「グンジョウイロ?」

オカッパ頭をわずかに傾げ
ほころんだ口元に抜けた前歯をのぞかせる
この子の頭の中には
空の色と水の色しかない
細い指に力を入れて
そらいろの空を塗りつぶす
みず ....
決意は
百円の紙ガムテープから
むかしの恋人に手渡された
曇りの夕方から

はじまる
助手席で息をひそめる狩人は
巻き戻せるようではいけない
くちびるは閉じる
それだけでは
時 ....
弱い僕は常にぼくらで

大きな流れの中でしか生きられない

光り輝く大河の中で

知ってる顔は知らない顔ばかり

文字と一緒に流れていく

時間は時代を消費する

熱気と称した ....
息子たちがまるで舞台にでも上がるような感じで寝室に消えた

オレは面白いことを一言でも言って息子たちを送り出そうとする

気配くらいしか感じられない返事をしずけさのなかに幻視する


偉 ....
私は受胎したままの病
この、病を温めてやれるだけの優しさが私にはない
私にあるのは、病を怖がらせる言葉ばかり
私が病となってこの都市を覆う光景が
もう間近まで迫っている
私は一つの病の比喩と ....
影の中の優しい私の中に住む野に咲く花の香りをかぐために一匹のハチドリがその体を停止させて私はそれを見るために何度も私の中に潜り込まないといけない。ここは、私の庭園。正午には陽が指し、夜には月が輝く温室 ....  雪が吹き荒れている日には、暖炉に物語をくべる。私たちの家には魔女がたくさん住んでいる。寒さの凍えた手に、温かい息を吹きかけるたびに、手のひらから舞い上がる白い魔女達。それが部屋の中に消えていく。
 ....
なぜ
こんなにも
気持ちいいんだろう

悲しさと無信の無属刺繍
だからと言ったものの
基本宇宙ビーシスト
声が邪魔になると言うものの
8月17日に生まれた。
『7月4日に生まれて』
 ....
露の命の彼のこと
託すきみたちもう切るよ

誰にも見返られないで
青い瞳を輝かせ
強い心で今年も咲いた

こうして根っこを抜くとても
冬至がきては冬も過ぎ

春一番につんつんと
 ....
ありがとう
でも もう要りません

こんな結果になってしまって
とても残念です
あなたは私たちを幸せにするために
働いてくれた

実際私たちは不幸ではなかった
暖かく満たされ
痛み ....
彼/彼女は、それが健康でそこにあるANDを作りますあなた; それを除外します? あなた/彼/彼女はたいへんこのように完全なelleIlIlをそこで持つことができます、そして、//その/それは1をカーブ .... 雨が急に降り出し
ピアノ弾きがやってきた
ミドリイロのマントと
カラシイロのヤマタカボウでやってきた

そこらじゅうのいきものは
ハミングしている
硬いものや柔らかいものは
嬉しそうに ....
僕の右手はいつも深爪で
それはバイトの関係上しようがない事で
いつもクッキーの缶の口に貼られた
シールを剥がすのに苦労したり
痒いところに手を伸ばしても
いまいち、こう、快感がなく
ついつ ....
ペダルを踏んでどこまでもゆこう
時間の感覚はなくなり
どこにいるかもわからなくなり
やがて夕暮れ

遠くを眺めれば
レモン色のフリスビーがたくさん飛んでいる

まわりを見渡せば
皆ど ....
1980年代の午後は
こんなに明るくなかった気がする

僕は、歯磨きが嫌いな子供で
今は、命がかかるまでは歯医者に行かないと決めた大人
ルールや倫理が
どんなにえらくっても
大人の中 ....
何故に君は
空を見る?
孤高を気取って
窓辺に立つ?

何故に君は
逃避する?
逃げ道さえなく
迷ってる?

何故に君は
うたを書く?
生産性なき
駄文つらねる?

