夕方すぎのロマンティク

真空の一歩手前
わたしの首を絞める君の手のぬくもり
脳が酸素を欲して叫んでいる
それは苦痛ではない
意識がはがれそうになって
君の温度がしのび込む

夕闇の ....
終わることが救いなのか
終わらないことが救いなのか
誰にもそれはわからない

仕事から帰ってきて
疲れた身体を横たえていると
秋の夕べの静けさに
ほっと気分が晴れる
このまま終わってほ ....
海鳴りを背に

せめて
我が腕だけでも
遠ざけようとするように

防風林の枝はみな
左右の均衡を著しく
乱されて

ことしも
冬を受け流すため
寡黙に
されど着実に
葉 ....
私が作った料理を
食べる人がいる

私が洗濯をした物を
着る人が居る

私の手で作り出した何かが
誰かの役に立つ事もあるんだなと

次々に口へ運ばれる料理を見ながら
ふと そう思っ ....
貴様らの創造が決着しない
馬鹿げた可能性の空間では不可能だ
君たちが求めている貴殿の幽閉は
伝家の放蕩の 朝ましい略奪の中にある
貴殿の 相したいは 大意の仲で 不可能だ
明日はまだ 火の水 ....
動機のないことが肝心でした
ことばを失わなければ意味がない
そんなふうに思っていました、つよく
それで、いまも

いまも手をのばしている
両手で頬を、挟み、包み、掬いとりたいと、考えていま ....
僕の知らないバショで 変わってく世界
それは 何も不思議なことじゃないし
悪いことでもないの

ただ よそみしてた自分に
腹が立つだけ

おもい 思われ 恋 焦がれ
急降下する 光 ....
 


たくさんころがるむくろの上で

かみなり纏った神さまが

されこうべをや手にかがみ

やすでをつかまえ眼窩におとす


きれいなつめの指先で

つまんで百足をポトリ ....
こだまを打つ
ぼくが会いにゆく ああ なんて 脆弱な
わだかまりを 寒さ
、完膚なきまでに晒して
ぶら下がり、歩きながら
手繰り寄せはしない
響きあうその理由
「ちは  ....
 


からすは東の向こうまで

月のねぐらに帰ります

朝が来るのをそこで待ち

一番鶏に起こされる

あるときからすはうっかりと

月の運行 忘れてて

起きたら西ま ....
 

月のクレータは烏の巣

キラキラいっぱい宝物

小瓶の蓋に割れたコイン

めがねのかけら、金魚の目


月のクレータは烏の巣

キラキラいっぱい宝物

真珠のビーズ ....
わたしはひとり
わたしはおもう
大切なものは何かと

こころのなかは
からっぽ

だれもちかづかないで

わたしがひとり
りかいはいらない

この涙の意味を知る必要はない
あ ....
やぶれたワンピース

片方穴のあいたくつした

お父さんは結婚指輪をしない


ぼくも遠い宇宙では
なにかとつながっていて
ひとりぽっちじゃなかったろうよ
それがどうだい
いまや ....
僕に見えていた全て
だけど 見ていたはずの夢は消えかけていた

多くのものを手に掴みたい
そう思えた あの頃の僕自体が若かった

時は流れていく
そこにとどまることなく
人の死なん ....
これからもずっと好きです。
好きなだけです。それ以上は望みません、わたしを見ないでください、
わたしに構わないでください、嫌いです。あなたのこと、嫌いです。

これからもずっと好きです。
で ....
まだまだか
まだだめか
助けてと言うのは
まだだめか

もういいか
もういいかい
助けてのたの字くらい
もういいか

もういいかい
まあだだよ

もういいかい
まあだだ ....
 文化資本の相続という話があって、子供の学力は親の収入や文化程度に関係があると聞いた。ファミコンとそれにまつわる児童文化は、決して文化程度からいって高いとはいえないが、幼少時にその程度のものしか与えら .... わかっていると思っていた
何も言わなくても
長い間 一緒にいたから

あなたはわたしのこと
わたしはあなたのこと
わかっていると思っていた

わかりたかっただけだった
わかって欲しか ....
私に微笑みかける
その表情から一転
黙々と詩集を読みふけるその引き締まった表情の中には
私には計り知れないほどの色々が渦巻いている

