ねこが
あるいていて
せまいところを
あるいていて
おちないから
ばらんす
かんかくが
いいと
おもって
かんしんして
ほわいとでーに
くっきーを
あげようと
おもって
め ....
130314
まずはおめでとう
年度末は
がんばったねぇと
誰かが祝杯を挙げる声もして
今日も花霞の空が続く
花と空と地との境目も無くなって
夢のような ....
しどけない午睡から醒めやらぬ眠り姫は
一人寝の孤舟の岸辺で戦の終わる日を待ち続けて
夕陽をぼんやりと眺めていた
眺望のよい塔のうえに幽閉された魂は自分の捕虜としての価値も知らずに
幼い時に ....
大概の病気は
自己管理の問題だろうよ
成人病だけ
あんたダメだねえ的な
言われ方ってのが
気に入らねえんだ
俺だって
好きで寝る前に
黒糖かりんとう
一袋全部
食ってるわけじゃねえ ....
カラダが良ければ
顔は目だし帽でも
被って
対応することは
可能でしょうが
パイオツもケツも
取り立てて
魅力はないとなると
もうこれは
言葉に頼らざるを得ない
そりゃ当然ですな
....
鍵を持たない動物の
手となり足となり
この檻を去る為の
手となり足となる
食いちぎられるのが怖くて
そこに温度は込められない
鍵を持たない動物の
鍵にはなれない
全てを与える事 ....
一発抜いてからでないと
とんでもなくエロいこと
書いてしまうので
今さっき
やりました
これで
程好いエロさになると
思うよ
ダイソンの
吸引力に心惹かれる
私の切なる願い ....
人生は悲しみと擦れ違いの連続だ
ただ時折その隙間にしあわせが隠れていることもある
また同様に戦争と戦争の
隙間にしか平和は存在していないんだけれど
だからひとはそれをこころのどこかで信 ....
誰もわるくない
誰もわるくないわりに
誰もが傷つき倒れている
いいわるいではなくて
楽しいか楽しくないか
この感性で判断すれば
誰も傷つき倒れるようなことはなかった ....
耕運機のように
ゆっくりと掘り返し積み重ね進んでいれば
あなたが悲しいとき
ぼくも悲しみ
疲れ
あなたの思うぼくになれたのかも知れない
でもぼくは耕運機じゃなかった ....
キリンが首を伸ばして
夜空の星を食べていた
星がなくならないように
父は星をつくった
どうしてキリンが星を食べるのか
なんて関係なかった
父はただ星をつくった
やがてキ ....
いつもたくさんの洗濯物で
満艦飾に彩られていた庭が
屈強な男どもに踏み荒らされていく
六畳間に上がりこんだ現場監督は
うち捨てられていた円卓を
作業靴の足でガンガン ....
窓を開けると校長先生が欠伸をしていた
校庭ではポニーテールが僕に微笑んだ
片えくぼを連れて
まだ風は冷たかったが沢山の蕾が輝いていた
遠くの山では雪も消えはじめ
柔らかな表情へと ....
「準備中」看板ガチコン音も高くさしこめば
なんだこれ風はいつもよりも強く激しく午前四時
ガードレールの交通安全幟ばたたたた
何だってそんな風がひょうひゅう
どうしたって高ぶら ....
月は淋しくて蒼い光をそっと流すのだった
夜は哀しくて汽笛をひとつ響かすのだった
風は切なくて切れ切れに吹いているのだった
君は懐かしく僕の思い出の窓辺に座っていた
仄白い水仙の ....
玄関であなたの手を握り
じっと、見つめて「じゃあね」って
言う。
そとは風で荒れ
そらはひっくり返ろうとしている。
世界は脱皮をしようとしている。
脱皮する春の皮膚へ
あなたを見 ....
ははーん 友達減らす作戦決行中だな
生放送に空気読めない素人がいる
月がパントマイムしている
ぼくは冥王星の隕石です
神のいたずらで地球に落ちたみたいなんです
見るもの聞くもの触るものみんなみんなめずらしくて
キョロキョロ目をまわして暮らしています
空をみて ぼくの星を ....
こうしたらひとはこうなる
あのひとは分かっててそれをする
その残忍をぼくもさいご真似てみた
それぐらい体も心も疲れていた
きっと命が汚れていた
鼻をかむように
ぼく ....
テレビのスイッチを切り
パソコンもシャットダウンして
僕は一人
四百年前の賢人と語り合う
その精神の自由さに比類するものはないし
その豪胆さに叶う勇気はもはやどこにもない ....
わたしが恋をしたのは、4年いっしょにいたひとだった。
らぶりーできゅーとなえがおでいつだって、こっちに笑いかけていた。
ずっとずっといっしょだって、ちかったわけじゃない、けど、
そうなるんだって ....
店一番の営業スマイル
気だるい顔して煙草呑んでる
店一番の品出しマシーン
メシ食うときは手際が悪い
店一番のクールビューティー
長テーブルでは陽気なおしゃべり
店一番の古株バイ ....
小一時間の散歩
誰かが
今日は降ったり止んだりと
言っていたのに
そのままふらふらしてたら
どしゃぶりのずぶぬれ
雨がぱらぱら
なんてこたあないさと
ふんふん歩いてたら
....
どうしようもない憎しみが突然湧きだす日がある。強く烈しく悲しく深刻に。誰かが私を使って、人がどれだけ人を憎めるのか試すかのように。夫を。姉を。母を。父を。子を。私は憎む。何故か。血や生活が近ければ近い ....
人に思い残すこともなく
疲れた
連ねる文字もなく
僕は 鉛筆を 握っていた
やがて時間が流れ
明日から逃げだした 体は
死んだ
白い灰に変わった
林檎は死んだ
戯れあった子供の時代
果実の匂いに引き寄せられた蝶のはばたき
存在しない言葉を抱きとめて
踊り狂った
春と冬のタンゴ
季節は終わり
時代 ....
伊東の老舗・東海館で
和室の窓外に、ゆらめく川の{ルビ水面=みなも}を
一羽の白鷺が横切った
一枚の枯葉が今
枝先を離れ、ゆらめく川の水面へ
身を{ルビ翻=ひるがえ}し宙を舞う ....
暗がりの映画館で
白黒のスクリーンには
だぶだぶの燕尾服に
しるくはっとのチャップリン
ふらりと現れた酔っ払いと
ふとしたことから口論になり
胸ぐらつかみ、胸押しあい、もつれ ....
2347 2348 2349 2350 2351 2352 2353 2354 2355 2356 2357 2358 2359 2360 2361 2362 2363 2364 2365 2366 2367 2368 2369 2370 2371 2372 2373 2374 2375 2376 2377 2378 2379 2380 2381 2382 2383 2384 2385 2386 2387
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.46sec.