背中が痛いのは
ベッドがぼろだからね
じっとしてても
いつもどこかが痛いのに。

水のような顔をして
向き合いながらも
本当のキモチは
言葉にしないで
夜の黒い粉の間に
 ....
会えないことが
くるしみになるが
あったところで
同棲しているのに
という
同棲

たぶん
なんらかの
粘膜的な
あれが
あったり
したりしている

ばあいに
あったとこ ....
初めに言があったとは
聖書のお小言として
身にしみてくるのは
お塩の塩味
また聖書が問いかけてくるのは
塩に塩味がなくなれば
どのように塩味をつけようか
塩味と命名したのは
神様の勝手 ....
苦楽に昏く
光にひかれる
浅い朝

毒づく独創
はかない破壊も
夜に寄る

懐かしい夏
日々響く声
皆向く南の空

消えゆく気へ
波立つ涙
割られる笑い

散文さん ....
  月だ、光だ。
  ここには、
  二人だ。



  何故だ?
  ありもしない壁があった。
  ふぞろいに静止した。
  ここには二人だ。
  腕だ、乳房だ、
  引力 ....
雨が止んだ
着慣れないスーツは塩っぱい匂いがする
雨どいは未だ雨を集めている

雨が止んだ
着慣れないスーツは塩っぱい匂いがする
雨どいから雨は排水溝に消えて行く

雨が止んだ駅のホー ....
雨はずるい
ひとつぶは冷たくないのに
大勢でかかって
すっかり冷やしてゆく
いつのまにか
私のカラダは冷え切ってしまった

だから
あなたの存在が
唯一のヨリドコロにおもえて
私は ....
あなたはガラスの容器に
砂糖水、それと
ペニスのぼくをいれる
ぼくは肥大していく
蒲公英みたいに
いや、蒲公英だった

今日はバスタブに
ぼくを沈めた
あなたは
ぼくを導いてく ....
                 110616



ものども頭が高い!
恐れ多くも
ここにおわすは
先の副将軍
水戸光圀公であらせられるぞ
印籠を目掛け矢音
目を瞑り横っ飛びに
 ....
刹那の雨が降り続ける

琥珀色の石を弾き 雨粒は静かに落つる

幾年もかけてその石に 刻み込んでゆく



この生涯よりも 長く 長くかけて



哀しみは刹那の雨


 ....
何を見たって
きちんと笑えるし
うどんをすすれるし
二人乗りのお腹を抱えて
気をつけてねも言える
そういうことはちゃんとできるようになっていくのに
どうしていつまでも、
ちゃんと ....
もうすこししたらあなたがやってくる
小さな袋にいいもの持って
私は黄色の花びらを お皿に浮かべて待ってるわ
それから一緒に土の中 虫かごもって出かけるの
何千メートルおりたところに 静かに雪が ....
砂場の王様
砂場の王様はそこで世界を作る
城や町や山
支配者は笑う
王様も笑う
君は思う

世界はきっとこうやってできた
神様って奴がいるんなら
彼もこうやって世界を作ったんだ
 ....
Seth Putnam passed away peacefully in his sleep yesterday.

あなたは43歳だった
あなたは2004年の薬のやり過ぎで死にかけた時 ....
詩で
人に賞賛されたいと思う


それは
誰にとっても叶わぬ願いだろう
行きつけの寿司屋でマグロを食べた
昨日のこと


川べりにもたれて子猫と会話する
歌を歌っていた

 ....
なまえだけがある
それいがいになにもない

そんなことがいくつもあった
ひともしょくぶつもおなじように

わたしにはちちとははがいる
そのことさえあいまいで

なまえのな ....

