着信気づかなかった

今 地下鉄

今日 外は金木犀の匂いがしてる


ぼくよりも

孤独を決意したたましいから

メールがきた

金木犀ははまだ

埃っぽくなった葉のま ....
夏の陽射しの中

曲がりくねった道を
君と一緒に歩いていると
丘一面に黄色い向日葵

僕はスケッチブックとクレヨンを取り出し
道の傍らに座り込んで
丘一面の黄色い向日葵をスケッチブック ....
ロージー
なあ
いらないよな
しあわせなんて
いらないよな

ロージー
金なんて
いらないよな

ロージー
なあ
季節なんて
いらないよな

いらないよな

ロー ....
不細工な親父にも人並みに四季は巡る

ただ親父には微妙な四季の移ろいを感じ分けるだけの感性がない
知性もないあるのは水虫と借金ぐらいだ
夏はあじ〜
冬はさぶっ

しか言わない

語彙 ....
太陽が頭上から燦々と分身を振りまいています
黒い影はいつもと変わらず仏頂面のままでいます


風が急ぎ足でぼくの脇を駆け抜けています
撫でられた頬は感触を喜んでいます


雨が ....
         

そうですねと 軽く合槌を打ちながら
何を話していたのだろうか

まだ余熱はあるのだが
その方に出会ったのは偶然なのかも知れない
私の心は少し疲れていて
絵便りの中 ....
いたるところで
青い火が燃えている
人を探しにきたのに
こんな悪所に迷いこんで
やっぱり座敷を
出なければよかった
険しい山道を足さぐりで進み
骨の橋を渡って
廃寺を通り過ぎる
火は ....
  するどく、狂おしく


 燃えるものはなんでも燃やせ
 沈むものはなんでも沈めろ
 飛び立つものはどこでも飛び立て
 足があるならひたすら走れ
 腕があるなら意地でも掴め
 頭があ ....
  できうるかぎり、ゆるやかに


矛盾を打毀すには
ひたすら主観的になれ、ひたすら主観的になれ
すべて我をもってして行動に及べ
どうせ雨にうたれてしまうのなら
そのまま海で泳いでくるが ....
  徹頭徹尾、疾走して


しかし敵は言葉そのものにちがいなかった
いちばん近くにありすぎて
誰も言葉が脳みそのジュースを
ストローでおいしく啜っているとは
思いもしなかったのだ
それ ....
扇風機は空を飛ぶ
   ちょっと角度を変えてあげれば

扇風機は空を飛ぶ
   ちょっと力を強くすれば

扇風機は空を飛ぶ
   ちょっと羽を大きくすれば

扇風機は空を飛ぶ
   ....
額の血 殺人 模式 洗礼 受戒

金具 シリンダー 希毒 

安楽死 椅子の楽器 聾唖

差別 手話 鳥類 亜型

偏移曲線 光 符丁 

連鍵符 漂白

更地
17の夏、あの子と
ブラブラ、ブラブラしてた

大学受験も考えなきゃならんしさ
そろそろ、真面目になんないと
ああ、わかってるよ、わかってる

何もかもに集中できず
机に向かえば脱力し ....
ジーンズをはいたあの人を一目見たくて
地下鉄の階段をのぼって、まぶしい光に触れた

淡いブルーのコースターに
カラコロと氷をかき回す
ストローが映って
はっとするほど
あの人は、きれいだ ....
帰宅して電燈を点けた途端に揺れ
ちょと焦った
テレビを点けると震度3と出
8月31日までも揺らすとは
しつこいのは嫌いだ

ようけ揺れた夏だった
円高も史上初75円台に突っ込んだが
印 ....
あさがおが
まださいている

ひるになっても
ひがくれても

よどおし
さいている

あさになると
しぼむ
疾駆する車の前を
白磁の蝶がひるがえる
蝶は
そそり立つ眉を持つ

白く焼けた小石から小石を
羽黒とんぼが渡る
ゆらゆら揺れる
かすかな悲鳴

夏の熱が山脈をかすませる
盛り上が ....
烏龍ハイのグラスに

きみの影が映る

悲しいことがあったのかな?

