月明かりの無いよるだっていいさ

どうせ宇宙は暗黒

ササクレだった心だっていいさ

時間がやわらげてくれるし

君の名前はあの星の名前だ

プレアデス星団


流れる宇宙風 ....
雪さえも
贈り物に思えた頃
受け入れることが自然だった
いつからか逆らいできた傷を
かばって不自然になった
雪は真下に降らないで
舞うときもあるのに
ただ我が身を試す道具に思えて
人は ....
午後 太陽は大きく西に傾いている
もう暫くすれば 彼は美しい茜色の雲に纏われて地平線の下に沈んで行くだろう
でも今綺麗なのは 彼に照らされている東の澄んだ青空と白い雲 陽を暖かげに照り返しているビ ....
もう一度
はじめるやなんて
平気な顔してあんた今更
さしずめ
出鱈目やったんやね
あんたの
マニフェストとかいう代もん

嘘ひとつつかないなんて
選挙に出て行ったくせに
現実は甘く ....
目覚めた部屋には時間の止まる気配が漂っている

それはきっと昨晩灰皿に詰め込んだ悲しみの匂いだろう

振り払う風を入れる

嵐がくれば

あらゆる心を絡めとり果てへと消してくれそうだけ ....
もういいよ
うそをつくんだ
からだも
なかみも
わたしにうそをついて
でかけていく
あきらめきっても
しがみつくんだ
疲れた
クリスマス・イヴでおもいだすのは
てんちゃん

むかしの彼女
会ったことないけど
クリスマス・イヴに
死んだってゆうから
自殺で

去年
好きだったバンドのボーカルが
死ん ....
火がつかねえな 湿ってるのかな

こすれねえな 噛み合ってねえな

あったまんねえな 明るくなんねえな

このまま凍えるのかな


火がつかねえな 湿ってるのかな

こすれね ....
枯れ葉が落ちて
空に向かって木々の枝が
生命の脈絡を
とくとくと
打ちながら伸びている

空はとても澄んでいて
いつもより遠く遠くから
眺めている気分だ

裸の枝は
墨汁画のよう ....
一歩近づくと
きみは眠ったまま
本の中

そんなに星ばかりみてたら
雪みたいに溶けちゃうよ、と
さみしい私がささやく

冬のカーテンにくるまって
目を閉じたきみ

プレゼント ....
せかいのぜんぶ
せかいのぜんぶ
たのしいこと、なきそうなこと
つめたいこと、あたたかいこと
せかいのぜんぶ
せかいのぜんぶ
いたいこと、あまいこと
よわいこと、つよいこと
せかいのぜん ....
繋がらない
伝わらない
孤独を感じる
こころは子供

賭けている
書いている
綴ることに
ついやす力

伝播する電波
妄想の様相
あしたの頭はどこ行くか

スルーされて ....
おはよう まぶたの裏に夜を抱えたまま 世界は杳々として洋々
     君の触角の素晴らしい正確性 輪郭は嬉々として暉々

     宇宙がもうすぐ目を閉じるから 今度は君が目を開ける番だ
   ....
思い出はお金では買えない
そんなの嘘だね
君と異国での思い出が欲しかった僕は
うどんをすすりながら
旅番組を見て羨んでいるこの夜に

愛情はお金では示されない
そんなの嘘だね
言葉だけ ....
宝石箱の蓋を開けると白いブラウスの少女が踊っていた
チャイコフスキーの弦楽セレナーデの調べに乗って
白皙の額がダイヤモンドの光に照らされ 華奢な手首が瑠璃玉の色に染まっている

近く ....
それでもかまわない
わたしはここまで
いきてきたよ

きみがみている景色
冷たい潮風
ふたりであるいた
春は遠く、しずか
だれもしらない

それでもかまわない
きみがねむる場所
 ....
くちびるがむらさきでかわいい
ねむそうだし
あくらつなところも
よくかんがえると
かわいい

ちゅうとはんぱにちてきで
たいしたどっかいりょくがないところも
かわいい
ぼくが残したものは決断の残骸か

それともそれはしばらく輝くものなのか


決断出来ない大人たちが増えている

そう一行書いて自分もそうなのかと考えている

オリオン座

なにを ....
  あなたの腿に
  手を置く



  その
  柔らかさの奥に
  生きていることの
  鋭いさびしさがひしめいていて



  ぼくの心に
  さっと
  一 ....
半身を傾けて右足の声を聞きながら
私は君が勧める歌を口ずさむよ

壁は乾いた笑いをむけ
白に囲まれた暖色の夜を待ち
私の青色が足りなくなれば
風をなでる横顔を
塗りつけておくように
人 ....
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第一章 夢に見る夢の覚め方 / 目覚める夢


目覚める夢を見たことありますか?