汗一杯かいてたから
今日も一所懸命に遊んできたんだろう。
キラキラした顔で 
今日の出来事を一所懸命喋ってくれた。
後で隣の薬局屋さんに
シャボン玉 買いに行くって宣言して
大好きな ....
僕は空を見上げている
魂はもう枯れ果ててしまったのだ
それでも春はやって来て街を包み
卵を孵化させる
静かになりすぎて
困った私は大きな
はさみで夜を切ってゆきます

ぺらりとめくれば
昼間の太陽があって
すみませんが音くださいと
お辞儀をしてもらうの

太陽だって別に悪気はなくてね ....
すぐかわく程度の雨に
手を繋いだ
ずっとおなじほうを
見続けていたのに
きみがどんな顔をしているかなんて
どうでもよかったんだよ

いつまでも
知らないふりしている
むさぼりあうよう ....
夕焼け空の下、
一本道。
見上げると、ひと群れの鳥たちが塒へ帰っていく
解けない最終定理を両手いっぱいに抱えて
夕餉のポテトサラダの匂い

紙をめくるのだけが速くなっていく毎日
でも少な ....
胸の谷間にサオー
夜のハイウェイ沿いのモーテルでサオー
モコモコモコッと膨らんで
どぴゅぴゅぴゅっと液が飛ぶ
ずーっと勃ってる
鉄チン、始終発情

あるときは
野獣のように
あるとき ....
しをかけないということは
いいことなんだな

いそがしくて
じゅうじつしてるんだな

はちにおわれて
にげながら

ふとそんなことを
おもった
 
 
とても柔らかな
パンを焼いていると
わたしの指は
マヨネーズ
できることと
できないことの
 
お風呂場に散らばった
キュウリの抜け殻を
お父さんはまだ
片付けてくれな ....
変身

君の毒が徐々に 僕の体中を侵してゆくのが分かる
なんでこうなったの いくら考えてみても
あんなに嫌いだったはずの 君の笑顔が
まぶたの裏側から 剥がれなくなっていた

君は鈍感に ....
 むすんで ひらいて

むすんで ひらいて 手をうって むすんで またひらいて 手をうって、その手を 上に
むすんで ひらいて 手をうって むすんで


     *


  結んで ....
  昔々、
  真昼の公園で
  だれよりも巧みに
  おままごとをしてみせた
  きみが主婦で
  ぼくが会社員で



  時は今、
  少し違うのは
  きみもぼく ....
しんどいねん
あなたがそう言うから
うん って答えた

いいことあったんよ
あなたがそう言うから
うん って答えた

しにたい
あなたがそう言うから
うん って答えた

あなた ....
しびれるくらいみつめあうの

幸せだけじゃない少しの葛藤や不安を束ねながら

しびれるくらいみつめあうの
 
失われたあの日を探して
あてもなく歩き出す
切望していたものを手に入れた瞬間
当たり前にあったものが音もなく消え去った

犠牲になったもののことを思い出しもしなかった
息を潜めていた痛みが ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
肩甲骨の夜御笠川マコト011/6/16 22:59
角行ひよどり越え6011/6/16 21:30
はじまりの詩中川達矢2*11/6/16 20:34
息切れ生きてシホ.N211/6/16 17:16
放置自転車草野春心4*11/6/16 16:42
雨が止んだ。プル式611/6/16 15:34
雨色の部屋朧月111/6/16 15:05
美味しい空気のある季節ズー1*11/6/16 13:02
車前草あおば3*11/6/16 9:52
刹那の雨tomoya...1*11/6/16 8:43
つる211/6/16 4:12
帰宅とろりす011/6/16 2:18
フィルター・ハイフィルター竜門勇気1*11/6/16 2:13
あなたは死にました・・・SETH2*11/6/16 1:53
ジャパニーズトリッパー番田 211/6/16 1:49
車前草小川 葉111/6/15 23:39
おやすみ電灯虫3*11/6/15 23:19
孵化yamada...111/6/15 23:12
私は殻につつまれて眠る朧月411/6/15 23:07
きのう見た夢アオゾラ誤爆1*11/6/15 23:06
オキリクダサイシリ・カゲル211/6/15 22:53
鉄チン、始終発情[group]花形新次1*11/6/15 22:28
多忙小川 葉4*11/6/15 21:41
マヨネーズたもつ311/6/15 20:11
変身itukam...211/6/15 19:36
むすんで ひらいて乱太郎15*11/6/15 19:21
おままごと草野春心5*11/6/15 18:12
いるよ 私朧月411/6/15 17:21
動止徘徊メガネ411/6/15 16:08
lost...れもん411/6/15 13:12

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