「それが、エランドルに利益をもたらすとは思えないが……」
「エランドルの思いには、隠された一つの秘密があります。
 エランドルは、ククリスというかつての恋人の復活を望んでいるのです。
 そのため ....
「おい、ヨラン。イリアスが誘拐されてから一か月の時が
 経とうとしているのに、なぜ未だその所在がつかめないのか?」
「クールラントでは、今オーバ・ニーチェという秘密組織が、
 幅を利かせています ....
イリアス・ナディは、バルケスの塔という廃屋に幽閉されていた。
この一か月間、祭祀クーラスはイリアスの存在を隠し続けていた。
しかし、アイソニアの騎士は容易にその姿を現さない。
「アイソニアの騎士 ....
 巨大な鳥の白い胸と足が見えた一瞬だった
 
 幻の富士山トンネルが掘られている
 南西斜面は陥没
 土砂崩れで山頂までが崩落した
 山はもう不二と表現される元の形を
 とどめない
 ....
やわらかな毛布にくるまり
天井に響くヘリコプターの爆音
次第に遠退いて行くのを聴いていた

ずる休みした日に、

学校にたまぁに
どうしようもなく行きたくなくなって 
 
畳の小部屋 ....
液晶のなか目覚めたように
数字が淡く点滅する 淡くて少し掠れていて
なぞる 指がつめたい

わたしはまたほどけようとする
全部がいちぶ いちぶは全部のごとく移ろい
そうか海は個と全の明 ....
荒涼とした原野 広がる

灼熱の太陽の降下、
大河に崩落する氷河の轟音、

旅人は進む 遥か遠い地へ

花咲く丘には柔らかな陽射し、
終わりなき時流に降り注ぐ小糠雨、

巨大な漆黒 ....
自称詩書いているだけで
働いていないので
お金ないんですぅ
このままだと
飢え死にしてしまうんですぅ
お願いです
いくらでも良いので
カンパお願いしますぅ
──そこに花形登場!
「あ ....
これも運命
天の自由だ

真昼の幽霊は言った。
天気雨きららきらら



{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
昭和3年生まれの伯母さんが
72歳の長男の持病を心配している
親はいくつになっても親なんだろう
伯母さんは
一人暮らしの知恵を身につけている
今は寒いのでお風呂は昼間入る
入るときには玄関 ....
今宵も夜ふかし
もう止まらない
止められない
そんなにも吐き出したい想いがあるのか
一体何がどうしたってゆうんだ
叫んでご覧よおもいのたけを
一生懸命聞いてはやらないけどさ
言いたいこと ....
リリィなんて
そんな名前
男なんだか
女なんだか
そんなことさえ
分かりにくい
男だって
女だって
そんなんどっちだっていいって
それくらいにしか思ってないくせに
百合の花のような ....
心が踊らない
気が乗らない理由が
見つけられない
ただ不機嫌なだけなのだろうか
まるで他人のことのように
自分の気持ちが向いている方向が
皆目分からず
それでも前に進まなければならないも ....
天使をクビになった、神様をぶん殴って、
そして地上に落とされた、
悲しみに暮れながら、
ゴミ捨て場で拾ったバイオリン、
ギターのようにかき鳴らしながら歌う。

悲鳴を集めてガソリンに変える ....
アイソニアの騎士は、この混乱の中で何をしていたのだろうか。
アースランテにも諜報組織はあったが、
アイソニアの騎士はクールラントに潜入して以降、
イリアスの所在を掴むのに苦労していた。

「 ....
その間にも、水面下では様々な野望が渦巻いていた。
ヒスフェル聖国では、ひそかにアースランテとの和平を画策していた。
ファシブルは、アースランテの軍隊を防ぐので手一杯だった。
クールラントの祭 ....
中でも、アースランテに降臨したドラゴンたちは強力だった。
彼らは、火炎によってファシブル、ラゴス、クールラントによる
占領地を焼き払っていく。そこに慈悲はなかった。
ハッジズは、多少の自国民の犠 ....
身体はいつしかカサカサに乾き、指先から紐が解けるように崩れ落ちていった、それは一瞬のことだった、それが死というものだなんて思えないくらい簡単な、あっけない結末だった、そのせいかどうかは知らないが、 .... 自称詩投稿サイトは
実は闇サイトで
生活に困窮した自称詩人が
ここで仲間を集い
犯罪集団を結成し
活動しているとの情報を得た
その手口は
高級住宅街の一軒家に数人で
押し入り
住民の ....
ほこりひとつほどの穴が

