受精で
創造されたもの

壁のない部屋が荒れ狂う大宇宙のはるか彼方を漂っていた

巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨 巨巨 あ 巨巨巨

巨大なたたずまいが四億の夜を硬化 ....
貴方のいない右側に
少しは慣れたはずなのに
携帯を見るように
気になる。

僕の心は空白だ
これから絵を描くように
絵の具を出して
色を混ぜている。

手持ちの札はそろった
後は ....
大陸に境があるように
海に海域があるように
わたしにもわたしの
ボーダーがある

あなたというボーダー
超えてはならない
神の領域
超え ....
気付かないうちに朝になって

気付かないうちに夜が過ぎてた

昨日の貴方はもういなくて
今日の貴方が動き始める


貴方をもっと感じたくて

夜の境目を探しました


 ....
永遠の新兵の手話だけが
僕らの塹壕に響いていた。
時計以外はある世界で
タバコは内臓をさらけ出してる。

クスクスと笑いあって、弾を分けあった。
訓練でしか言えない言葉。
嘘つきだか ....
力を信じる人
仲間を信じる人
明日を信じる人

僕達は
大きな葉っぱの上に
偶然落ちてきた
震える水玉

金を信じる人
言葉を信じる人
目に見えないものを信じる人

風が ....
坂の上で微笑んでいる雲に
吸いこまれそうになる
たどりつくには早すぎる気もするが
そこが頂上だろうか

登りきると
目の前に下り坂
正面にさらに険しいのぼり坂
その上にある四国の形をし ....
起きると二時
ああ、夜中に目が覚めてしもうた
と、思いきや、昼の二時である
よく寝たな
と、テレビをつけるとサスペンスドラマの再放送
うむ。
面白いではないか
と、それから寝転がってテレ ....
深夜0時を過ぎ
書き物をする。
書類のチェック
メールの山

コーヒー片手に
雅楽を聞く
時間がゆっくり
流れてゆく

風呂に入り
一日の疲れを
流して
夜空を夢見る
「普通」や「常識」という単語を好き好んで使う人ほど
それらの言葉の示す意味がどれほど流動的で且つ恣意的であるか理解していないものである

そもそもスーパーの駐車場にカートを置き去りにする人間の語 ....
私には神様がいた

美しく
正しく

何者にも代えがたいものだった

それは正しかった
それは美しかった
それは強かった
それは清らかで
何者も及ばなかった


それだけが ....
あと
いくつ夏があるだろう
母のいる夏

母に
もしものことがあったら
私は
どんな風に送るだろう
出来れば

いくつかの詩と
数え切れない花束で
彼女を 包んで

黄泉の ....
副木が緩んだように感じるのは
早くも筋肉が落ちたからなのか
単に着けそこなっているだけなのか

左肘を傷めてから一週間が経ち
分かっていたつもりでも
それ以上に日常の所作に支障をきたして
 ....
絡み合った方程式
かけてたして、導き出すの
“しあわせ”という名の回答を

笑っていたい
笑ってほしい

わたしの“しあわせ”は
わたし一人ではつくれない

空いた隙間を埋める ....
ひとがそうぞうした
ロボットは
出入りぐちに立って
かんしをしている
ぷろぐらむどおりに
しはいした気になって
飼い犬には手をかまれるから
とおせんぼされて右往左往
そのようすは
か ....
地球儀をまわしながら見てみて
よりによって
かげの短小な日本列島のプレートが
ヒステリーをひきおこしたんだょ

ウラノスに見放されたんか
ポセイドンのご加護はなかったんか
哀れだね かな ....
今日は何度も芋虫をみた
全員私にむかって這ってきた
山になり谷になり
もくもく もくもく這ってきた

おおこわ
そう思ったのに見つめてしまう
もくもく もくもくと 背中が移動するから
 ....
現実的な疾患で




布団に ....
自動販売機があった
少年は喉が渇いていた
でたらめにボタンを押してみた
何も出てこなかった
今日は車に当たる日だった
先日はかすり傷で済んだ
父親はそのことが
気に入らないようだった
 ....
ビンビン立った
その姿
うれしと思う
せつなさよ
うなりを上げる
性欲に
応えてくれよ
我が妻よ
なめくり
こねくり
竿先から
ああ竿先から
種が出る

疲れて
妻は寝室 ....
ある者は明日の天気ばかりを気に掛け
ある者は日常を吉凶で決め付け
ある者は社会の抑圧に負けて自らを失い
ある者は生を誤魔化すための金に執着し
ある者は惰性で一日一日を遣り過ごす

空っぽな ....
 (立方体の個室に、インタビューをするものとされるものがいる)


「子供のころよく見た夢の話です。人をばかにするような引きつった笑い声が、空のほうから聞こえてきます。さっと上を見上げると、なん ....
君は
何を見てるの?

