わからぬ奴には
何をどう言ったってもわからぬ
わかる奴には
一言でわかる。と
Roさん人さんは言ったかな、ね


感じる
ということが出来る
ことが
ありがたく
嬉しい


 ....
あこがれとあきらめは一本の棒の両端だ
わたしはあきらめを手に取って
虚空の真中を指し示す
逆ではだめだ 間違っても
あきらめこそがあこがれを純化し
手遅れだからこそ輝きは増し加わる
処刑台 ....
こんな臭い睡眠に蓋をしましょう
わたくしが嗅げる一番贅沢な五感が
夢 なのだから

今日はわたくしが殺される夢

今日はあなたを殺す夢

ああ、今日は虫に集れる夢

今日は奥歯が砕 ....
おふとんとわたくしの
さかいめがおぼろげ

すなのこまやかさで
ぬりこめられて

まぶたをきちんと
とじたまま

きょうのしごとについて
まとはずれなだんどりをくりかえす

お ....
僕なんてもう

終わった人だろう

何を今更

めくじらを立てて

昔みたいに

話そうだなんて

いつも以上に

震える想いで

居直ったまま

俯い ....
 会社の敷地内にある貯水池に
 六月の雨が
 ひたすらに降る

 ヨシが競いあって緑茂らせ
 水中は水草の藻やアオコで光も遮断された
 濁った水面に 呑みこまれていく雨の音

 空もな ....
うちにはテレビがないので知らなかったのですが、私の憧れの植物学者である牧野冨三郎先生の番組が放送されているのを知り、過去に書いた拙作を思い出しました。これを残しておきたいと思ったので、保管しておこうと .... 水べりあり ゆだら、蛇がぬたりとして
胸の藍玉 そして 三つ指がちらちらと舌をだす
ニケの首を持つというアナタはいまごろ

壁の凹凸に型番を調律し埋めていくだけの
今夜の寿命を、幾らかで提示 ....
サーカスが 人を見ている
見られる花は 全て疑問符
魅入られた弾丸 つと笑う

笑う 想いを、誰も嬉しいとしてくれない
違う 幻想しちゃう 衆人環視
引きずれ 痛み 鮮やかに保つ
よく見 ....
ピアスの穴が2つある
どちらも好きなバンドが出来た時
何か印になるものが欲しくて開けたのだ

好きなものが出来ると
生き方が前向きになるし
傷口に塗り込むマキロンは
僕にとって夏の匂いだ ....
雨どーどー
雨どーどー

雨粒 ばしばし
蛙さん
まばたき ぱちくり
ああ
腰がうかんじゃう
蛙さん
ぼんやりすると
流されますよ
蛙さん 蛙さん
どうする 蛙さん

雨ど ....
あれきった指さきで
つなぐ つながる
つなぐ つながらない

結ぶ茎、忘れられない花々を
投げれば ひらひら
愛しても ふわふわ
漂い落ちて

スマホが{ルビ水面=みなも}なら
濡 ....
路面に まぼろ 降る雨の、
激しく執拗に叩き付け
灰の雲、次々巨大に
意志持ち流れ動いて
輪を広げる窪みの水溜まり
いくつも、いくつにも 
忙しく遠去かり近づき

急ぎ歩く人、また人
 ....
起床してシャワーを浴びながら30秒でイク、ブレインテック AV を観た
着替えるとレンジグリルで冷凍のモーニングセットを温めながら
エスプレッソマシンでカプチーノ・コン・カカオを淹れる
マネクサ ....
「グーリガン・ハルガンテは、この度のファシブルとの
 戦争に参加しなかったことにより、五年間の幽閉を命じる。
 イリアス・ガ・ラ・ハルデンも、その頃には目が覚めていることだろう。
 彼女は、グー ....
「それでこそ、アースランテの女だ。
 アースランテには、臆病者はいらない。男でも女でもだ」
「しかし、妙なことがあります。イリアス様は、
 自分が王位継承者だとは知らない模様でした」

「彼 ....
「しかし、アイソニアの騎士、グーリガンが諾とは言いますまい。
 彼が敵となることは、貴国にとっても大いなる禍をもたらすと存じます」
ここまでは、祭祀クーラスの思った通りであった。
しかし、ハッジ ....
平日よりも
休日のほうが
夜景が綺麗に見える

