光の中を 言葉の中を
誰が駆けて行くものか・・・
この世はとうに滅びてしまったのだ
あの日 あの月 幻の中で
誰もが傍観者をしている夜
俺の魂が光って唸ったとて 人は ....
いちばんだめでも
しぬだけさ
わらっていってたのに
あのとき
わらってあげれば
よかった
フォッフォッフォッフォッ
ワタシはデマゴギー星人だ
地球の子供たちに誤った情報を与え
混乱しているうちに
この星を征服してしまうのだ
フォッフォッフォッフォッ
子供たちよ
よく聞くがいい ....
灯台の
岬で
風が吹いたら
きみは
揺れる
髪も
すそも
きれいにつれて
きみは揺れる
それは
取るに足らない一瞬だけど
きみにまつわる
ささいなすべて ....
風と雨にまくしたてられ
ふらふらと歩く
傘なんて意味がなく
ずぶぬれで道をいく
けれど心は濡れまいよ
けれど心は濡れまいよ
根はしっかりと地を這っているはずだ
水か影かわからぬものが
器の底を囲んでいる
円の一部を
喰んでいる
またいつか会おう
会うより速い別れを
くりかえし
くりかえし
見えると見えないのはざ ....
この言葉自体すでに存在論的自己矛盾を孕んで
われわれの人生観を覆しかねない深遠な哲学的命題ではあるのだが
美しい国のパクリだと思わないでほしい
親父に品格などいらないしもともと無いし…
....
そんなに簡単に
悲しむなんて
駄目だよ
ぼくが許さない
レモネードがはじける
モリッシーが嗤う
あまりに
ぶきような
きょうの日 ....
母さんぼくは
きょう会えなくなった理由を電話で聞いた
景色の一点を見つめるようにしてそれを聞いた
大好きやけど、ずっと一緒にはおられへんやろ、会いたくないのわかるやろ、
ひらが ....
ファッションを買いに来たのではない
笑いを買いに来たのだ
一週間も笑わないと
一日の神経の隅々まで偏屈になる
笑いを売る店が
このデパートの奥まったところにある
電話売りはしないから
....
ゲリラ豪雨
突如として大量に降る雨を
奇襲を行う
ゲリラにたとえている
曇り空とともに雷鳴
合戦の予感に
鬼瓦は
武者震いに震える
Re:またまたともちゃんおひさです。?
一回あっただけでともちゃんがまじめでかわいい人だってわかった。?
大酒のみで阿呆鳥な僕にはもったいないってね!?
ちなみに今の彼女はなっちゃん。
....
Please think about you.
風俗は、浮気か。
女性に聞くと、
と言っても、水商売の女にしか聞けないけれど、
たいてい、
浮気のほうがましで、
風俗なんて、気持ちが悪いだけだ、
と言う。
理屈ではない、
....
血管まみれのアパートに愛は血はあるのかい
囁けば、
コンクリが軋む
.
今日は蝉の死骸を三個みっけた
昨日は四個
おとついはニ個
夏が終わるよ、
蝉がなく
羽をむ ....
しぃつがしろいな
しょうどくとがぁぜのにおいがするな
なにかにつながれているな
なにかのきぐがこきゅうしてるな
つめたいがあたたかい
まどがあいたな
かぜがふいてるな
はながさいてる ....
私に見えるのは青い空です
むかしむかしのお話で真っ白な山神の鹿が
かわそうな猟師に撃たれて死ぬ時に
倒れながら片目で仰いだその空です
そうしてさいごには
真っ白な鹿も猟師も病気の娘も
帰っ ....
むかしこのあたりに
デパートがあったのだ
といっても
しんじてもらえない
はるかむかしの
しんぶんのかたすみに
にぎやかなバーゲンの
こうこくがあったことなど
....
手の甲に蚊がいる。
あぁ、
こいつは私の血を吸って生きるんだ。
でも
残念なことに、見つかっちゃったし。
こんな血が美味しいのかな。。。
殺しちゃうのは可哀想なのかな。
....
{画像=110824232540.jpg}
人に優しいから自分に優しくなれる / 逆もまた真なりだ
一生懸命生きて来て楽なことばかりじゃない
辛い時にしっかりと支えてくれるもの / ....
泣いてもいいよ
怒ってもいいよ
あなたは
あなたでいいよ
きっとそう言える
なのに
どうして自分にだけは
今のままじゃだめ
泣かない
怒らない
そう思ってしまうんだろう ....
私は涙の 億万長者
たくさん男が 寄ってくるわ
だけど 私が 決めた 男は
八百屋で働く お兄さん
私は恋する 億万長者
普通の男は 興味ないわ
だから 私が 決めた 男は
....
真夜中のきみの痛み
どんな言葉も選べないから
表情だけを送り
そして
きみの表情を受け止める
時間差と記号
最小限の情報のなかに
くのう、なきがお
そして、きみの
ありがとうを理 ....
楽器を
演奏している人がいました
うたを
うたっている人がいました
月が綺麗でした
星も綺麗でした
カラダが揺れて
汗が光って
月も
星も
光っていたので
がんばるこ ....
ここではいろんなくにの
どうぶつがほりょになっている
せんそうはおわったのに
まだはじまってもいないのに
ここにくると
いつもせんそうをおもいだす
いつくにへかえれ ....
炭酸飲料飲んだら
ノドから泡が出た
ハーモニクス響き
16ビートを刻む
長髪で挑発する。
苦しめ!と言い聞かせ
演奏する。
手が痛い。足が痛い。
笑っていたい、
喜んでいたい ....
風船膨らませ
二人で運んで
終点でわる。
そんな事して
遊んだ。
人魚に足が生え
楽しいひと時
泡になる前に
キスをしよう。
メルヘンの世界
現実の世界
違いなんてない。 ....
ホップステップ
ワルツ、タンゴ
激しく優雅に
抱いてやる
ポカポカ
箱を叩いている。
ギロで
ジャカジャカ
この人は
守ってやろう
そんな事思って
踊っている。
午前中 遠くから響くから
苦にはならない掘削機の音
午後になって 近くで聞くから
苦になる草刈機のうなり
距離をおくのは いいもんだ
なにごとも・・・・・
昼めしまえ ....
あるだけのものはみな
さしだしてしまった
のこるのは吸殻と
わずかな
声
2920 2921 2922 2923 2924 2925 2926 2927 2928 2929 2930 2931 2932 2933 2934 2935 2936 2937 2938 2939 2940 2941 2942 2943 2944 2945 2946 2947 2948 2949 2950 2951 2952 2953 2954 2955 2956 2957 2958 2959 2960
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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