を私は感じた
*
夢見ることの虚しさに
私は多くの虐げられたもの ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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