休日モードだからかな
身も心もリラックスしている

街が大きくなり
夜景がバージョンアップ
しているように見える

独りでもいいけ ....
○「人間関係」

*デジタル化やコロナ下で
人に会うのが不安である
電話に出るのも不安である
まして結婚する自信もない
子育てするなんて考えられない
しかし人間関係は慣れである
いろん ....
文)地球に迫り来る隕石を、
飛び蹴りで爆破するためだけに作られた私。
生まれた時から右足に埋め込まれたリーサル・ウェポン。
ブランコから着地した時、誤爆して地球は一回終わる。

前世が残留す ....
文)地球に迫り来る隕石を、
飛び蹴りで爆破するためだけに作られた私。
生まれた時から右足に埋め込まれたリーサル・ウェポン。
ブランコから着地した時、誤爆して地球は一回終わる。

前世が残留す ....
広がる夜闇に
明かり灯り
立ち上がる
白い人影
荒れ狂う魂
シラケる魂
そっと触れ

この永遠の刹那、
切り裂いた瞬間

酷い死の未明に
己へと覚醒させ

到来する初めの言 ....
めだまのすきま
おなかのすきま
あしのすきま

かんじてる
かんじてる

みずのこと

けいさんしてる
けいさんしてる

みらいのこと

きょと きょと きょと

 ....
ゆっくり立ち上がりながら

色彩の溶解、広がる波紋
静かさ 脈打ち
輪郭 保たれ

合一する、

ゆっくり燃え尽きながら

聖なる宇宙に、

荒ぶる風吹き。
 打ち明けられた秘密は
 どうするだろう?
 やっぱり落ちるだろう
 どこへ?
 どうして?
 何も分らない感情になって落ちる

 落ちながら
  冷えるだろう
  冷えて固まるだろ ....
はじめ 波に生まれた感情
つのり 膜をゆっくり震わせた
音は 太古の海を あたためるような
音楽となり いのちを紡ぐ

例えばそう
ひかがみ、おとがい 耳朶 耳穴
それら座標が 定めにく ....
 華のかたちをしている石だ
 強く 耳を押しあて
 囁きが澄む

 落ちる礫が
 空を また坂のぼる
 長い物語だもの、幼魚だと
 思っていたこの身体も
 つかの間 魚に成って

 ....
食べきれないものを並べた
わたしたちの食卓は低く、真四角のこたつだった
静かな入江のような天板は
口にするもので溢れかえった

這いまわる視線にフォークが突き立てられると
水がこぼれた
 ....
もうどこへも逃げてゆけない言葉たちが
{ルビ凝=こご}る五月闇
夏の色が濃くなるごとに重くなってゆく空

その空の重みに耐えかねて
虚ろになる意識
否 虚ろを装う意識

綴るご ....
 
 熱帯植物のあでやかな緑生い茂る中に
 消えていった友人の後ろ姿
 
 呼吸の度 緑の香が私の心染めてゆく

 樹々の名前など知らない
 私の身体中が
 心中が
 熱帯樹のしめり ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
※五行歌 四首「わからぬ奴には 何をどう言ったってもわからぬ ...こしごえ4*23/6/3 10:37
転生の樹ただのみきや2*23/6/3 8:48
_えこ023/6/3 7:56
おふとん日朗歩野14*23/6/3 7:45
帝王学うみこ123/6/3 6:26
蛙の王様リリー3*23/6/3 5:46
タビラコと仏の座のロゼット為作023/6/3 1:43
嘴も駈け千鳥足で翔ぶあらい223/6/3 1:15
サーカス ガンズ 銃と薔薇soft_m...223/6/2 22:05
神飾りミナト 螢423/6/2 19:54
大雨 田んぼ日朗歩野3*23/6/2 18:10
softer完備 ver...123/6/2 17:52
雨の夕ひだかたけし5*23/6/2 16:39
ちんぷんかんぷんatsuch...4*23/6/2 14:11
アースランテとの駆け引き(十二)[group]朧月夜1*23/6/2 12:46
アースランテとの駆け引き(十一)[group]1*23/6/2 12:45
アースランテとの駆け引き(十)[group]1*23/6/2 12:44
夜景の魅力夏川ゆう423/6/2 12:29
独り言6.2zenyam...1*23/6/2 10:06
ティアドロップ・メモリーツチヤタカユ...023/6/2 6:09
023/6/2 6:09
夜想58ひだかたけし3*23/6/1 19:34
カニキュレーター日朗歩野1*23/6/1 19:31
途上の人ひだかたけし323/6/1 17:03
秘密soft_m...223/6/1 16:55
ひとつの音楽223/6/1 16:54
華の立て髪223/6/1 16:53
団欒[group]023/6/1 16:15
五月闇塔野夏子7*23/6/1 11:47
温室リリー5*23/6/1 11:39

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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