食べ物をあてがわれ、私は幸福だった
六畳のフローリングに頬をつけ、わたしはしあわせ

粉末状の光が降り注ぎ、わたしの家もろとも午後2時の町を覆った
その中には学校があり郵便局があり、路地で玉遊 ....
詩を書いたことがある
少ないのかも知れない まわりに そんな人は
寒い冬の明け方
仕事で 遠くに 出かけていく人を見た
僕には たぶん できそうもない
そうも言ってはいられない経済状況な ....
生きるのがかったるい
起きるのがかったるい
そう 何もかもが かったるいんだ

筋の読める映画
見え透いたスローガン
愛は押しつけがましく微笑み
悪は歯を剥いて唸りかけてくるが

俺 ....
誰かが誰かを求めて

世界は狂っていく

拒絶する手こそ美しい

言葉を発語しない唇こそ美しい

沈黙している君こそ美しい

もし君が黙っていないなら

僕はキスできないではな ....
赤色が にじんでいくと
踊りながら 夜に溶けるようだ
空が青い 知っているのに
それがウソのようで 心に染みる

溜まった汚れ 取れないけれど
色んな事は当たり前に変わって行く
正解は何 ....
作詞 Shinji Hanagata 作曲 Johnny Raven 編曲 Delivery health angels

孤独な 僕の部屋のドアを
叩く音がして 目覚める ミッドナイト
きみ ....
Beatlesなかでいちばん幸せだった奴は
ぼくは絶対 Richard Starkeyだと想う

ではThe Rolling Stonesのなかでと問われれば
言うまでもなくKeith  ....
女性の小鼻の
毛穴の黒ずみを見ると
むしょうに取りたくなって
下手をすると
電車でこっくりこっくりしてる
30代OL風に
いきなり襲いかかってしまいそうになる
自分が怖くて
催眠療法を ....
水を噛む 答えは無いが トリアエズ

口付けの 余韻を消そう スベキコト

無味無臭 受け入れ新た ワスレサリ

記憶とは 見ずにて流す ムカンドウ

味気なし 口ののこりは イニオチ ....
空から枯葉が落ちてくる
頭上の木から切り離されるのではなく
空の見えない高さから
無音とともに落ちてくる
空の見えない高さの
さらに高いところの
その向こうがわ
宇宙の深淵のような場所か ....
いいじゃねえか TPP
いらっしゃい TPP
ヨダレ垂らした海ン中
かみきれないステーキにぶら下がって
あっぷあっぷもあきただろ

国の出入りが自由になりゃあ
あっちの国こっちの国からわ ....
美しい満月が浮かぶ今宵
僕を見ている黒

染まる 一羽の鴉
月光が黒い羽の上で輝く

「黒い鴉が僕を見てる。」
その僕の言葉と共に
僕も黒に染まった気がした

次の満月
僕は誰か ....
  1

  夜に錠をかける
  炭酸水に精液を混ぜる
  クレジットカードに鋏をいれる



  2

  美術室
  置きざりのままの
  パレットに絞った絵具のこ ....
あなたに会いたいと思うことと
あなたを好きだと思うことが
同じことなのかどうかもうわからない

寒さと暑さが
痛さと快感が
朝と夜が
どう違うのかもうよくわからない

わかりたい ....
あなたの顔に
穴が一粒

紐を通してくれと
言うが

どれだけ手繰り寄せても
紐のはじまりが
やって来ない
うつくしいのは
なぜだろう

横顔 曇天 カップの重み

うつくしいのは
なぜだろう

深緑色 かわいい恐怖
ふるえて立ってる電信柱

うつくしいのはなぜだろう
死なないも ....
「キレイ」
そう指差す先にあるものを
同じように
キレイと思えなくなって久しい


自分で精一杯
半径一メートルの事さえボンヤリ
そんな時にも
作為のない共感で
「ほんとキレイ ....
  カップボードのガラスに
  葡萄の果実が映しだされる
  一粒ひとつぶ、
  丁寧に描いたみたいに



  時計の針の刻む音が
  穏やかに年老いてゆく間
  ホテルか ....
  頭の中に
  一匹の犬が眠っている
  擦れてしまって読みとれない
  古い名札のついた小屋で



