もみ消されてたほうがマシ 最終回に突然現れた男とゴールインしている マイクで突く  ユニフォームのボタンがはじけ飛びそうな
 六番バッターがぶるぅんとひと振り
 キッツン
 やあ、スイングだけはホームランだ

 いまやたかだかのんびりと
 打ち上げられた軟式球 ....
なつかしさの種が食道をくだり落ちて
心臓部の琴線に抵触した瞬間に
桜の花火がぱっと開いた
ゲル化した私が弾け飛んで
半透明の世界は天気雨の日と同じだけ輝いた
街行く人には乱反射する光でしかな ....
小学生の頃だろうか
小さな空き地で野球ごっこをしたあと
寝転がって
雲をじいっと眺めていると
ゆっくりとゆっくりと動いているように見えた

初め自分自身が
どこかに流されて行くのではない ....
ぼくは、このメガネは、二年くらい前に買ったものです、
近くの眼鏡屋さんで。
最近はほんとに目が見えなくなって。
遠いところも近いところも、ね。
このメガネも、多分目にあわなくなってきているんで ....
日曜日の朝風呂は
どこか わくわくとして後ろめたい
隣のおばさんがそろそろパクチー(犬です)を
散歩させる時間
湯気でくもっている気配の浴室の窓をちらり見て
一体誰が入っているのかしらんと思 ....
咲き乱れる中
パンツ脱がないと
気が済まなくなるまで
飲み狂うと
どんな不細工な娘だって
いけそうになるから
花見の季節は
人類愛に目覚めた気がする

ノーベル賞よこしやがれ!

 ....
   薄っぺらな想いを
   一枚一枚めくって
   さも 
   厚みがあるように見せた   
   誇大妄想ですね








                  ....
デザインとはラテン語で物事を達成する為の計画立案の行為を指すらしい

では詩人は何のデザイナーなのだろうか
まあなかには計画の破壊者みたいな人もいるが

夢の設計者なのだろうか
それとも狂 ....
書籍小包が届いた 見慣れた宛名の筆跡に
若い頃作っていた詩集の メンバーからだとわかる
が 差出人を見て ドッキリ
初めて見る筆跡と 女の子の名前
娘さんから 私への贈り物であった

童話 ....
ありもしないことを
口にするのをやめようと
二人で誓い合った時
時間を潰すだけしか能のない
つむじ風を追いかけて
無間の道程を思わせる
夢幻の都へと
二人は走る
目的地に向かって
少 ....
薄くて丈夫で見えない

包まれていると

わかったのは八つのわたし

どこにいても直接には触れられない

世界という外側があって

他所ゝしく 温度も無く

絵空事なのが当然だ ....
一長一短っていうけど

ながいの 
みじかいの
まとめて とんとんとしたら
いっぽんの線

多少の差があってもね

ぐいっと腕をのばして
空をきゅっとむすんだ

もういくよ
 ....
僕たちの世界にある
名前のないものに
たくさんの名前が
つきました
長い長い年月の中
たくさんの名前が
つきました
これから先も
たくさんの名前が
つくでしょう

それは ....
永遠は存在するのかと何度も聞いた

何もそのままではないということを
狭い世界の移り変わりから知る
星は巡り、桜は散り、風が吹く

長くずっと雪が降っていたのに
その日だけ凛とした青空が ....
去年ドイツで桜の秘密を知ってしまった

あれからはじめての春

さくらには興味などなくなってしまった

もう脳をだませなくなってしまったのだ

あれからはじめての春

桜、あれはた ....
会社でも私生活でも

情熱や行動は伝わらないことが多い

それを告白されるとき

相手は遠いこころのようだ


津波の第一波がひいてゆく

お互いの残骸が非情だ

あれはなん ....
微かに震える
指先で闇に
縋ろうとする

あなたの薄紅の
吐息がひとひら
わたしの頬を掠める

見上げる
わたしに言葉を
飲み込ませ

むせ返るような
吐息を幾重にも
 ....
深い森の奥へ行こう
できれば二人で
繋いだ言葉を離さない
走る前に歩こう
陽の光が二人を照らして

過去を鮮やかに抉り出す
キーボードに手を置いたまま
一行を探すために
言葉を繋げる ....
熱をおびたからだが大地にめりこんで、しめった土にすべてつつみこまれたとき胎内とつぶやいた、声にならなかったけれど、それはうつくしいひびきだった。
胎内はわたしのなかにもあるんでしょうか?と受話器のむ ....
休憩所として呼び出されることがいやだなぁなんておもっていたけれど

