朝の町は
赤く輝いている
透明な蝶が群を成して
燐粉を煌めかせ舞い飛ぶ
駅へと続くなだらかな坂道
冬空に灰色の息を吐き
自販機でコーヒーを買う人
....
窓の外で雪が舞っている
窓ガラスについた雪の結晶は
やがて溶けて
雫となって流れ落ちる
涙のように
こんな雪の日だった
あなたとふたり雪の中を歩いたね
吐く息も白く
....
ログインしていません
愛のクロニクル
僕たちの幻想記号はI
無常をつかさどる伯楽はきょうも酔っ払っているし
ぼくの心も穴だらけだ
もう希望の歌はうたえないのだろうか
....
酒 灯油・ガス販売店
ヤマハ (有)ヒシヌマオートセンター
西方まさふみ 後援会事務所
矯正歯科・一般歯科 なかたに歯科医院 43・1818 ↑
居酒屋ようこ
JA新あぶ ....
無理矢理作ったハゲあたま
先の尖った両指で
ペン立て挟んでもってみて
返事をするとき難しく
考えることだけ大事
おにぎり埋めといたから、場所に
待ってて10年後の入力
青空が
ぴかぴかぁ
光っている
曇っても
びしょ濡れになって
恐怖が
降りそそいでいる
Atomic sunshine
見て見ぬふり
しない 君は 見えない
素粒子の中で
....
今日も見た。
太陽は明るくって雲は白。
秋田犬はおばかで柴犬お利口。
貴方は大人で私は子ども。
今は夜で明日は朝。
君は歌う
恋をしたと歌う
恋は罠そして穴
青春の瓦斯が立ち込める部屋で
起こる小さな火花
乱雑な部屋に引火して
ちいさな私は燃え上がる
なにもかもが恋に焦がれていく
恋の炎がい ....
今日、天は私に
新たなる日々の舞台を与えた
「12月から服部君がうちに来ます」
会議で所長は皆に、言った
「これからの現場をつくる1人になりたいです」
密かな決意で、あいさ ....
嫁さんのお腹がふくらんだ頃に
富山に嫁いだ姉から
大きなダンボールに詰めこんだ
育児セットが届いた
やがて赤ちゃんが生まれてからの日々を
哺乳瓶や抱っこひもが
育児に追われ ....
生まれたばかりの娘が
心臓を手術して
暗闇に頭を抱える父がいる
夫と別れた後
アパート暮らしで
幼い息子達を必死で育てる母がいる
人はそれぞれ何気ない顔で
日々を過 ....
今日もあの子がからかわれていて
わたしはそれを見つめていました
わたしは傍観者でした。
わたしは今日も傍観者でした。
今日も河原にごみがすてられていて
わたしはそれを見て家に ....
廿年も前の日曜日
夜勤明けの伯母ちゃんと
スーパーマリオの?をしてた午後 ....
片方で
歩けないけど
片方しかなかったら
それで歩くのでしょう
再生するのは心で
何度でも生きてる限り
それを希望というのでしょう
あるものと
ないものは
同じもの
見 ....
こくびをかしげる
こいぬのこころ
を
かんがえる
このこたちのこころ
は
ここそこあそこ
どこ
に
ある
こんなにもちいさい
いきもののいのち
は
はやくはやくはやくはやく
....
人が一生のうちに
話す言葉には
きっと限りがあるのだから
出来ることなら
好きな言葉だけを話したい
あなたに届けたい
愛
そう、愛
愛、愛、愛
愛、愛、愛・・・・・・
(心 ....
暑いなぁと 思った
ユニフォームの下には
長袖シャツ
腕用の 日除け手袋は
繊維が 絡み付いて
痒く なるから
ユニフォームは
市職員と同じ
ジオサイト限定なので
何だか ....
誰かが言ってた
ハッピーエンドな映画しか見たくないって
私は言ったよ
幸せな恋愛映画はつまらないって
終わりが良いのは己の恐れ
1+1を10億にして
明日を昨日 ....
「春夏秋冬」 菜穂&ペポパンプ作
(春) ペポパンプさん
雪どけの水が冷たく
花が咲き始める
まだ風は強く
一面黄色になる。
(夏) 菜穂
咲き誇る花々は
焼きつく日 ....
ぼくの電卓は、
太陽電池ではないのだけれど、
計算式を入れると、
しばらく考えて、
いっしょうけんめい考えて、
ときどき、
ほんのときどき、
計算を間違える。
でも、そんなとき ....
わたしに出来る
精いっぱいは
信じること、
です
だれの目にも
やさしく映るだろうほほ笑みを
信じること、
です
かなしい言葉は
もう、たくさんと
言い捨てる言葉は ....
1
Yの祖父は最初Yの男親であった
強く頑固で笑わず坊主頭の大男
金色に光る錦江湾と
七色の完璧な稜線を持つ桜島を
並んで眺めた
たった一冊の絵本を読んでくれた
少しでも間違って読む ....
停滞した健康的な単一の団地の典礼は薄弱な電子の季節に破れた通学路の出入口の散光の挙動不審者の個展みたいな暴動を細部まで追悼する。青いガリガリ君は全速力で電球に溶け明日伊藤誠を殺傷する計画を夢想する少年 ....
もう止めるな始まるな
ノートに出た警察官 尿を取るこれくたぁぁ
出るな近寄るな方面を切り落とすな ゆっくりとボールからゴールを引き離す 守りを
深き空間は 始まりの中の積に 負を見意改める のだ ....
小便をする
壁紙の黒い点をみつめる
じっと張りついたのは(3?)にもみたない小虫
紙で捻りつぶして小便とながす
垂直と視線は戻された
朝から留守番をしていた
これも人生である 。
....
それは彼らの所有物ではなかった
頭では納得できないが
気持ちでは納得できた
誰のせいだとか言うよりも
この国をどうしてゆくのか
そこが問題なのだろう
謝ると嘘になる ....
だから好きになる
だからたしかめ合う
だから生きている
冬と夏の気温差は20度もある
人間だったら
体温だったら冬眠か死レベルだ
だから厚着をする
だ ....
僕が一人の詩人だとして
全ての嘲笑を受けたとして
そして最後にはひどいやり方で惨殺されたとして
それが一体何だろう?
僕の詩のあり方は変わらないのだ
・・・そして、例え僕 ....
たいして欲のない親父にも幸せ願望はかろうじてあったのですー
ある日親父は彼女には大好きな彼氏がいる事を悟りました
恋愛に悟りなんて必要ねえしと
思われるかもしれませんが
仏陀の ....
針葉樹が生い茂る
森の奥深く
みづうみがあった
風もなく
濃緑(こみどり)をたたえた湖面は
鏡
同時に
境界
線
そこに映る景色は
さかさま
あたかも
そこに
もうひとつ ....
2811 2812 2813 2814 2815 2816 2817 2818 2819 2820 2821 2822 2823 2824 2825 2826 2827 2828 2829 2830 2831 2832 2833 2834 2835 2836 2837 2838 2839 2840 2841 2842 2843 2844 2845 2846 2847 2848 2849 2850 2851
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
9.14sec.