日出づる国
太陽が昇るよ だけどその瞬間を僕らはそんなに見ない
当たり前に照らされて 当たり前に生きている
異国からこんにちは 隣の国から来たんだって
それだけで この国ではヒーロ ....
ふわりと落ちてくる手紙を
僕は右手で受け取りました
引き出しをもう10年開けてない
その手紙を入れました
中身を見ずに入れました
合体の大和真性童貞とリンダの焼香
画一化された片鱗シーツに少女は月経し
香しき赤飯ファンタスティボ
野薔薇を咲き乱す魔王の恐悦な春の笛を燃やせ
ケルンシンパシー
寄 ....
迷路をつたう
右手を失って
西とも東ともつかない大地に叫んでいた
{ルビ空=から}の籾殻のような稚拙を
拾いあげた掌がみえる
その指先は
十の母だ
やわらかいわたしをつついて
わたしは ....
もう最後だから,
イベントはちゃんとやろう
もう最後だから,
綺麗な写真残しといてやろう
もう最後だから,
ちょっとだけ優しくなろう
またね,とか
来年は,とか
薄皮一枚分 ....
必要とされない自分の無力さに
幾度泣きあかしたことだろう
与えてもらうばかりで
何も与えられない自分は
生きる意味すらないんじゃないかと
苛まれる日々も多かった
いつか誰かにとって ....
息子の誕生日に結核で死亡した母方の祖父を無許可で解剖
し短編動画にし「きめぇww」と旧デカルト兼カント道場に貼り
やがった戦後東大界の重鎮某佐々木医師の妻を原爆オナニーズ
にホンダのステ ....
在るものを
ぼくたちは見つめるだけ
手に抱くこと
そばにいる人を
まもりたいと願うこと
忘れてゆくこと
いつも
名づけるこ ....
死にたいな、
群青
産まれてから今まで
食べたバナナの数を計算すると
予想より多くて
思っていたより少ないから
どんな気持ちになってよいのか戸惑う
親父はすっかりまだらボケ
時々俺を誰 ....
息子たちは
ついに私が身につけられなかったものを
すでに有している
すこし心配しつつ
それを頼もしくも
それを羨ましくも
息子たちを
ゴルフ帰りの渋滞のなかで ....
生きることがヘタクソ
言い訳がヘタクソ
小学生でも もちょっと
うまく言えると思うで
歩くことがヘタクソ
よけることがヘタクソ
そんなにヨタヨタしてたら
おじいちゃんも抜かすで
....
以前は君と一緒に…
と思っていた夢…
君と見て…
君として…
君と一緒に…
と思っていた…
夢のつづきは…
今はどこかに…
行ってしまった
君は今…
大切な彼と…
君の夢 ....
糞のような詩に ポイントが入っている
大して参考にもならないシステムだ
オリコンにも似て無意味だと思った
少しばかり 新鮮に感じるイメージに 人はこぞって賛同するらしい
あんたには 参考に ....
僕は異物だから
君の悲しみの中で
溶けてあげられない
僕は異物だから
君の喜びの中で
泡立ってあげられない
僕は異物だけど
とても脆いから
もたれた君の肩を支え切れない
....
雨の日に、彼女は・・・
蛙道を通って帰っていく
街々の灯は遠く
自分の歩みだけが灯火だった
学校での辛いことが忘れられず 彼女は
Walkmanの音量を最大まで上げる
....
言葉は「普遍/(変容)」に生き続ける
闇から削り採られたひかりに僕は生かされる
デフォルメされるいのちそして言葉の装飾画
公園には風ひとり
(忘却)肉体の未来への「透明/ ....
兄貴が欲しかった
5つくらい離れている
いつも あたしを気にかけてくれて
「 こらっ ダメだぞ」
っとか 叱ってくれて
「ほら やれば出来るじゃないか」
とか 笑って
あ ....
なんでそんな言い方すんねん
そんな人がいる
何食べたらそうなんねん腹ん中みたろかな
そんな人がいる
かわいそうやな
そんな人がいる
あんたが虫やったら間違いなく殺してるで
そやけどヒ ....
世界地図に
架空の国を書き足して
架空の通貨を流通させて
架空の片道切符で
架空の街に住む
架空の友人に逢いに行く
架空の列車から
架空の鉄橋の ....
風景は音楽のようにながれる
車窓を光のトンネルが通過して
次の小さな駅に停車する
僕の頭の中には今も何もないな
心の揉め事は置いてきてしまったそんな午後
発車の合図が ....
私バカラで
バカラ賭博で
一晩で数億円負けたとしても
大会社の御曹司だもの
へっちゃらだったの
今日まで
秋、紙吹雪舞う
アメリカ西海岸の街に
恐怖の大王が降り立ったように
私は訴え ....
君が記憶の裏庭で
水浴びを楽しんでいる間
僕の記憶の天井は雨漏りで
傘の中、数えきれない雨粒を
指折り数えている
頭の中にはいくつかの泥濘が作られ
天使が次々と身を投げる
それを手 ....
誰かが 楽しそうに歌を 歌っていて
か と
に あ 歌というものは 届
聞かせるために 誰 聞 い
あ か か て
あるか ....
彼女はひとつ年上の少女
まだ早い雪に消えていった
追いかけるのを躊躇う僕はひとつ年下の老夫
もう遅い蝉時雨の中に佇んだままだ
睫毛が燃える
目の前で煌々と
美しい光景だ
眼球の溶ける痛みと引き換えに
美しい光景だ
あなたが手渡してくれたガムは
小さな幸せ
そんな幸せを見つめて
生きていたい
今朝
息子を起こすと
たんぽぽの詩を書いている夢を見ていたのだと言う
息子はつめたい目をして宙をにらんでいる
どんな詩だったのかは思い出せないのか
それとも説明するのがめ ....
ジミー・ジャズや
ロンドン・コーリング
新型キャデラック
ガンズ・オブ・ブリクストン
ロンゲム・ボヨ
....
要領のよさを教えられ
知覚過敏なのと教えてくれる。
歯の磨き過ぎさと笑って答える。
植物を教える。
時間配分を教えてくれる。
細かい所も注意され、
理屈も教えてくれる。
そんなおばち ....
音楽は毎日聞いている
音楽は心の友
音楽は生きがい
音楽は癒し
音楽は活力
音楽は元気
音楽は空気
音楽はノリ
音楽は言葉のオアシス
音楽は応援歌
音楽は英語の先生
音楽 ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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