よくよくかんがえたら

そういう役目もりっぱじゃないかとおもって

もっともっと清潔で

もっともっとつよい『レスト ....
渋谷の公衆便所に入ったら 
「ほらおとっつぁん、チャックを閉めて」と 
初老の息子は傾く体の親父を支えて、言った。 

なんとか息子に支えられ 
よたつく親父の背中には 
(いたる)と3文 ....
周りは明るいがどこに太陽があるかわからない
そんな体育館の中
時計は遠くて見えない
昼過ぎくらいだろう
ただ、今僕は知り合い何人かに僕の大切な「もの」を投げて回されている
さながらキャッ ....
「あんた、マフラー飛んでるよ!」 

ホームのベンチから立ち上がり、叫ぶ男。 
首を後ろに振り向いて、道を戻ろうとする女。 

ぶおおぉん――… 
ホームに入った電車が視界を、遮った。 
 ....
どんなに光をかき集めたって、行き先を照らしてはくれない。
自分自身で、自分の手で。
薄暗いなら
私にかかる蜘蛛の巣を、端から蹴散らしてやればいい。
薄暗いなら
留まって安心しようだなんて、も ....
いくら剛力のだって
コップ一杯飲み干すのは
キツいんじゃないかと
いえ、どうしても
ということなら
トライしてみるのは
トライしてみますよ
あたしもキライじゃないんでね
でも、途中でウ ....
さあ、友よ
オナホールよ
高級ローションを
なみなみ注いでやる
そして
ビンビンになった
俺を
ぶちこんでやる
穴に嵐の例えはあるのかないのか
知らないが
オナニーだけが人生だ
 ツインターボ
 だけが
 一コーナーに飛び込む

 逃げ切れないと
 つかまるに決まっていると
 思っていたから
 だれもが大笑いしながら
 狂ったように先頭走る
 青覆面を見てい ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
もみ消されてたほうがマシ北大路京介113/3/23 16:31
最終回に突然現れた男とゴールインしている313/3/23 16:31
マイクで突く113/3/23 16:31
ファウル平瀬たかのり8*13/3/23 15:56
ゆくえ木屋 亞万3*13/3/23 15:38
雲の流れ灰泥軽茶5*13/3/23 14:23
路地を歩くメモオイタル213/3/23 14:18
準急列車が出発します[group]そらの珊瑚19*13/3/23 13:38
花見花形新次013/3/23 12:50
【 誇大妄想 】[group]泡沫恋歌11*13/3/23 12:33
詩と云うデザイン梅昆布茶613/3/23 12:07
親愛なる童話砂木14*13/3/23 11:07
リアル寒雪013/3/23 10:42
ドクダミ五十...2*13/3/23 9:41
空のリボン朧月313/3/23 8:31
名前よしたか6*13/3/23 5:29
祈り中村葵513/3/23 0:46
桜の秘密吉岡ペペロ613/3/22 23:06
津波613/3/22 22:54
夜桜nonya21*13/3/22 21:33
言葉の森北橋勇輝1*13/3/22 21:28
あるかないかの胎内ざらざらざら...8*13/3/22 21:22
休憩所としてのぼく小鳥遊儚113/3/22 20:45
渋谷の公衆便所にて 服部 剛613/3/22 20:44
いつか見た夢の話勇者113/3/22 20:31
人間の声 服部 剛413/3/22 20:31
あるきだししんとよみ113/3/22 19:46
唾液花形新次013/3/22 19:05
オナニーだけが人生だ[group]113/3/22 18:43
だけが[group]平瀬たかのり1*13/3/22 16:37

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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