土日に休むというのと、
平日に、
有給休暇を取って休むというのは、
やっぱり、
ぜんぜん違って、
平日の休みは、ほんとうに、
楽しい。
ひとが働いているときに、
自由に遊べるということ ....
心が痛かっただろう

どれほど痛かっただろうか

どうかその痛みが

いつの日か

拭い去られますように

どうかその痛みが


ああ どうか
あきらかなひとりを
あきらかなひとりにひもといて
明るすぎる街
誰もいない街


雨の爪
左目から背
骨から骨
痛みの無い痛みの外の
奮え 奮え


脊髄の海 ....
お昼に家に帰ると
小さな声で
ただいまを言った

黒いスカートの
ペタペタの
遠くで
おかえりの声する
廊下は冷たく
長く
知らない絵のある
知らない声の
おかえりは
うらの ....
神は遍在する

天使は余りの数の多さに堕ちるほどだ

精霊は全てのものに宿る

しかし

私は一人

この世に生を受け

肉体を持ち活動する者は

私だ

 ....
私は非力
微生物は生きる理由を知っていて
どうぶつたちも
かれらを食べる理由を知っている

私は非力
微生物のように
他人のために生きることもできねば
どうぶつたちのように
つながり ....

薔薇の棘に
誘われて秘密のところへ
行くのだ

死は疎ましいが
痛みはとくとくと滲む
何故だろう、胸もとどろく

恋も仕組みも知らない
しかし脳は準備していた
麻薬と混同と効 ....
がんばるがんばるってなにをがんばるんやろ

男に猛アタックでもしてるんやろか


うん、たぶんそやな

それいがい

あいつががんばるようなことなんて

なあんにもないはずやもん ....
銀杏が好きな女の子

黄色が好きな女の子

女の子

女の子

銀杏が好きな女の子

黄色が好きな女の子


銀杏並木は懐かしい

銀杏並木はさらさら

銀杏並木は清 ....
いつになったら
今が過去になるのか

何ヶ月、何年
いつまでも今のまま進まないんだ

あなたの今と私の今が
重ならない
それが寂しい

あなたの今と誰かの今が
重なる
それが羨 ....
言葉は
わたしに降りてこない

わたしを選んで
降りたりしない

だから
わたしは
降りしきる

言葉がわたしを拒んでも
言葉がわたしを拭っても

一途な
まよいに
 ....
こっちだよ あっちだよ そっちだよ

くるくるもみじがおちていく

てのひらうえに

ちいさなてのひら

あかちゃけた くろちゃけた きちゃけた

かれはがゆくみちうめていく

 ....
砂丘の砂を詰めた小瓶を
土産に貰った
投げ捨てたコートを着込み
土曜に帰ろうと思った

空き缶に庭の土を詰めて
小さな海が生まれた
カエルが小石の消波堤をよじ登って
地平線にさよならを ....
男のあらゆるポケットに
忘れ物を入れておきました
夏の
塩辛い
木漏れ日の
青と
星臭い
銀粉と
羽根の生えた
さくらんぼの風景を


ひとつずつ
乾かないように
驚い ....
   冬の咲きます
   冬の大きな道標
   葉の吹かれます
   風の鳴る園へ
   宇宙人の焚き火
   しみじみと三角座り
   目を閉じて 温もるので ....
パイプで分断されて
その路には行きと帰りが作られた
そう思うのは僕が人だからか

老人がぐるぐる回っている
足 足 足 足 足 足

彼女は崖に足をかけて
割れた路の真ん中にたって
 ....
いい天気でのどかだなぁと
公園で甘じょっぱい惣菜パンを食べていると

いたずらな風が吹いてどこからか
おもちゃのゴルフボールが
抜け殻の魂のように
放っておいてもそのうち消えてしまいそうな ....
音は階段
踏むと来る
爪は鍵盤
押すと鳴る
恋は単純
引くと乗る
月は明快
飛ぶと着く
道は難解
沿うと逸る
遠くの空に沈む夕日に照らされて
街を囲む山々は黒いマントをひるがえし
夜の闇を呼び寄せている
マントの波打つ上を
いくつもの小さな鉄塔が
わいわい
ぴょんぴょん跳ねて
夕暮れの美しい波を ....
あなたのひと肌に触れて
撥ねる