そこにあるのは
一人の今までの人生全て
あるいは一つ ....
古里の十年は
丸い石ころみたいに
旅にいざなわれた

山陰に五年もいたら
霧の病に取り付かれ
九州にもどったら
嘘のようにピンクの肌

ロマンスの七年を置き去りに
意気揚々と広 ....
赤い時間を舐めつくして
気がつけば愚鈍な夜だ
静脈に蓄積した日常が
腐った果汁飲料の様な
速度で管を滑りだす


時間差的な滑落の連続
連鎖
ひっくり返 ....
追いつけないからあきらめました
次の電車でも
同じとこ行くんだものね

償えないからあきらめました
あなたも私も
過ちだらけのヒトだものね

漂ってるみたいに流されて
自分も省みず
 ....
笑顔で毎日を過ごせば
良い事がある。
それを信じて
努力する。

くじけたって
いいじゃないか
負けたって
いいじゃないか

生きていればいい
息をするだけでいい。
食べるだけ ....
線路は続く
どこまでも
人生は続く
どこまでも

ワインを飲んで
考え事をして
明日のことを考える。
資料を集め
話す事を決める。

楽しいな
愉快だな
毎日が違う
イエス ....
上から目線の人が
教育の成果で
直ったってさ
良かったね。

俺は嫌な思いしたから
嫌いだけどね
支配に関しては
敏感なんだ

パワハラも大嫌い!
お陰で上司と大喧嘩
おまんま ....
熱の少ない太陽が顔を照らし
濃い色をした海が
波の音もせずにサヨリの群れを映す
バケツに汲んだ海に
人差指を入れて吸いあげて
塩の味を確かめるのが好きだった
いつもより濃い人差指が
 ....
ずっと思っていた
ひとはいつから大人になるか

靴のサイズが24cmになって
Mサイズの服が着れるようになって
高いところから世界を見た

あの日見つけた蝶の行く先は
どこだったん ....
  ゆうがたという言葉が
  雨をよけて
  まもなく
  やってくるので
  部屋の掃除をしています
雨が降る
静かに そして激しく

ココロを揺らす雨音は
憂鬱なため息に似て

降り注ぐ雨は
私の涙を隠してくれた

我儘に生きていく事が
人を傷つけるのなら
自分が傷ついて
血 ....
天井にケータイを投げ付けたら
ぶつかるすんでのところで
天井に小さな穴があいちゃって
ケータイすいこまれちゃって

起こった事の理解が出来ず
とりあえず検索しようにも
ケータイすいこ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ユウガタ瀬崎 虎彦011/10/25 19:43
_渡辺亘311/10/25 19:27
防風林千波 一也2*11/10/25 18:46
菜穂4*11/10/25 16:56
栄美、 徒労に、 -(A B 根取ろうニモ -)狩心011/10/25 15:11
HOPE丘野 こ鳩5*11/10/25 11:28
Reincarnation李伍 翔0*11/10/25 7:46
笑う髑髏の声聞けばmortal...011/10/25 4:10
照れ柿アラガイs3*11/10/25 4:10
寝坊烏mortal...111/10/25 4:07
月の烏111/10/25 4:06
手遅れAKiHiC...111/10/25 1:47
ツーピースかなりや111/10/25 1:41
ハート番田 211/10/25 1:02
ずっと好きですブロッコリー...5*11/10/25 0:10
シホ.N311/10/24 23:42
へー、恐ろしいもんすなぁ6111/10/24 23:23
心のきょり凪 ちひろ011/10/24 23:14
詩集水瀬游011/10/24 22:53
困っても遅いのだが木原東子8*11/10/24 22:25
レネゲイドホロウ・シカ...2*11/10/24 21:40
いのこり朧月111/10/24 21:19
笑って!ペポパンプ6*11/10/24 20:32
声を高らかに!1*11/10/24 20:32
嫌な奴1*11/10/24 20:32
サヨリ美人長押 新3*11/10/24 20:29
アヤメ111/10/24 19:47
ゆうがた草野春心7*11/10/24 16:15
雨音菜穂1*11/10/24 16:12
穴空き天井倶楽部Seia311/10/24 15:27

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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