  静脈のほそい暗がりを
  血液がそっと滑ってゆく
  夜、
  ....
デブ専
その言葉
聞いたことある
でも実際に
出会ったことはない
女房だって
私が今より約40キロ
痩せていた時に
その期間はわずか半年
急いで一緒になった訳で
ある種の結婚詐欺だ ....
見せないこと

言えないことで

人はたぶんできているから

呑まずにはいられない人

酔いつぶれている人が

ときどき無性に

愛しくなる

前後不覚になってさえ

 ....
風が吹き

道にぱらぱら

僕がこぼれていく

パズルが少しずつ

ばらばらになっていく

どこからか

埋められていくのか

見た目には

なにひとつ変わらない

 ....
吐く息が白くなった
あ と思う とたん 消えていく
僕のこの
行き場を持たないうごめきも
こんなもんなんだな

白々と夜が明ける
その前に街灯が消える
もう少しだけ
その願いが折られ ....
歩道橋から
ひとりでに降りてきた
自転車の荷台には
期限切れの缶詰の山。

パイプ老人は痰を吐き出し
話題に上がるのは
幾ら値切ったとか、
踏み倒した事故処理と

レジの前で立ち往 ....
 
オラオラオラァ!

モダンで薄っぺらな靴なんて目じゃねぇ

ちびて薄汚れちゃぁいるが、これが歩み続けたおいらの勲章でぇ




 
 
          
わずかにからだがゆれている
冷気さえ眠る夜に
自分がふれた蛍光灯のスイッチの紐が
ゆれているのを見て
からだがむしょうにふるえてくる
ずいぶんと経たが
もうな ....
信州の秋まつりの露店で買った

ドイツ人の老婦人が作った

珍しい山の果実ジャム

店番をしている佇まいに吸い込まれ

若い頃はさぞかし美しかったに違いない

毎年自分たちだけが食 ....
春の曇り日

新聞紙みたいなホーム

電車を待つのは

ドラフト会議にかからなかった俺

だれかに会うため旅に出る


ナミダと童貞だけ乗せて

電車は鉄路を行くけれど

 ....
ヒトが集まると
想いが交差する

いい と 悪い
二色ならわかりやすいのに

グレーが多いほど迷ってしまう

口にすれば
まちがった という気持ちが広がる

言葉はまるで
苦い ....
『死は万物に等しく訪れるが、死を悼む者の多寡は平等ではない』

『死は万物に等しく訪れるが、死者がこの世に残す未練はその限りではない』

『死は万物に等しく訪れるが、死によって失うもの ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
平和台マンションまきしむ6*12/11/25 3:07
心は六本木に番田 112/11/25 2:09
おっさんのブルースまーつん8*12/11/25 1:54
キスのタイミングyamada...212/11/25 0:25
希望加藤3*12/11/25 0:05
深夜の訪問者花形新次312/11/24 23:20
幸せな奴HAL4*12/11/24 22:52
病院に行け花形新次112/11/24 22:40
忘却希望者ドクダミ五十...112/11/24 22:26
枯葉岡部淳太郎1112/11/24 20:08
いいじゃねえか TPPオイタル2*12/11/24 20:00
明月に柊 蒼衣412/11/24 18:33
The Taste Of The Glass[group]草野春心5*12/11/24 18:16
_はるな312/11/24 15:53
5+12/11/24 15:45
深緑512/11/24 15:38
北東の水族館komase...2*12/11/24 13:37
カップボード草野春心5*12/11/24 11:10
静脈13*12/11/24 10:38
デブより花形新次012/11/24 8:25
流儀三田九郎312/11/24 7:27
パズル3*12/11/24 7:02
輪郭3*12/11/24 6:31
[:otherプテラノドン112/11/24 3:12
オラオラオラァ!殿上 童24*12/11/24 0:16
新生 デッサン前田ふむふむ912/11/23 23:52
或るジャムと老婦人灰泥軽茶5*12/11/23 23:17
ナミダと童貞吉岡ペペロ212/11/23 23:14
朧月412/11/23 23:10
書簡Ⅱ高原漣1*12/11/23 22:27

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