君に
  言いたいことがあったけれど
  誰かが言ってしまったから



  もう何もない
  日が翳る
  電車が騒ぐ
  来なければよかった
僕の孤独な情念の炎が
語るべきことばの切れ端たちを
のこらず灼いてしまうので
僕の口からこぼれだすのは
いつも色違いの灰ばかり。
灰ばかりです。

両手の手のひらいっぱいに
灰を差し出 ....
       
高さとは
ピントが合わせにくいものだ
望遠レンズの先にある
高さの下に言葉を置いて
その先に括弧書きするように
灯台の思いを置く
大きなものが
身近に引き寄せられて
 ....
ヒトの心なんて
わかるはずもない
愛でてる猫は
自由でいいね なんて

背中にある
羽はいつか
きえてしまって
代わりにはえてきた

疑うって気持ちは
ヒトの証明みたい

君 ....
だから言っただろう悪女なんて自分の正当化だって

自分をいじめる道を作って楽になろうってずるいよ

盲目的に愛なんて語らないけど
でも誰かの好きをいじらないでほしい

セフレけっこう
 ....
君がここにいないのに
僕がここで生きている意味は
なんなのだろう

ただ命を繋ぐためだけに生きるのなら
人間である必要はないんじゃないかな
翼を生やして鷹になり
獲物を追って大空 ....
夏祭りでもあるのだろうか
浴衣姿がちらほらと
色とりどりの帯が揺れ
電車の中は浮足立つ

みんなには夏が来ているんだね
誰もいない僕の右手側
ほんの一瞬、懐かしい思い出に浸る
 ....
寝息が聞こえる

私は 未だ許せずにいる
なんだかうまくいかないね

もうダメなんじゃないかなって夜の向こう

ひっそりと聴こえてくる雨の音が

全部電子音になって

それが全部メロディーになって

歌声に ....
近所の下町を散歩中で

ありかたが詩のような人を、詩は簡単に超えることはできなくて、あるいは散文ならありかたに近づくのか……でも知らないことでわかることがすきなところであり、散文は知ることで書く部 ....
夢を生きている
何も 無かった
夢を掴むのかもしれない
時の どこかで
その中で
朝、人々の鏡を見ていると

俺の額が割れそうになる

神様が化粧をしているのを見るのと

人々が神に虐殺されているのを見るのとどっちがいい?と

女神が俺の頬を撫でながら聞く

俺 ....
ネットで彼女探し
それは腐りきっていて
4日でだめになる

死んだ鯛
家庭教師の点数上がらなくてやめたい

おわった

たりない
世界が同時に株安に見舞われている

株が高すぎたからそうなったのだろう

身の丈に引き戻す働きかけか

電気が足りなくなっているのも

身の丈に引き戻す働きかけか

それでは身の丈 ....
 原爆投下59周年

奇しくも長崎原爆記念日の午後
福井の美浜原発では2次冷却水循環パイプが破裂し
高温蒸気の直撃を受けた4人の作業員は顔が真白で
体内の水分を瞬時で奪われ炭化よろしく硬直し ....
人工湖に仕立てられた
   用水池から漏れだしている
名前だけは一人前の川がある
   堤防にそよぎはあるものの
せせらぎはない
    はぜのかげもない

それでも むかしのおらのよう ....
でんわのくにではきょうもみんながくらしています




















くろまるじいさんに
 ....
{画像=110806230826.jpg}



ホームに止まった電車の窓越しに見える
同じく所在なく立つ隣人を想う
二本の平行した線路上に交わる事なく
二人は未来永劫交差することは無い ....
挽き肉になって朝日にきらきら光るのは

猫の死骸か

それとも恋?

秋の日の朝風をきりながら自転車がゆく

それを見て

ときめいた!