僕はデリカシーのある男だから

直接的には聞いたりしないよ

コースターに

ひとこと

「今日のパン ....
あれは

あの頃の月だろうか


路線減少の煽りか
飛び乗ったのは
各駅停車で
遅くなってしまった事と
帰ってからの雑務処理が
シャツに張り付いて消えず
べっとりと重い

大 ....
人の上に人はいない
とか言っても

上司もいれば
先生もいるし
先輩もいれば
会長だっているね

肩書きをひきはがしたら
同じなんだろうけど

くるくるくるまってると
上とか下 ....
真っ白く巨大な雲に
薄くて淡いグレーの雲が
今にも食い千切られようとしていた。

止まっていることと
動いていることが
まるでわからなくなる。

ぼやけた真実が
確かな真実になったり ....
 人に歓びを
 捧げたいと思う
 思わぬ悪意で
 出来ている
 このからだ
 皮膚の下で
 水滴に
 よく似ている
 骨が歌う
 ハッピー・バースデイ
 止まぬ時に
 生まれ ....
少女が一人、殺された

男達に犯された後で

少女が一人、殺された

街の人達はみんな黙って見ていた

少女が一人、殺された

その様を僕も黙って見ていた


少女は悲しみす ....
こうしてまた
私は還ってきた
別の混沌から
元の混沌へ

この世はただ混沌が
現象するだけの場所
あの世ではすべてが絶対的に
整理されている

  (おそらくそこに、)
  (天 ....
うっすらとした
指紋が残る
小さな
背徳ばかりで出来た
フォンダンの中から
青銅のさかなが跳ね上がる

冷気の中で始まってしまった
運動会
知らないプログラムを
延々と放送して
 ....
  硬いひざにきみの
  頭をのせて
  ひとつ、



  ふたつ、
  みっつ、
  よっつ、
  いつつ、
  歳をとるように静かに
  きみはまどろんでしまう
 ....
おもてに出ると
つるつるの夕暮れ
雨が降っていると
おもいこんでいたのに
九月に
花咲くものもあるのだ
ぐんとのびる空と雲と
肌さわる大気

苦しみのさなかにもある
はたとした気づきの殴打
群青の宙の下
張りつめる呼気

言ってしまうと
軽々しく浮 ....
…見ていたものはいつも成功だった
いつだってそう
僕は金だけを手に求めていた気がする
思い描いた物語の中で
僕は決して臆病だったわけではない
人間のことがいつも嫌いだった
通りではいつも子 ....
自転車で
スローダウンして
見上げた初秋の青空に
アオスジアゲハ
自然にまかせて舞おうとする
あなたのようだと思う

今朝気がついた秋は
褐色の落ち葉
乾いて道端に身を寄せ合って ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
9月の決意吉岡ペペロ411/9/8 12:16
黄色の想い出……とある蛙9*11/9/8 11:29
ロージーはるな511/9/8 11:19
親父の四季梅昆布茶211/9/8 10:59
暮れていく日々寒雪011/9/8 10:24
偶然花キリン0*11/9/8 7:24
悪所春日線香111/9/8 5:09
言葉をめぐる熱狂 第三楽章佐々木青1*11/9/8 5:03
言葉をめぐる熱狂 第二楽章1*11/9/8 4:09
言葉をめぐる熱狂 第一楽章1*11/9/8 4:01
扇風機は空を飛ぶ御飯できた代7*11/9/8 3:47
台形高濱011/9/8 1:43
17の夏、あの子とうめバア7*11/9/8 0:01
地下鉄の1*11/9/7 23:43
グラグラな夏salco15+*11/9/7 23:40
アサガオの労働基準法小川 葉111/9/7 22:40
オイタル3*11/9/7 22:18
空飛ぶオランダ人花形新次3*11/9/7 22:07
月にねなぎ211/9/7 21:14
肩書き朧月111/9/7 20:16
止め処なく、取り留めなくyuugao2*11/9/7 20:15
一滴古代 透5*11/9/7 19:49
全ての罪yamada...111/9/7 19:31
混沌岡部淳太郎3+11/9/7 18:38
擦れてゆく雲に託す塩崎みあき7*11/9/7 18:24
膝枕[group]草野春心511/9/7 17:49
おもてはるな211/9/7 17:42
九月シホ.N211/9/7 17:20
ロック・ユー番田 111/9/7 17:10
アオスジアゲハへの手紙たちばなまこ...17*11/9/7 16:49

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