土曜日は半ドンで幸福だった










 ....
シャム猫の白い牙を抜き取り
柔らかな目蓋の裏へと突き刺す
暗闇に怯えないようにと
その瞳だけを抉り出して

夕暮れに滲んだ街の色は
滴る血の色に似て素敵だね

赤いトゥシューズを胸に抱 ....
月が美しい時、その下で、犬や豚や、
うさぎやらくだや、馬や鳥が、痴れたり、
うずいたり、つかえたり、
引きつったり、しゃくにさわったりしながら、
季節売りが立ち止まって、
次の芝居を始めるま ....
同世代の男女がじゃれ合っていて
それを
遠くから眺めて
コーラを飲む

まぜてもらえないから
としが
いった
はだが
よごれて
しんだらよくなった

コーラは甘味料入りで
一 ....
飛脚の往来で賑わう剛虎橋
靴磨き屋の師匠とその弟子
生活のために各地を旅しては
争いごとに首を突っ込む
剣の腕なら二人とも一流
仁義を貫き悪党を退治してきた

どこからか流れ ....
そこを開けると
花畑のパノラマ
南風が吹いてて
髪を撫でてくる

ミツバチがこんにちは
カマキリがご機嫌よう
チョウがさようなら
蟻さんゴッツンコ

夏が好きなんです。
麦茶が好 ....
ふと、目をつぶる。


そこは青空。

私とあの子は空を飛んで

雲の上でキャッチボールだ。

あの子はボールを後ろにそらし

ボールは東京タワーに刺さる。


また、目を ....
mind heaven

長い永い旅を終えて へとへとに疲れたあなたが
最後にたどり着いたのは 生まれた日のような
優しい光の場所 最初に流した涙の跡に
新しい涙がこぼれ落ちて また動き出す ....
良かった とたくさん書いてある手紙
挫折した私にあてた 亡き先生の言葉

都会の勤めを一年で辞め地元に再就職した
仕事を覚えたての私に

あなたの事だから きっと会社の利益になる
早く決 ....
むかし 見たことが
あるかも しれない

いちご と 練乳

甘やかされた記憶はないけど・・・


足も胸もうすっぺらで
淡い日々をすごしてた

スプーンの背で
つぶされち ....
やらなきゃなあ。

携帯のメール、返さなきゃ

メールの相手に嫌われる。

その前にベッドから抜け出そう。


やらなきゃなあ。

図書館の本返さなきゃ

催促の電話がくるぞ ....
小さな謎がとける

氷の塊は
とろけたとたんに
別のモノになりすまして

心の
わだかまり
は 塊とは違うモノかしらん

ストローでつっつきながら/液体の中の氷を
暑い暑いという ....
目を開ければ猛暑の様に
温いものばかりが私に入り込んでくる

地下鉄の線路に立つけれどアナウンスは同じ事ばかり


『黄色い線の内側に立って下さい。貴女の脳ミソは異常です。』


私 ....
ええやないか
傷つかないように生きたって
なるべくずるがしこくやろうや
どうやったって
ボロボロにはなるんやから



甘い菓子の話
アンタが好きか嫌いか知らないが
俺の好きな ....
つまらないことをしては 美しさを忘れ
また置き去りにしている 奇跡のとき
どこまでも追いつけない 船にふたりは
のっているのか それとも ひとり小舟で
沖にゆれる 鐘の音も届かない 隔たり
 ....
私の顔は腫れ上がり
鏡の中に血まみれの女が泣いて居りました
一体何が悲しいのかも分からずに
とめどなく流れ落ちる雫

強くない心は
一つの願いを棄てて居りました


腹の中で息衝くイ ....
これを読む頃に 貴方は

遥か 遠くにいるのだろうね


想いは ありがとう
想いは ‥イキテ


ありったけの心 ヲ


届かない 願い ヲ


貴方 ....
飛べるはず飛べるはず

どんどん高くなっていった
ハードル

歓声に手を上げて応える
そんな自分に酔っていた

いつまでも応えられるはずもなく
歓声は小さくまばらになっていき
今は ....
見つめ合うこともなく
言葉を交わし合うこともなく
唯体温を感じる距離で
お互いを認識している

肌が触れ合うことに
どんな意味があるのか
きっと答えは無いのだろう
そこに在るというだけ ....
散らばった机と椅子。

教師の言葉は右から左。

民の言葉も右から左。

エライ人たちが繰り返す、繰り返す、

ちぐはぐ世直し論。



ああ、あの宮殿は学校かい?