ふぅっと首を上げて気が付くと
目を開ければ車窓の外 ....
人に好かれ
また会ってくれと言われ
人に嫌われる
着信拒否をされる

人には春風の如く
己には秋風の如し
話しを聞き
常に疑問形

広く浅い関係が
始まった
まったりした
関 ....
All we get to tell you is truth.
I want to meet you again.
Long ago we separate.
Both quit smokin ....
光の獣に
つまずき転ぶ
今日は左目の翳りの日


遠のく灰を
見つめていた
舌に降る雪の
水紋を聴いた


呼ぶ声はひとつ
呼ぶ声は六つ
冬かこむ冬
崩れか ....
縛られ続けたSMクラブの一室
これで調教も終わりかなと呟いて
あなたに尻を打たれながら
痛いかなと思ったら
起っていた

天井から吊された男やさかい
ノーマルではもう満足できん
天井か ....
濃い灰色の空の下
強風に煽られ 
たわんだカラスが
回り込んでは弧を描く

強大な力に拮抗するように
おのれの性に従って
宙を舞う
灰色よりも濃い
一点の闇
誰もが自分の人生を持っていると思い込んでいる

私もそうだった

だが、戦わないものに個性がないように

この人生で傷つかず安穏と暮らしている者には

何一つやってこないのだ

 ....
蛇行した道を

ただ車に乗って眺めているようで

反芻する言葉は

上着に突っ込んだ両手の震えを

幾分も楽にしてくれない

街は雪で白くかすみ

遠くに見えるビルの頂は

 ....
船はゆく

船はゆく

港にさよなら

船はゆく

こんな歌が歌い継がれていた

人はゆく

人はゆく

何にさよなら

人はゆく


青がきつい冬の空

メ ....
そんなに急いで
降らなくたって
隠したいものなんか
ないよ

ほんとに?
ほんとに?

雪はふる
急いで
急いで

斜めになった
私の目には
昨日があらわれていた
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
無明梅昆布茶1011/12/24 8:27
雪のベール朧月211/12/24 8:06
愛についてたにい611/12/24 7:28
八ツ場ダムやねん[group]花形新次1*11/12/24 7:03
雨の色の町へと出かけるあなた神無月千代011/12/24 2:29
はるな311/12/24 1:59
イブ711/12/24 1:23
マッチ売りの少女(ダイナマイトの少女)猫道611/12/24 1:03
冬の輪郭灰泥軽茶8*11/12/24 0:40
クリスマスmizuno...511/12/24 0:27
せかいのぜんぶKとN3*11/12/24 0:19
あしたシホ.N411/12/24 0:08
ソフィスティケイテッド津久井駒彦311/12/24 0:01
プライスレス折口也111/12/23 23:46
再会たにい3*11/12/23 23:45
坂道311/12/23 23:23
くちびるがむらさき6411/12/23 22:59
大人たちの哀歌吉岡ペペロ511/12/23 22:45
草野春心9*11/12/23 22:09
やわらかなこえ佐藤章子511/12/23 22:06
お伽話 / 夢のまた夢beebee17*11/12/23 21:43
年だなペポパンプ4*11/12/23 21:25
All we get to2*11/12/23 21:05
蒼と冠木立 悟511/12/23 20:58
天井から吊された男[group]花形新次3*11/12/23 20:06
ダークヒーローただのみきや4*11/12/23 19:13
  真実の魂yamada...011/12/23 18:43
白い時間は闇の中で空中分解111/12/23 16:40
メリークリスマス吉岡ペペロ511/12/23 16:35
隠す雪朧月411/12/23 15:57

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