二次元の日々は綱渡りですわ
それぢゃ曲芸が出来て幸せですね
そうぢゃないですよ

雑用の時間がやけに短くって
  有用の空間はだだっ広いんですょ
つまり期待する時間のなんと長い事
    ....
銀河のほとりの
ちいさな一途


ひとつ
ふたつ、と
確かめあうのは

些細なことに
すがるぬくもり



もう、
離ればなれには
なれないや

っていう告白は ....
よのなかには
できることと
できないことがある

そのこともしらずに
あなたは
できるはずだと
バスをうんてんした(させた)

あなたができることは
あんがいひとには
 ....
愛という甘美な束縛に身をゆだねることで
ひとはみずからくるしみを選ぶのかもしれない

虚ろな自由よりは五感を満たす快楽が
存在の証となることを
本能的に知っているのかもしれない

国が侵 ....
きみの涙は
あたたかかったから、

時間はけっして
冷たくなんか
ないね


願いも祈りも
こわれもの

そうでなければ
未来のすべては意味をうしなう


昨日も ....
ぼくの精神にプラスチックのねじが
差し挟まっている。
それは青い電飾と呼応して
毎晩ぼくにあいさつをする。
垂直に聖なるものが地に倒され
狼の声を聴いている
流木がふちどる
真昼の路


終わりは来ない
そんな終わりが
もうひとつのはじまりまで
つづく


木の根元か ....
今日はなに話そうか

そうだねえ
知ってる人は知ってるだろうけど
変なことがある
ビッグバンのとき
なんて気軽に使う言葉
ちっともわかちゃいないけど

そのとき極小のところに
極大 ....
 
 
都会のカラスが都会を飛ぶ
そして都会の彼女は
赤いハイヒールで
都会を軽やかに歩く
空が飛べないのはきっと
背中の羽が邪魔だから

そんな彼女は
首がない、ただそれだけで
 ....
「愛してる」

簡単じゃないはずなのに
誰もが街なかでささやきあっている

君だけを
このひろい世界を




勘違いしてしまうのかな

束縛されたく無いはずなのに
相手 ....
雨は成す

雨の景色の成す処まで 見慣れた面食わない 雨の成す午後

雨季の助走かい 気を害すことのない成す雨よ

雨師 複式呼吸かい その前ぶれは 焦らしと異なる きめ細かい心配り

 ....
家族が寝静まった夜には
そっと家を抜け出し
生と死の狭間で
命についての哲学的思想を弄んでみる

死にたい私と
生きていたい誰かが
相容れない思考の中で
哀しい悲鳴をあげている
世の ....
彼女を少しと呼ぼう

細い、細い煙草を吸っていた
私が知るそれより一回りも細い煙草
少しはそれに相応しい指を持っていた

私たちはジンとコーラと煙草があればどこでも幸福だった
いたずらに ....

菜の花
沈丁花

はかない花も
手折ってたおやか


のげし
たんぽぽ
からすのえんどう

強い土草
綿毛がわたる


れんげ
もくれん
三色すみれ

 ....
街全体がさみどりの煙のなかにあるようだった。

煙が目にしみる。

街道に木々がつらなっている。

そこには生まれたばかりの新緑が散らばっている。

この柔らかな色彩。

時間がま ....
雨に振られた日は
必ずといっていいほど傘を忘れる
車窓から見える
雨雲から
ほんのわずかでも
晴れ間が見えていたりする ....
僕は怒れる男である
岩のようになって僕は怒る
何に対して怒っているかっていって、
ぼくは、この世の不条理に対して、死を含む不幸に対して、
生きることの、喜びを奪う者に対してである
僕の命は、 ....
あんた誰だい
曾祖母が言った
孝子の娘の純子ですよと言うと
母のことは覚えているようで
すんなり納得してくれた
憎い人間は覚えているらしい
自分を憎んでいる人間を忘れても
そうぽつりと祖 ....
色んな出逢いで
考え方も
生き方も変わる
自分の中で
何かが始まる
ふりそそぐ朝を受けての
アニヴェルセール
距離を計りかねる

目蓋の矢が抜けぬ
スペシャリテ
平静そんなんでもなかったりして

君の白い首筋に
(ひどくエロティック!)
東京を願い ....
ぐずぐずな ちへいが
のぞめるおかのうえにたつて
まちからやつてくる
 うつうつとしたひとのれつと
あれのに おりてゆく
ぐつぐつしたひとたちを
みおくる

ぐずぐずぐつぐつ
ぐずぐ ....
壊しちまえ
そんな声をききながら
私は安心して積み続ける
いろんなものを
たかく たかく
それはどこにも届かないのかもしれない

捨てっちまえ
そんな声をききながら
私はやすらかに抱 ....
世の中
それは自分が見聞きできる
とても狭い世界のこと
私が知る世の中
お金が一番を決める世界

貧乏な彼は頭がよかった
頭が誰よりもよかったから
お金持ちになった
貧乏な彼は野球が ....
通りの角に猫がいる
数歩のところで逃げていく
しばらく見てると振り返る
お互いどうでもいいけれど

二度目は公園に
三度目は商店街に
同じ顔した猫がいる
毎度近くを過ぎようとすれば
 ....
不安なときは誰でも

誰かに頼りたくなる


誰もいなくて悲しんで

助けがきたと思ったら

思うようにいかなくて


傷つけてしまう




我慢の限界は


 ....
君が好きだ
だから僕は 自分のことが好きではなかった

僕の心は夢を見ていた
一人でいるほうが ずっと楽しいのに

遠くに揺れる木々の色に見とれている
何を企んでいるのだろう
潰れ ....
{引用=ぼくのこと、しってるの?
おぼえてて、くれてるの?







ありがとうとごめんねのあいだのやさしさ。







たいしたことなくても、ほ ....
気づいたらそこにいた
海みたいに大きくて
針の穴みたいに小さくて
往々にしてなくてはならなくて
こにくたらしいグリーンから
未練がましいシルバーまで
大好きだし大嫌いなもの
なーんだ ....
僕が生きているのは
君に
「大好き」って言うため

君と
手を繋ぐため

君に
ぎゅっとくっつくため

君と
いっぱい
いっぱい
笑うため



このつらさも ....
 
八重桜

そこで枯れていくのか

{ルビ雪洞=ぼんぼり}もとうにないその公園で


 
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