語り始めたという樹木

転がるがそれより痛む

青いリボンに触れる時

手書きの不吉の使者が来る

銀光が告げる時刻

ためた鏡を洗う王

変わる ....
{ルビ蜩=ひぐらし}の歌う
夕暮方に
西の空は 蒼く透けて
予感が
宙に解ける



{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
 ラッシュアワーを過ぎて車輌には
 まばらな乗客
 停車したその駅では誰も席を立たない

 低い土手が迫る人影ないホーム
 竹の混ざった雑木が金網で仕切られていて
 絶え間無し 葉を落とし ....
野を駆けていく
冷たい狂気が
天空に貼り付く太陽に向かって叫ぶ

白く凍てついた舌を揺らめかせ
壮大な世界を予感して、直観の次元に触れて

極彩色のパノラマがひらけ
高らかな笑い声 ....
○「取り逃がした言葉」
取り逃がした言葉は
自分が一番表現したかった詩だったような気がする
えーと?えーと?
一度取り逃がした言葉は
もう取り戻せない

○「時間が流れている」
地球上 ....
ある場合、何かを
恐れることは
大事です。
大切な何かを
守るためには



{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
そして今日もまた
寒空が拡がる
いや
大空に寒さが拡がると
そうゆうほうが正確かもしれない
灰色が
黒くもなく
白くもなく
濃紺に近いコバルトでもなく
暁の明るさを伴わず
哀しみを ....
ドラゴンたちがライランテ大陸に現れて一か月、
各国の魔導士たちは、ドラゴンを手なずける術を手にし始めていた。
中には、ドラゴネイアスという、人に変身できる種族がいた。
彼らは、各国の魔導士たち、 ....
ドラゴンたちは、それぞれに快適な場所を塒として求める。
ドラゴンたちが現れたのは、アースランテばかりではない。
ファシブル、ラゴス、クールラント、そして、
ライランテ大陸の東半分に広がる、ヤーコ ....
各国がそれぞれの思惑に捉われている間、
アースランテ、いやヨースマルテには天変地異が訪れようとしていた。
それはもちろん、エランドルの仕業である。
ライランテ大陸の各地に、ドラゴンたちが舞い降り ....
信じること、
力を与えられ
識ること、
自由になり
人、世界に開けていく

薄い赤、濃い赤の上
遥か三角揺れている
絵筆の動き響き渡り
肉の刻印、魂の力動
感触し感受する

名 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
イリアスを尋ねて(四)[group]朧月夜1*23/1/25 22:35
イリアスを尋ねて(三)[group]1*23/1/25 22:34
イリアスを尋ねて(二)[group]1*23/1/25 22:32
大事件リリー2*23/1/25 21:55
えいえんひだかたけし423/1/25 20:58
冬眠タオル3*23/1/25 19:27
城郭ひだかたけし323/1/25 18:31
過去最強クラスのカンパ花形新次123/1/25 18:11
※五行歌「天の自由だ」こしごえ5*23/1/25 14:25
ひとり暮らしの伯母さんホカチャン2*23/1/25 9:11
ふけゆく夜に想いを馳せて坂本瞳子023/1/24 23:21
リリィ023/1/24 23:15
いまここ023/1/24 23:10
産声サブスクリプションツチヤタカユ...123/1/24 22:42
イリアスを尋ねて(一)[group]朧月夜1*23/1/24 22:21
ドラゴンたちの降臨(五)[group]1*23/1/24 22:20
ドラゴンたちの降臨(四)[group]1*23/1/24 22:19
ある日、なにもかも塵のようにホロウ・シカ...2*23/1/24 22:02
自称詩投稿闇サイト花形新次023/1/24 21:25
夜の変化soft_m...123/1/24 18:51
※五行歌「蜩の歌う」こしごえ6*23/1/24 16:56
曇天リリー8*23/1/24 16:17
狂気の舌(改訂)ひだかたけし423/1/24 11:41
独り言1.24ホカチャン023/1/24 11:20
※五行歌「守るためには」こしごえ1*23/1/24 10:30
こないだの空は坂本瞳子1*23/1/23 22:56
ドラゴンたちの降臨(三)[group]朧月夜1*23/1/23 21:50
ドラゴンたちの降臨(二)[group]1*23/1/23 21:49
ドラゴンたちの降臨(一)[group]1*23/1/23 21:48
五行歌・夜想、訥々とひだかたけし523/1/23 20:59

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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