かまきり が袖を引く
貧弱な鎌をカフスに突き立て
出勤する私を引き留める
そんな鎌じゃ 草も刈れまい
まして人間なんて 狩るもんじゃあ ないよ
生地がいたむから 
その鎌 どけておく ....
丸みを帯びた 秋の空に

 猫のヒゲも丸みを描く
 床に伏せて そのまま 目やにをつける

区切れない流れる 耳鳴りではない 時の音に
丸みを帯びて 天へ還ってゆく秋の空

 ふきだし ....
真夜中
娘の背中をさすりながら
ただ一心に祈る

他に何も要らない
何も要らないから
ただこの子の咳を治して下さい

今この瞬間にも
地球上のどこかで
同じように子を抱きながら
 ....
守るとか
守られるとかで
くくれないよ 命

うまれて
いきさせてもらって
たがいにみんな
認めたいね

今はいつ?
ながいながいときの
いっしゅん
だいじなじかん
自分の幸せは自分で決める
ほかのだれも決められない

わたしはわたしの幸せを自分で決める
だれもわたしを不幸にできない

わたしの心はわたしが治める
この世の政治家のようにはならない
 ....
この世界にある全ての喜びを集めても
このキャンバスはその色を変えることはありません・・・

--more click ENTER--

ここにはオークの死体がある



あさましいケ ....
誰かが死んでいて
わたしたちは抱き合っている


誰かは必ず死んでいて

痛いまま
泥へ促される
わたしは抗わず
誰の手もつめたくない

忘れものを忘れたまま
延々とあかるい ....
たぶん無意味だから
働くのも 最低限にして
詩を書くのはやめにすることにした
考える時間を持とうと思う
君のひざまくら震えていた
知らないフリをした

頬に一滴零れ落ちた君の涙
知らないフリなんて出来なかった

いつもは君に甘えてばかりだけど
ただ、ただ力強く抱きしめた

頑張ってる君 ....
{画像=120911010820.jpg}


ベランダから花火に興じる親子が見えた

遠くで見る花火は寂しい

家族で花火をすると必ず
兄弟で取り合いになる花火があった
必ず最後に ....
かっこつけるなよ
近道が知りたいだけだろ

かっこつけるなよ
身体が欲しいだけだろ

楽して生きていたいんだ
泥をかぶるのは御免だ
ババを引くなんていやだ
若いままでいたいんだ
責 ....
星の街で
包むものを探して歩いている
いつからか
それはお金で買えると知った
ぼくらは生まれる前
水の街にいた
そして、包まれていた
その記憶を取り戻すために
服や鞄や帽子をまとい
 ....
泣きたくたって泣かない

笑いたくもないのに笑う

言いたくもないことを言い

言いたいことは言わずにいる

その哀しみから逃れるために

僕らは今夜、旅に出る

言葉なんかい ....
会社での10時休暇は10分間なのだが 実際座って毎月ひとり500円の会費で出てくるお茶菓子でお茶をすすれるのは ほんの数分だけなのだが 会話は有る。

今日は東京スカイツリーのおみやげの ヒョウ柄 ....
いつも猫ばかり見ている

静謐な佇まいに時を忘れ

衝動のまま自らを由とする様に息をのみ

猫という美しい獣に憧れ続けている

 わたしは悲しい犬

どれほど否定しようとも

 ....
遠い遠いあの月を

強引に引き寄せて

無理にでも抱き寄せて

眠りの深い底まで

落ちていってしまいたい

待っているんだ

あの闇のもっと先に
 
色あせたふたりの呪文は失敗し

代償はひとすじの涙

そしてひとりだけの沈黙




※「ひみつ」の蛇足
http://po-m.com/forum/showdoc.php? ....
私生活でも社会でも

人を助ける力がぼくにはなかった

雨雲が垂れていた

胸には錨が下りていた


人は自分で決めたいのだ

水色の空が

向こうには広がっている


 ....
これ飲むと悪い夢見るんや 酒を飲む

 
突き刺さる 言葉が
雪 だったら 

いずれ 溶けるのが
確定して いるから
少しは 楽に なれるかな

雪吊みたいに 
いろんな骨組みが あって 

たくさんの 隙間から 
外 ....
じいさんの後頭部にわらのひもみたいなもの突き刺して脳ミソ通って右目から引っ張りだす、したらもうひとりじいさんを呼んできて今目から引っこぬいたひもをそのじいさんの首の付け根のへっこんだ部分にねじ込んで同 .... 送電線をたわめて
音階をすこしだけ揺らす、風
それは記憶の
中にだけある透明

