きみが
見送りつづけたあのバスを
撮ることなんて
出来なかったけど

きみが
待ちつづけた
あのバス停とベンチとを
ぼくは撮ったよ

現像なんかしないけど
捨てたりもしな ....
かれは眠るために
夜のシャワアルウムに横になる

指と指のあいだでほそい煙になった
あの、現代的なルックのガアルを想い

ユウモラスをたっぷりふくむ
気だるい音楽のなかで

吊るした ....
パレード

この坂道を上れば 君が住む街が見えるよ
ポケットにチケット二枚 大事に握り締めて
たまたまもらったんだって そんな言い訳を
準備して誘ったんだ 喜んでくれるかな

待ち合わせ ....
{画像=111004164229.jpg}

いつもの道で
ある日気づいた紅い花
昨日もあったのだろうか
燃えさかる炎の様に
必死の形相で咲く紅い花
葉のない茎の上で
ひと塊の想 ....
さいごの蝉が

真夏のふりをして鳴いていた

この坂は高校のときあがっていた

風が吹いていて

UFOみたいな雲がどきどきした


ぜんぶはぐれ雲だ

ぜんぶひとつの空だ
 ....
昼夜繰り返される試み
この街が雨で埋め尽くされる頃
呼吸を許されたとき
空っぽの胃
歌う

泣きたい、と
ひっそりのたうつ
こんなにも女(の子)だったかと
雨粒に色を閉じ込める作業
 ....
青空には
嘘だってとけている

綺麗だとおもったのなら/君が
手を伸ばせばいい

逃げたいのなら
真一文字に切り開け
この空を
真ん中を

こぼれた光りに
僕も吸い込まれよう
 ....
高校生の頃(かなり昔)

FMから流れてきた(エアチェックしていた)

軽妙な音楽(イントロでやられた)

ルー・リードの歌声(好きな歌声)

メロディを崩していない(笑)

セプ ....
仰向けの俺のテントを
見下ろしているのは誰だ
右足で踏みつけられながら
「朝から元気いいじゃないのさ、この豚野郎!」
詰られるほど
突き出る俺のテント

愛のかたちが壊れていると嘆かれた ....
全部全部ネットの上にあるなんて思うのは大間違いだ
本当に伝えたいことはこんな画面の中にはないのだ
夕暮れの空の色がグラディエーションで変わっていく美しさを
言葉で表現することはどだい無理なのだ
 ....
何の前ぶれもなく
一ヶ月間もの眠りについた
眠っていた間
・・・記憶がない
まさかと思い
すぐには信じられない
目前の人をいぶかしげに見たが
こちらに向ける
彼の視線はまっすぐだ

 ....
微風葬送曲足り得ずに幻想行進曲
自分の葬式に欠席した男の
椅子の列!   

村を降り来る人によく似た
体を覆う一対、
微笑んでいる

誰も僕の私室に入るな!
家具の下請人 ....
金の入日に 繻子の黒 
金波 頭上に おわします 
思えばオーロラ 光のループ

金の入日に 銀の水輪 ゆれる人蔭 金輪奈落の水際の 
あのかた あちらに いらっしゃる

昼間 ....
私から言葉は生まれない

私は言葉を話す人を見ている

彼らから言葉は生まれていない

言葉は多分溢れているが、一人あるいはクジラが

膝を折り、飲み込んだ 一声に いっせいのせでね
 ....
 
なんだか今日は空が暗い
重い瞼に押しだされて 夜におちる
無意識に傷つける白いゆめのなかへではなく
心地よくまとわりつく寂寥とともに
やさしいねむりはいつもそばにある