君は
何を感じてるの?


これは
勘違い
勘違い
なんだ


春のような朗らか笑顔
夏のような強気な口調
秋のような憂いだ視線
冬のような淋し ....
今日はずっと雨だった
鵲は傘のまま
駐輪場の紫陽花をみていた
「中に入ってればよかったのに」
「さっきまで遠野さんが」

手をつないで歩いていると
鵲は「ヒュン」と言って、タンポポを摘ん ....
諦めることをやめるな
(万力の)気魄をこめて
/諦めよ

               わたしたちは一つ屋根の下にいた、熱心
               な三角(元帥)のまえに集合し、気候 ....
枯れ蜻蛉の体は青かった
貝の内側ように鋭く光る腹
砂漠を行く風は 美しい彫刻をつくった後
その青みでひと休みした
もっと小さな虫たちは その鮮烈に心を手に入れた
今はもうどこにも 
ひ ....
ずっと夕暮れの町で
よく
眠れないなら
おばけにあいにいこう。

廃工場に集まって
拾ってきた猫に
ミルクをあげたら
おばけにあいにいこうよ。


凶暴な僕らに
怖がらないで
 ....
素直になろうかな

そう思ったとたん
外はひんやり気味の太陽

やっぱり無理
咲いている紫の花を
ながめてそう思う

凛とたつ
それはむずかしいことでもあり
そっけなくゆらゆら
 ....
大人になる度に言葉を失っていく

使わなくて良い言葉を知る

使ってはいけない言葉の存在を知る

詩と言われるものが儚く脆いと感じる

見下した言葉

軽い文字で溢れて ....
薄明の時計の刻む音は、
いつまでも初まりを歩み
エボナイトの光沢がにおう黒光り
遠い山脈は墨色に燃えて春の
おとずれをいまかと願う白日の、
足もとにも咲く花の。。
残雪へ便 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
創世記 (生体反応の設計)乾 加津也7*11/7/2 11:16
右腕ペポパンプ1*11/7/2 11:03
『ボーダー』あおい満月4*11/7/2 10:24
朝に一酸化炭素111/7/2 9:34
僕らが戦争をするなら昏(ヤッカ)7*11/7/2 9:12
よろめく水玉nonya12*11/7/2 8:58
コトバの山殿岡秀秋511/7/2 6:47
安宿ごろごろ真山義一郎2111/7/2 3:27
雅楽ペポパンプ3*11/7/2 2:30
常識について常識的に考えてみた只野亜峰111/7/2 2:23
一神教三上あず2*11/7/2 2:19
朝の蛍uminek...12*11/7/2 0:31
左手の存在感kauzak8*11/7/1 23:58
ふたり三奈811/7/1 23:40
しはいしゃ[group]中川達矢4*11/7/1 23:20
死断層(八)信天翁011/7/1 23:02
蝶を夢みて朧月211/7/1 22:56
たったいっぺんだけTAT311/7/1 22:32
笑うためにたもつ511/7/1 22:19
竿先の種[group]花形新次0*11/7/1 22:13
真面目(しんめんもく)蒲生万寿1*11/7/1 21:18
夢の見える部屋リンネ311/7/1 21:12
りり0*11/7/1 19:33
まばたきはシャッターでmizuno...211/7/1 19:29
未来文献 (生体反応の設計)乾 加津也2*11/7/1 14:45
枯れ蜻蛉のはなしとろりす311/7/1 14:00
おばけ昏(ヤッカ)5+*11/7/1 10:24
縦に咲く花朧月311/7/1 9:05
詩情大祐211/7/1 9:01
刻印こしごえ4*11/7/1 8:51

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