{ルビ宙=そら}に向かって 翳した{ルビ掌=て}
ちっちゃな指の隙間から
見える夜空
月と星 天上を照らす
蒼白く磨ぎ澄まされた星々は
夜の静間に息づいて
光年の{ルビ刻=とき}を数え ....
私の中で何かが歪む私の中で何かが歪む私の中で何かが歪む
こおってしまえ
こおってしまえ
こおってしまえ
こおってしまえ
アイス!
私は愛すアイス
アイス愛すアイス愛すアイス愛 ....
そういえば、
今日は、エルヴィスプレスリーの誕生日である。
そうゆうめでたい日に、
ぼくは、彼女と、
彼女の両親と、
ぼくの両親とで、
結納を行った。
結納なんて、
ぜんぜんわから ....
僕の背後にはいつも
ひとつの透明なカメラが浮いている
カメラを意識すると
この胸の奥で燃え始める
小さい太陽
日々目の前に現れる一人ひとりと
私がともに織り成す
全 ....
もうダメかもしれません
最近 夢見が悪くて
脅迫されて起こされる毎日なのです
朝から頭がガンガンして
ロキソニンと頓服のリボトリールを2錠飲むのですが
この不安と焦燥はいつまでも消える気配が ....
テーブルにのっていた
紙きれを払いのけ
かわりに君は小石をのせた
それから僕たちは
慎重に言葉をえらび
他愛ない話をし
ベッドのうえで抱きあ ....
トンビが輪を描いた
僕はそこに
メッセージを探す
空っぽの空に残された 足跡に
寂しいけど 寂しくない
不思議な気分だ
君の温もりを求めなくても
すでに世界の腕が
僕を抱きかかえて ....
朝早く目が醒めて
一日始めるアサガオさん
朝食はパンにたっぷりマーマレード
コーヒーすすって
洗濯でもしようかな
みんながもそもそ起きるころ
洗濯機回すアサガオさん
昨日のパ ....
水を喉につまらせる、かくにんする、つまっていると、合図される、おとこがきこえる、そのおとは号音のよう、ぷっしゅおんぷっしゅおんと、けされるあかりのスイッチのきこえる、君は水をつまらせて、かくにんす ....
ダンス ダンス ダンス
君の手を取り、腰を支えて
Dance Dance Dance
足がもつれても、靴が脱げても
だんす だんす だんす
君が瞳をそらす日も、喜びの涙に ....
君がいいのに
君じゃないとだめなのに
君はこっちを向いてはくれないね
諦めるなんて無理
君になんて言われたって
好きでいるからね
ずっとずっと
君がこ ....
神様の瞳はいつも焦点が合っていないから
私の願いはいつも寄る辺のない空に消える
神様はただ広がり
神様はただ圧倒し
私は神様の何たるかを知らず
また知るもんかと強がっている
しかし、もし
....
何もない深い海に
沈みたいときがある
そんな気持ちが
突然わたしから出入りする
たとえば地下鉄の窓からや ....
1番楽しいとき
それは、始まる前にあれやこれやと想像を巡らしているとき
そうだよ
この鼓動
始まる前のドキドキワクワク
まだ忘れてなかった
失ってなかった
僕の中に確かに息づ ....
すっかり足腰が弱くなった昨今
でかいバイクで宇宙へ旅立ちたいと思う
つれない彼女なんて要らないさ
打算の女は沢山だし
抱く気にもなれない
カートコバーンみたいにい ....
あの筒に
吹き矢入れたら
飛んでくんやろか
布団から這い出して
動いたらどないや
もうずいぶん眠りこけてるけど、
おしりカビはえるで
頭もわるなるで
そやけど
暖かいねん
このまま死ぬまで
冬でええから
布 ....
小さい魚
佃煮にあう
地元ではイカナゴという
解禁になったとき
町には
このイカナゴを炊く匂いであふれる
僕は走って学校から帰った。
隠し切れない 性欲が
いつしか股間に 表れた
あなたに知られる その前に
画面を消して いいですか
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お気に入りは 麻美ゆま
膨れ上がり 爆発寸前 ビア樽の向こうで ....
詩人とは言葉を奏でる楽器にすぎない
笛が風の息に共鳴し
琴が大地の震えに共振するように 
詩の女神様が詩人の体を使って
自ずから発した言葉が詩だ
女神様は様々な手段でメッセージ ....
まるこめみそが母で手前味噌が親父
かにみそがいとこで僕は八丁味噌で野菜炒めをつくる
朝の日差しのなかでふうわりと世界は味噌に征服されてゆく
味噌らーめんが好きだ
夏絵さんの ....
そしてかなしみがやってくる。
前触れもなく突然に。
雨のように。
突然の雨のように。
前触れもなくやってくる。
かなしみは僕の街を濡らしてしまう。
アスファルトを黒く染める。 ....
赤の他人が
赤の他人を
殺したとて
私に何の関わりがあろう
真っ赤な他人が
真っ赤な他人を
惨殺したとて
なにを非難するいわれがあろう
戦争のなかにも慰安があり
平和のなかに ....
全部手遅れだった
修復できるもんじゃなかった
鏡に映る男の顔は
何も届かない現実に
ただ、肩を落とした
絶望という闇の世界を
ただ、感じていた
夢ばかり見て
日々を疎かにして
....
新年
まわりゆく月日
新しいといえるか
迷いゆく道
死の年
まがまがしい月日
もはや過去だ
通いゆく血
あの夏は遠く今
見えるのは
白い冬の日
あんなに嫌悪した脱 ....
ほかに意中のひとがいる
と聞かされた時に
おれの足は地面に
10cmばかりめり込んだ
だから それから
おれはひたすら
しがないシガーを口に咥えて
ただただ青い空を見ている
あ ....
春の気だるい午後僕を眠りに誘おうと暖かく吹いてくる おかげで大学の入学式の記憶は全くない
夏の暑い日家の前の露地に打ち水をすればたちどころに駆けつけ気温を下げるお手伝い
ある秋の日の昼下が ....
ぼくがいないところに
ぼくがいて
くらいところでもだんだんと
めがなれてきて
みえてくる
フラストレーション
フラストレーション
フラストレーションでしょ
まるのなか
うつる ....
悲しいと眠くなる
悲しいと起きてる
それが美しい世界
それが愛しい世界
ひとのために生き
大好きなふたりは
なみだぽろぽろり
ひとのために祈り
大好 ....
僕らは散々なひどい時代を生きてる
それは既にガチだし
....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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