僕が
動物達と
鳥達とを
天秤に掛けているだなんて
嘘だ
実際は
どちらからも仲間はずれ
お前には前脚がない
お前には嘴がないって
僕の歌は超音波
だ ....
これって詩かな。。
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愛しいあいつ
お掃除中
ひとのために
お掃除中
昨日は母さん
お話し中
今夜しかない
お掃除中
ぴっかぴかすっすと
さささっさくしゃくしゃ
....
さびしいのに
さびしいふりすんな
さびしいのに
さびしいとか言うな
思い出
メルヘン
傷つき
通りすぎ
さびしいのに
さびしいふりすんな
....
倦怠は ぬるい酸のように
この肌を 柔らかく溶かしていく
このバスタブから 立ち上がれば
街の風が 洗うだろう
むき出しにされた 俺の白いあばら骨を
カルシウムで出来た 籠の網目の隙間か ....
ことばにならないものが
渦を巻いている
それはある期待なのか
失望なのか
わからない
明滅する影と光が時間のように ....
苦労を買って出ろ
好き好んで
苦労する事ない
人は年を取る
ギャップを感じた
あの日の朝に
身障者は嘘をつく
虹色の花
良いアドバイスが欲しい。
綺麗な心で居たい。
恋は盲 ....
それは
私の内側を
蝕んで
赤黒い
蕾を
つけるため
脈打つ
心臓に
まとわりついて
不安と
恐怖の
花を咲かすため
頭蓋骨の
隙間から
中に入って
....
川で河童と出会った
溺れているところを助けてやると
河童は猛烈に怒りだした
どうやら河童はクロールの練習をしていたらしい
河童のくせに生意気だ
その町は無口なので
バナナという言葉がひとつ
朝の庭で凍りついている
曇った窓の向こうでは
魚一匹棲んでいない
汚い川に沿って伸びる土手を
雪をかぶった ....
籐椅子に体を沈めて
女が自分の手首を切っている
カッターナイフで
夢心地な眼で
なにか、神聖な
儀式の準備をするように
女が自分の手首を切っている
....
この緑色の液体を飲みなさい
毒は入っていなくてよ
揉み解した葉っぱを干からびさせた物を
お湯にひたして体液を抜き出したのよ
人間は森から離れてしまったから
植物液を飲まないと
魂なき野 ....
息が詰まるほど死にたくなる。
死にたい死にたい死にたい
そんな呟きが酸素の海を漂い、見ず知らずの人間の酸素として息づく
可笑しなところ、ここは、この世界は本当に可笑しなところ
....
君と離れそうで
とてもかなしいのです
宇宙って僕ときみしかいないのに
どうして会えないの?
たぶん、枯葉を踏んで
(小気味良いステップで)
たぶん、あなたの森を歩く
あなたの匂いがする森は
いつかどこかで歩いた道
頬を寄せると風が囁く
おはなしをしよう
ブランケ ....
やさしくなれる
わけもなく
その笑顔 浮かべるだけで
可笑しいでしょ
夢中なんだよ
特別なんだ 誰よりも
とびきりなんだ なによりも
....
そらを見ている
木曜日
ふとんにすわって
見ている
窓枠のほこりが
すこしひかって
あちら側では
木曜日が
ちゃくちゃくとすすんでゆく
繰り返し繰り返し繰り返し
映し出される自然の悪意
抗らうことも無くそのまま流されて行く
多くの生命 一体地球何個分の生命が流されて行くのか
繰り返し繰り返し繰り返し
流されて行く ....
朝であるのにともしびを燈すのは
なぜなんだろう
どうしてなんだろう
こんなにも
世界はエネルギーに満ちているのに
ぼくらは365分の1の確率で
誕生日をもらって ....
サラダの水は純粋だ
野菜の涙かもしれない
湧き出たばかりの水は
すべてが純粋に見える
この心は
どこからきているのだろう
今日という船が
昨日という川を流れていく
川の水源には産声があり
川の果てには海がある
だから海は
あんなにも大きくて
少し悲しい
わたしのオールは細すぎて
川の流れは遅す ....
砂浜に埋めてきたものは
なんでしょう
恋を謳った 小さな貝殻
光なくして落ちた 星の骸
流れ着いた 白い骨
異国の文字が書かれた さびぬれた空き缶
最後に埋められるものは
なんで ....
凍えた掌あたためる
あなたのてぶくろに
なりたいのです
ミトンもよいけど五本指
指先ひとつひとつを
包むよう
ほどけた心を毛糸にし
もいちど編めば
よみがえる
凍えた掌あ ....
爪先を照らす灯
橙色の夕げ
人差し指の先にあった虹
やわらかな心
堪えきれない笑い声
愛しさ故の毒舌
埋もれてみよう
そんな何気ない日常の中に
繋いでいこう
大切なもの一つず ....
冬の、夜空は暗くて黒い
星月がない夜は。特に
ああ
すいこまれてゆく。
なだらかな真っ黒。に思い、が焦げてゆく
恍惚な影
ひかりなし
すくいようのない空の色に
溜息どころか。
....
頭よくて運動出来て優しかったのに、中学校入ってから引きこもりになった同級生の事を考えていた。
私は要領が悪くて小学生の時によくその同級生に叱られた。
今、仕事から逃げたいから、引きこもりを ....
夜空にグラスかかげれば
茄子紺のよる揺らいでる
氷の隙間で三日月泳ぎ
する ....
去ってゆく
風は肺に染み渡り
)おちていた
いまは隠れて
みなし児を見つめた満月がね
冷たいから
(すやすや)と、思い詰めれば眠れないだろう
)静かな夜
ぬくもりを知らずに ....
大洋のなかにぽつんと孤島がある
永い間孤立していた島は海鳥に自分の気持ちを託して遠くの島に遣わした
海鳥は赤い実を啄んで帰って来た
ただそれだけでメッセージは伝わらない
島は自分を掘ることを思 ....
見守るときに風なびき
見つめられたら月満ちる
手を重ねては夜を抱く
....
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