 ....
チョコレートみたいに
わかりやすくとけられればいいのに
甘く優しく

少し苦笑いしながらも
あなたは拒みはしないだろう
手で折られても
欠片までもが惜しそうに救われて

嫌われないの ....
薔薇の耳をもつ女は砂浜で白い夢を見る。彼女には鏡の中に見失われた星が寄り添っている。彼女が呼吸をする度僕の瑪瑙の眼の中を一陣の風が吹き抜ける。燐光を放つ青春の残滓は大地に星座を描く。僕は振子時計が向日 ....       作詞 {ルビ梶百戸=かじもど}{ルビ猿娑=サルサ}
      作曲 尾長懸垂
      歌  内蒙古{ルビ斑三=はんぞう}とカピバラセブン


 寂聴歌

現実、男はブス ....
銭やって揉んじゃった
銭やって揉んじゃった
銭やって揉んじゃった
いまはもう傷だらけ

あの子の初めて買ったレコードは
あの子の初めて買ったレコードは
あの子の初めて買ったレコードは ....
いまは、両親の甘い海のなかで、ゆるやかに生きて、息をしている気がする。  
 
レモン
その向こうに夕日
そして
落ちていく坂道
 
海老の死体たちは
天ぷらになってしまった
昨晩、わたしが
指を怪我している間に
 
バスが停まる
駄菓子を買いに ....
草むしりをした。
みんな葉だけを取るので
根が太くなっている
抜くのが大変だ

親指の先に力をいれ
引っこ抜く
指先が痛い
後の人が苦労する。

草むしりは苦手だ
何時間も座って ....
初恋は中学の時だった。
ラブレターをもらい
マフラーをもらい
チョコをもらった

俺は何も上げなかった。
犬の散歩に来ても
出ていかず
もらった蝶のビーズも落とした。

唯一残った ....
コーヒーはモカがいい
酸っぱいキリマンジェロは苦手だ。
最後にすったタバコは
ラークマイルドだった。

牛乳を入れて
胃が荒れるのを防ぐ
私はドリップして
大量に飲む

トイレにも ....
  しんしんと
  雪のように眠っている
  君の
  シャツの
  胸のあたりに光がにじみ



  そこだけが
  かわいた月面になる
  白、
  黄、
  水色 ....
最愛の司書は

ある日いなくなり

こわれにくいおもちゃの列車に

かれ一人がすわっている


ところで

かれは9月の犬の

裸体の靴音が聞こえないほど ....
今夜の雨は
いつもより遠い
気がしたのです

たぶん
わたしが降って
いたのでしょう

だれにも
干渉されまいと
狭いわたしが
いたのでしょう

他人はそれを
ときどき ....
 


燃やせ 燃やせ

落ち葉の焚火をどんどん燃やせ


秋の木枯らし 凍えぬように

落ち葉の焚火をどんどん燃やせ


冬の迫った山裾の

赤い褐色 乾いた落ち葉
 ....
 


地獄の門から聞こえて来るよ
地獄の門から聞こえて来るよ

時を喰む音 病魔の寝息

望みを絶たれてなお消えぬ

虚ろな骸を引きずる足音


地獄の門から消えて来るよ
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
wako211/10/28 14:57
瓦礫の上から伊月りさ511/10/28 14:55
失われた世代空中分解1*11/10/28 13:51
舞台吉岡ペペロ211/10/28 12:36
治療所群島ballad411/10/28 11:25
嵐が丘のバラード211/10/28 11:16
雪が丘111/10/28 10:56
穴が開いた皮膜、 生命体のようなもの、狩心1+*11/10/28 10:46
露草によせて木原東子7*11/10/28 10:39
ありがとう。でも、相差 遠波3*11/10/28 9:26
22回自動翻訳にかけたあとの禁止事項(抜粋)Mlle.S211/10/28 5:11
雨降りピアノ弾き灰泥軽茶3*11/10/28 1:24
眼球を刳り貫き放り投げるバイトかいぶつ511/10/28 1:10
ペダルの重さ軽さ灰泥軽茶211/10/28 0:57
nai-tari make-tari竜門勇気311/10/27 23:18
何故にシホ.N311/10/27 23:09
チョコレート志願朧月211/10/27 23:01
無題ぎよ211/10/27 22:37
演歌のニーズを探るsalco6*11/10/27 22:27
銭やって揉んじゃったはだいろ211/10/27 21:49
homeはなもとあお7*11/10/27 21:32
レモンたもつ211/10/27 20:05
草むしりをするペポパンプ2*11/10/27 19:18
初恋6*11/10/27 19:18
コーヒー2*11/10/27 19:18
胸に月[group]草野春心6*11/10/27 18:11
詩的・ヴァカンス甲斐マイク1*11/10/27 17:50
合縁奇縁千波 一也4*11/10/27 16:49
焚火mortal...111/10/27 16:48
イン ザ ラプソディー rondo scherzo111/10/27 16:45

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