しずかな裏切 ....
体に穴が空いてしまったんだ
胸のここんとこに
大きな穴が空いてしまったんだ

この穴にぴったりと合う部品を探して
取っかえ引っかえ試してみるけど
なぜだかどれも しっくり来ないんだ

 ....
ばらして
組み立て
ばらして
組み換え

そして

再度
ばらして
組み上げる

目の前の現象を
確認する事を
怠っていた所為で
何時の間にか
人気は消えていた

ネ ....
残ったのは
氷の溶けたグラス
半分空いたボトル

そのグラスのふちあたり
ボトルの空洞のあたり
過ぎたもののかたちは

残ったのは
口づけ
残ったのは
あなた以外のすべて
 ....
今年さいごの蝉が叫んでいた

地球さいごの涙が溢れていた

時計はもう戻ることはないのだ

だから哀しみ導いてゆこうか

せせらぎに小石の色

真っ白い月に青い影

海にささや ....
街が正常の仮面を被るなら
僕は異常の素顔をさらす

君は異常な僕に守られ
正常な君は病む



言葉とは誠に
都合のいいもので

みてくれだけでは
脳内までは探れない

何 ....
強すぎた蛍光灯に、何度も頷くような夜。
加減をしらない前の自分を見た。
はちきれそうなことは
案外、頑丈にできているものだと知る。

例えば、膨らむものがあれば
縮むものがあったり。
慌 ....
苦しい時を耐え忍べ
さすれば道が開ける。
苦しみなさい
苦しみなさい。
人の倍苦しみなさい。
そうすれば幸福は汝の物。

頑張れ、頑張れ。
耐え忍べ
笑顔でいましょう
人生楽しみま ....
テステステス
ユーフラテス
私の苦しみを
君は知らない

周りの人が
助けてくれる
正気と狂気を
さ迷い歩く

自分が悪くないと
答えが出る。
全ては良い方向に向かっている
 ....
飲まず食わずで
明日の金も持たず
もてない。

希望も夢もない。
楽しみも友達も
いなかった。

絶望の中
希望の光が見えた
それは親類だった。
女と女の親戚と三人で喫茶に入った

そのときの女のやわらかな目とちからのぬけた肩や背中を

今日はなんども思い浮かべてしまう


あのときぼくは女の血族だったのだ

女もそう感じてい ....
今夜はこんなにしょぼくれて
ナニもかも涸れ果てて
もうどんなことをしても
ビンビンには
なりそうもないから

「そんなポコチンは最低よね」って
いつか誰かに話す気だろう?
「あんなポコ ....
今夜月は小鳥の詰まった冷蔵庫で
君は蟹のはさみの間で夢見られた砂の花
だから僕は君にバンジャマン・ペレの詩のような
曲がりくねった定規に満ちた美しいキスをする
「絶望」という名の燃え上がるバー ....
木漏れ日に手を当てれば
あなたの顔が浮かんで消えた

手の隙間からこぼれ落ちた光は
あなたの気配を感じさせる

眩しくて目を細めれば
あなたの香りがした・・・


夢で逢おうか
 ....
蝉の鳴き声が止んで
鬼ごっこしていた子供達が
みんな消えてしまった
木陰の小さな窪みには風が休んでいて
小さなため息を一つついている

じっと息を潜めていると
いつの間にか違う世界に
 ....
孤独のうちに
倦怠があらわれる

寝た子を起こすように
揺さぶられるあちこちの
色の白い悲しみが
溶けだしては染み入る
墨色だろうとか
下水だろうとか
ついぞそんな色の悲しみを
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
お片づけ千波 一也4*11/9/24 16:30
独立時計師の寝台の上の煙のピロオトオク甲斐マイク1*11/9/24 15:21
パレードitukam...011/9/24 15:09
彼岸花wako211/9/24 14:46
ひるまの星吉岡ペペロ611/9/24 13:05
試みたちばなまこ...1111/9/24 11:27
どこまでも一緒に朧月111/9/24 9:59
クルト・ヴァイルを探してみようかな小川麻由美1*11/9/24 7:37
朝立ちの歌[group]花形新次011/9/24 6:42
時間旅行uminek...13*11/9/24 5:28
生きる術小川麻由美3*11/9/24 5:16
時報高濱011/9/24 2:47
オーロラに包まれてるるりら15*11/9/24 2:06
nia011/9/24 1:16
星のおとずれ四帰111/9/24 0:55
結城 希511/9/24 0:53
回し廻されねなぎ211/9/24 0:47
残ったものははるな311/9/24 0:39
さいごの涙吉岡ペペロ211/9/24 0:36
異常か正常か森の猫10*11/9/23 23:22
浮き沈みの証にyuugao1*11/9/23 23:20
人一倍苦しみなさいペポパンプ2*11/9/23 22:44
てすてす4*11/9/23 22:44
The bottom of my life1*11/9/23 22:44
血族吉岡ペペロ111/9/23 22:40
ポコチン[group]花形新次1*11/9/23 22:35
無題ぎよ311/9/23 21:16
光の気配菜穂011/9/23 20:35
鬼ごっこ花キリン511/9/23 20:27
夜更け長押 新0*11/9/23 19:30

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