花がちってしまう
僕の手は届かない
見ているだけで辛い
生命のメッセージが剥ぎ取られてしまう
僕はそれを止めたいけれど
力なく歩くこともできないのさ
普通の幸せ平凡な幸せ
そんな ....
浮かび上がる
限り無い 私という誰か
そいつは とどまることができない
永遠の繰り返し 間断なき 不確かさ
導かれたのは 絶望ではない いつもの腐った風景
もし あなたの ....
やわらかな ・ ひのひかり ・ ぬるいかぜ ・ はるのあめ
ゆきがとける ・ つもり ・ つもった ・ ときが ・ とける
とけて ・ あらわれる ・ いろたち
いまが ・ うごきはじめる
....
失恋して相手を嫌いになるのは幼稚な恋愛ごっこ
失恋して悲しみから逃げて身近な人に身を寄せるのは寂しさに負けた人
失恋しても諦めきれないから時間の流れに身を任せてみるのは成長の証(しるし ....
雨上がりに虹を見つけた
なんで あんなに 美しいんだろう
心が希望に満ちて
あの虹の橋をわたって 喜びまでたどり着けるような気がするよ
恥ずかしがりの 太陽や
泣いてば ....
ハナミズキが咲いたよ
あなたが言う
サクラに遠慮していた花たちが
一斉に溢れ出す頃
ピンクと白の並木道、懐かしいね
あなたはまるで植物図鑑のよう
花の名前覚えると楽しいって教えたの
わた ....
空飛ぶ円盤が池に落ちた
脱出した宇宙人は池に溺れた
溺れた宇宙人は池の鯉が食べた
その頃、僕は恋に落ちて
恋に溺れていた
今思えば、身勝手な恋だった
鯉が溺れなかったのが
唯 ....
僕には愛がない
遠い昔華やかで儚いおとぎの国に心を一部落としてきたから
涙や汗と一緒に
またある部分は時の大風が吹き飛ばした
大事な物を落としてしまった
毎日が僕の心を洗っていく
心の ....
痛い、身体が痛い・・・
ワタシはいま、ヒトに殴られている。
ワタシと同じ人間に殴られている。
殴られている理由はわからない、ただ殴られている。
抵抗はしない、ただ理不尽に暴力を受け続けてい ....
そらがきちんと黒くなるのを待ち
肌をみがいて 髪をととのえ
それからすかすかの入れものを二十一個ならべる
そしていつもの手順できれいに切り分けた黒を
(それは上等の羊羹みたいにしっかりと重 ....
大会の日はいつもおじさんの自転車のうしろに乗って会場にむかった
ぼくはその日6人に勝って町の将棋大会に優勝した
ひとさら2100円の寿司を高いねとつぶやいて食べた
優勝したんだから文 ....
はるよはる
やさしさだけでうめつくせ
なにもみなくていい
なにもおもわなくていい
かおるかぜにめをほそめ
すずやかなそらをあおごう
はるよはる
とおいまちにおもいをはせ ....
桜の木には
桜しか咲かないのに
どうして僕には
僕の花が咲かないのだろう
さて、次の話題ですが
政府は、いじり漫才を成人向けの
R18指定とする法案をまとめました
指定になりますと、テレビでの放送が
できなくなります
これは、芸人のマネをして
子供どうしのいじり ....
うわ滑りせぬよう
地に足つけて
踏み出せば
見渡すものは
主観の世界
彩り
カタチ
音
ひかり
発語はいつも
見えない
暗喩
から回りせぬよう
地 ....
したを向いていると
ぼたり、ぼたり、服に
投下されていく、くろい染み。
先ほどまで、ぼくのたいないにあったイオンと水分。
ここは電車のなか。
花粉症に紛れて
涙腺が稼働しているのを、こ ....
さわれないものばかり好きだ
息をするだけで腕ぶんぶんふりまわしてるみたいで
ここあけといてください
ごめんなさい
10年前のノートひらいた
めがねくもるクソ精神科医がまぶしすぎるガチ躁状 ....
空の彼方から
零れ堕ちる詩
フカイの層まで
掻き乱してゆく
痂に針を
無邪気さに寄せて
空白の夜に
意識を縁取る
求める物とは
透明に近く
限りなく薄く
果てしなく脆 ....
今夢の中を彷徨っている
仕事を終えた君を迎えに行き
リゾートホテルに向かう
ドキドキワクワクが止まらない
砂浜が目の前にあり
耳を澄ませば波音がホテル内に響く
時間の流れが早く ....
転校してきた冥王星です
今日から宜しくお願いします
冥王星の心の中
輝いて皆と一緒に遊びたい
友達出来るかな
今日、学校に行く前ね
お母さんに言ったんだ
クラスメイトに惑星のお話をす ....
はしる かぜ
まどう くも
かわく かなしみ
うたう さんだる
なでる ひかり
わらう このは
すける わだか ....
これがあまり
観測出来ないのは
三次元足す一次元に
生きている私達だから
そうじゃないかと
思うのだ
我々を構成する
物質は
常に時間的に
我 ....
俺のマスターは
意外と古典的で
基本、手と妄想なわけ
たまにエロ動画かな
なんといっても
身近な女性が一番よ
普段隣にいる女性を
想像で
メチャクチャに
こねくりまわしたりしてさ
....
春になると飛んでる虫が集中的に増える
だから燕はこの時期にこの国にやって来る
命を食べみずからも命に食べられる
命のピンボール
切実でも偶然でも運命でもない
ぼくみたいに ....
すべては権力を握った側の都合の良い呼称
そんなものありはしない
ただただ人民があるだけ
それがこの世界だとおもう
なにもかんがえないできみとくもにのろうね
だれもじゃまはしないじ ....
止まらない世界は僕らを圧迫する
時間は切り刻まれて疲れている
それでも安息を求めてやまない魂は
慰安の色をさがす
世界を認識し感じるのはこの皮膚
本当は政治や経済で色分けされた世 ....
風はいつだって吹いているんだ
君は生まれた街を忘れてはいないか
水はいつだって洗い流してゆく
僕たちは心の地肌を隠してはいないか
この世界は様々な角度に切り取られ
柔らか ....
投げつけあった苛立ちが
そこら中に散らばった
冷たい床の上
手足を広げ寝転んで
ベッドの下で遊んでいる綿埃が
捕まえてみろよと言っている
床の上に
張り付けのように
自分で ....
神については
語ろうではないか
サタン
ないしは
悪魔
単純に悪
元は「試みるもの」
と記されあり
神の使い
神からいでたるは
また
....
むなさわぎむささび
さっきしずかにとおりすぎた
わさびかみしめさわがしい
ずっとよいんはつづいていて
わびさびおかしななびげいと
のうりをよぎるむしのしらせ
むなさ ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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