もうどれくらい
わからなくなっているのだろう、わたしは
君のやさしさをひとつずつ踏みしめながら
風に向か ....
がんばり方がわからない君へ
もういいやって思っている君へ
こころがひび割れそうな君へ

エールを送ろう

空のグラデーションを眺めてみなって
木々の声に同調してみなって
とうめ ....
死がない
僕は死に
想いを馳せる

僕のまわりに死がない
僕は死人に恋する
が愛といえるか

僕のまわりは真空状態
人や言葉がない
そして死がない

僕に死を
僕に死への ....
役立つ人の舌を備えた脚
友達女王はそれで舐める
壊れるほどの楽しい感覚
性格を大股に歩かせ
制限された道具を仕入れる
それがストッキング責任
仕事を記録する痴女ブログ
毎日大阪日本橋新聞 ....
{画像=120910175734.jpg}
実に安価に
実現される
市販品より
遥かに安価
麺は手打ち
具材はこれ
はんぺんと
そのほかだ
計算してみ
滋味として
適切なのよ
 ....
おそらのりんとはれたひは
かみひかうきをおりませう
どこかできっとなひている
おともだちまでとぶやうに

おれたらそっとおくりませ
かぜがひゅうとはこびます
まどからはなれゆ ....
逆立ちしたくなって
雲の底をひっくり返して
ごっちゃんですの青い空鍋

てんやわんやのこの前の出来事も
ごっつり煮詰めてしまえば
薄味醤油がたっぷり染み込んで

こってり泣き虫だっ ....
生き過ぎて
置きどころのない身を丸め
世界じゅうの
音を聞いていた

気持ちばかりが散らかってゆき
世界が
どんどん狭くなる

それから、立ち上がって

なにもかも行き届いた ....
 
 
 
 
 うちの
 
 父ちゃんも母ちゃんも
 
 
 ずっと俺を
 
 放任主義で育てたんだ
 
 
 
 成績表が
 
 しょっちゅう
 
 オール1 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
かまきりりす16*12/9/11 14:50
丸い帯朝焼彩茜色512/9/11 14:26
天使の祈り夏美かをる28*12/9/11 14:14
だいじないっしゅん朧月212/9/11 11:39
自分で決める木の若芽212/9/11 10:06
/A\NOS!竜門勇気012/9/11 9:49
無題(死んでいる誰かと)はるな212/9/11 8:42
意味がないから、やめにします番田 1+12/9/11 2:05
ボクニデキルコト乙ノ羽 凛2*12/9/11 1:26
花 火beebee28*12/9/11 1:07
全ての花が灰色に見えるまーつん4*12/9/11 0:29
かえる場所中川達矢112/9/11 0:09
逃避行三田九郎2*12/9/10 23:20
そして今日はぎへいじ4*12/9/10 23:11
憂鬱の鎖ただのみきや16*12/9/10 22:52
ダイブ三田九郎212/9/10 22:49
代償殿上 童20*12/9/10 22:31
水色の空吉岡ペペロ212/9/10 22:23
これ飲むと悪い夢見るんや 酒を飲む北大路京介3*12/9/10 21:35
ちょっと ゆったり藤鈴呼7*12/9/10 21:22
じじい目刺し花形新次112/9/10 21:16
送電線をたわめて紺野 夏槻112/9/10 20:43
エールアイバ シュ...312/9/10 20:34
しがない詩シホ.N312/9/10 20:20
ストッキング責任和田カマリ2*12/9/10 18:47
蛋白質とでんぷん質とそしてアミノ酸ドクダミ五十...1*12/9/10 18:12
再度の投稿「紙飛行機」412/9/10 17:43
空鍋乱太郎24*12/9/10 16:01
ばらのジャムを煮るはるな2012/9/10 13:11
【 放任主義 】豊嶋祐匠5*12/9/10 12:28

Home 戻る 最新へ 次へ
2529 2530 2531 2532 2533 2534 2535 2536 2537 2538 2539 2540 2541 2542 2543 2544 2545 2546 2547 2548 2549 2550 2551 2552 2553 2554 2555 2556 2557 2558 2559 2560 2561 2562 2563 2564 2565 2566 2567 2568 2569 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.6sec.