私はきっと今 雨のような顔をしているでしょう

笑うのは難しい
誰が側にいても
部屋の明かりを灯す一瞬で
自分がどんな人間なのか分かってしまう

 ....
水溜まりを見て
虹を嫌いになったあの子
没個性

消えた噂 いじけて
効き目の無くなった睡眠薬
落下点

を探してる僕らは

夜の街 点線を辿って
大通りを歩く

すれ違 ....
左だけ、はいた靴下の
もう片方は
ひざの上に乗せている
今 泣いてはいない


冬が立ち止まったまま
なにか、みつけて、いいかけて、やめて、
悲しげなまなざしを隠すよう ....
死んでしまいたい
何回思った事か
侮辱を受け
絶望を抱く

生物は生きることが
宿命だとわかった。
生きる事を諦めてはいけない
自分で死んではいけない。

人間必要だから生きている ....
天国はすぐそこにある。
慌てるな!
平安はすぐそこにある。
少し待て!

不甲斐ない人生を
憐れみて
消えてしまった夢の数だけ
天国で実現できる。

美しい自然
美味しい食べ物
 ....
何を信じて
何を信じないか
一度だけの人生
悔いのない様に

自分ならではの人生
自分にしかできない事
自分を信じて生きてゆく
最後に決めるのは自分だ

夢を諦める事は誰にでもでき ....
悲しくない
誰かの子供が死んでも
無垢な命が 奪われても

悲しくない
正義がなくても
押しつけがましい 物差しがなくても

悲しくない
君が泣いても
乾いた泥にまみれた頬を しょ ....
神秘のヴェールを失った
月は一個の衛星
人類にとって偉大な一歩は
月を地面に引きずり下ろした
足跡をつけられ 征服ずみの旗を立てられ
凌辱されたかつての女神は
いまでは早い者勝ち
勝手に ....
里におりて
息を吸ったひとの
肌はかなしい
湖の色に似て
過ぎぬ霧
のように

  ◆

いつもと同じ
列をつくり
くらべていた
  魚の
まなざしを含めて

  ◆
 ....
考えてみれば
日曜日なんて
ふしぎな日だ

どうして
みんなで休むように
決めてしまった一日が
一週間のうち
たった一度だけ
訪れるのだろう

日曜日は
始まったときから
終 ....
いいお天気の春
耳の中には明るい青空しか聞こえない
天使たちが散歩している
こんな日は
ルーブルへ行きたい
レンブランドと決闘しなきゃ
そう思いながら、ぼくはコンクリートの天井にかかってい ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
厄落としの女はだいろ511/12/16 21:31
行き先に果てに文字綴り屋 ...011/12/16 20:55
夜をまたいで木立 悟511/12/16 19:52
夏の遠さ塩崎みあき7*11/12/16 19:16
蒲生万寿1*11/12/16 19:12
非力マフラーマン2*11/12/16 18:55
脳内の場所木原東子14+*11/12/16 18:50
がんばる吉岡ペペロ2+11/12/16 18:20
並木道3+11/12/16 16:37
_るい011/12/16 15:13
千波 一也5*11/12/16 14:33
ふゆのもり灰泥軽茶4*11/12/16 14:04
帰路かぐ211/12/16 8:52
ポケットの忘れ物マーブル6*11/12/16 4:45
星座ヨルノテガム311/12/16 3:17
境い目すまめ011/12/16 2:42
おもちゃのゴルフボール灰泥軽茶8*11/12/16 2:23
音階Akari ...1*11/12/16 2:01
山の展望台から灰泥軽茶111/12/16 1:59
rainy faceAkari ...1*11/12/16 1:15
不協和音/ウィープするこういった111/12/16 1:04
かたっぽ______...3*11/12/16 0:52
死にたいペポパンプ5*11/12/15 23:48
天国はそこに4*11/12/15 23:47
信じるもの2*11/12/15 23:47
フクロウまーつん5*11/12/15 23:29
月の味方は詩人だけただのみきや12*11/12/15 22:33
寒いアロワナの星根岸 薫3+*11/12/15 22:11
日曜日はだいろ611/12/15 21:44
三原色のバランス アレクサンダー・カルダー 視点1m.qyi311/12/15 21:43

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