挽き肉になって朝日にきらきら光るのは ....
しくしく
しくしく
彗星が泣きます

太陽からの風に吹かれ
白い髪をなびかせた姿に
人々は怯えました

小さな砂粒に過ぎないのに
何千倍もの姿に拡大され
魔女のように天を駆ける
 ....
薫風青銅
重なる月
探して
焼き付ける



ひとりでにつたう
言の葉
年に一度の祭りの日。
祖母は
普段は無口な祖父の、上がり調子が
嬉しくてたまらない。

わけもわからず強張る気分を悟られて
現金な顔してるんじゃないよと言われた。

内実を差し引いた上 ....
六十六年まえの今日

セミが朝からの暑気を鳴いていた

あのひかりや

爆風や

炎熱の地獄のなかに

どうしておれはいないのだ


六十六年まえの今日

いまのおれのよ ....
切腹をしたい
全てを終わりにしたい。
苦しみから解放されたい。

でも死ねない悲しさ
どうしてなのだろう
理由がわからない。

もがき苦しんだあの時
その時とは雲泥の差
幸せは、漬 ....
橘に
誓う

この
想い

橘に
祈る

この
想い

橘に
小人の国
軽快で軽い
繊細で小さい
スプーンも小さい

仲間でひっそりと
生きてゆく
喧嘩もせずに
仲良く過ごす

皆働き者
マリア様に
お祈りをする。
そんな生活もいいかも ....
悲しいワルツ
悲劇の出来事
愛するものを
失う絶望感だ

甘い愛の歌
手に手添え
正しく生き
憎悪持たず

お祭りの日
全てが変る
楽しく嬉し
生きる意味
奈々子さんが亡くなった。交通事故死らしい。

奈々子さんは、人懐っこく暖かい笑顔が印象的な清楚系の美人さんだった。
彼女は兄の友人で、私が最も好意を抱いていた女性であっただけに
彼女の死は ....
 
 
海の生き物と話す
ヘモグロビンの傘を差して
今日は関節の痛い日です
海底を転がるまあるい心電図と
ぜんまい仕掛けで動き出す言葉
僕は夏至行きのバスで吸った息を
今、吐き出してる ....
遠くを過ぎていく船
雲の波紋
今日も川岸で一人
友達のいない私は
一人なのだと思った


誰もいない
遠い街で
私は喫茶店でエッチな小説を読んでいた
誰かが 私のことを待ってい ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
翳り草野春心511/8/7 9:17
あまね11*11/8/7 8:21
灯台花キリン311/8/7 7:51
儚い夢朧月111/8/7 6:53
こりない彼女に梅昆布茶311/8/7 6:18
まさたか011/8/7 4:42
011/8/7 4:30
隔たり青井とり111/8/7 4:02
『あめもよう』木製金属111/8/7 1:25
ルーシーとワールズエンドまでの旅植田心也011/8/7 1:15
忘れた日の詩番田 011/8/7 1:09
饗宴の朝yamada...111/8/7 0:37
おわった6011/8/7 0:32
世界同時株安吉岡ペペロ011/8/7 0:12
周年salco2*11/8/6 23:47
寄り縋る片蔭(八)信天翁211/8/6 23:32
みんなの童話 『ぴりりとるるる』 だい1わTAT311/8/6 23:12
隣に立つ異世界の住人へ / 夏はやっぱり不思議話beebee20*11/8/6 23:09
猫の死骸吉岡ペペロ111/8/6 22:56
彗星三条麗菜3*11/8/6 22:49
紡錘011/8/6 22:29
現金な笑顔yuugao2*11/8/6 22:25
六十六年まえの今日吉岡ペペロ311/8/6 22:13
幸せと裏腹にペポパンプ3*11/8/6 20:34
りり1*11/8/6 20:34
ドワーフペポパンプ3*11/8/6 20:33
フェスティバル3*11/8/6 20:33
幽霊に花束を北大路京介18*11/8/6 19:48
夏至行きのバスたもつ211/8/6 18:37
淡い唇の幻番田 211/8/6 18:23

Home 戻る 最新へ 次へ
2941 2942 2943 2944 2945 2946 2947 2948 2949 2950 2951 2952 2953 2954 2955 2956 2957 2958 2959 2960 2961 2962 2963 2964 2965 2966 2967 2968 2969 2970 2971 2972 2973 2974 2975 2976 2977 2978 2979 2980 2981 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.77sec.