学級 ....
例えば、同じ花を見て

同じ思いを抱くこと


例えば、ある歌を聞き

同じ感情になること


そして


当たり前のことを

当たり前に受け入れること

 ....
どうでもいいじゃないか
雨が降っても 風が止んでも
君には関係ないじゃないか
君はエアコンで守られてる

どうでもいいじゃないか
外で戦争が起こっても
君には関係ないじゃないか
君は家 ....
5月の朝
空に光は形を成し
僕は空を歩く

足跡は新緑の木々に
萌え初めた木の葉に
閉ざされた瞼のような、そのそよぎに

色を変え、心を留め
未来を孕まず
輝く朝の
今を握りしめ ....
要するに
しっぽ
なんだと思う

ブロック塀を
渡る猫が
しっぽ
ぴん、と
アンテナ立てて

バランスをとる
そろりそろり
それでいて
悠然として

しっぽ
うっかり落 ....
いろいろあるけど
朝にはドーナツ
わたしの彼は
筋金入りのミルク入り
*こんさい

想像に難くない範囲で
丸々としていく姿に見とれる
絡まったり
時に、何かに潤されたりしながら

どこかの食卓に並ぶ
あんまり嫌われることもないから
それ ....
{引用=
「社会人とは」
「大人とは」


それは幼いころの夢だった
それは、つよい、ものだった
それは


{引用=
「SEX」
「化粧」
「男」


何を言 ....
例えば上野で乗り換えたとき、目黒あたりまで行くのに山手線で外回りにするか、内回りにするか非常に悩むところである。新宿方面に向かう客層と御徒町などに行く客層は少し違っていて、新宿や池袋はとても賑やか .... 「ああ、やんなっちゃうな」
ある日クラウディは早く着いた塾の窓辺で空を見上げて呟いている
こうやってボウッとしてる間にも着実に迫るそれが虹試験なのだ
そこにどこからともなくぬぼっと現れる紳士
 ....
公園に暮らす薄汚れたおじさんは
低い木の上にあるベッドで眠る
段ボールや衣類で組み立てた防壁
雨の日にはブルーシートの屋根を敷いて

公園に暮らす薄汚れたおじさんは
一日中ぼんや ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
紙とボールペンがあれば詩は書けるTAT111/6/3 23:00
赤い靴只野亜峰0*11/6/3 22:55
夜、交差点、ダダクマクマ411/6/3 22:36
モルフ 懶惰 明日6011/6/3 21:22
剛虎橋[group]1486 1...011/6/3 20:05
夏子の酒ペポパンプ4*11/6/3 19:53
目をつぶる。M.N.1*11/6/3 19:52
mind heavenitukam...111/6/3 19:44
日本画家の先生へ砂木22+*11/6/3 19:25
練乳はるな011/6/3 18:51
町に出るM.N.2*11/6/3 18:34
ひにちじょう朧月311/6/3 17:12
幸せの線路道梨玖011/6/3 17:11
ノンカロリー錯春111/6/3 17:08
_とろりす211/6/3 15:23
エイジ茅野ゆき1*11/6/3 15:18
イキテポー2*11/6/3 14:33
ハードルを低くしても未完3*11/6/3 14:10
完全なる沈黙の中でれもん411/6/3 13:49
ちぐはぐ世直し論岬かおり011/6/3 12:33
タイムマシーンの材料di.di.011/6/3 11:28
出会いyamada...211/6/3 10:15
僕は空を歩く夜雨611/6/3 9:16
まいでぃあ・しっぽuminek...14*11/6/3 7:51
ミルク入りはるな411/6/3 6:50
おやさいについての五品山中 烏流3*11/6/3 4:11
一番欲しいもの?金だよ金、それしかいらない。三上あず5*11/6/3 3:05
行くあての無い街番田 011/6/3 2:54
誘拐かすてえら渡邉建志311/6/3 2:19
公園のベッド[group]1486 1...211/6/3 1:58

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