sawagashii 世界

sazanami sazanami 波に揺られたい

sawagashii sawagashii 私は何処いった?

sazanami sazanami  ....
幼い日 砂の上で感じた
うろおぼえの 愛の記憶が
繰り返される

青い青い
水平線の上

どこまで行ったら 追いつくの
あの日見た まぶしい
光の海の果てに
神社の脇に湧き出ている水を

手をかざして一口飲むと

喉をコロコロ撫でる

境内に生える大木から

風が気持ち良く流れており緑が眩しい

少しずつ身体中の細胞に広がる湧き水は
 ....
裏のほうの園庭は
どくだみまみれでだれも近づかなかった
しめったようなぶあつい葉と
こなこなした細ながいおしべ
どくだみはえらい植物なんだよと
先生は教えたけどもだれも近づかなかった
 ....
ちょき ちょき ちょっきん

ハサミはただ一生懸命 紙を切っていた
紙を切ることが 目的なのだ

ハサミは紙を切りやすい形につくられていた
紙を切ってさえいれば ご主人は大切にしてくれた
 ....
人生を恨みたくなった時
私はありがとうと言ってみる
感謝している瞬間は
苦しみが消えているから
ありがとう
ありがとう
まず地面があることに
ありがとう
立ったり寝たりすることができる ....
うまくいかない
うまくいかなくて普通だ

だけど
おもしろくない
自分だけにおもえる

そうだね といわれなくて
頭をうたれて
また少し背がちぢんで

背伸びしていたのに
ぽき ....
幸せ太りの設定でいる 泣くなよ東村山に志村探しに行こうぜ 蛍光ペン暗闇で光らなくて泣いている 目の色を変えるようにね
驚くようなファッションでも、
空気を馴染ませて
きちんと味がするところまで浸みている。 

たいして体の仕組みは変わっていないのに
音質や画質を高めていって
色付 ....
スタイリー・ルービックキューブって
スゲエ懐かしい組み合わせだけど
何なの?再ブーム?
ワタシニデンワシテクダサイ
ドーゾヨロシク
ハイッ、10秒でフィニッシュ!
ってこと?
そういうこ ....
 苦しかったら
 ここにおいでと
 空が囁いてくれた

 でも私には
 翼がなかった

 辛くなったら
 ここにおいでと
 海が囁いてくれた

 でも私には
 鰓がなかった
 ....
五月のまんなかにライオンがいる
銀のたてがみが揺れている

ライオンのまわりを
光と風と緑のチルドレンが
回る回る 幾重にも回る

ライオンは深い瞳だ
そして静かに微笑んでいる

 ....
【カロート】

骨を収めるところだ

簡単じゃないよ

市民の骨を有料で収めるうつわだからね

俺はそんな仕事は嫌だったが

青焼きを渡されちゃ嫌とも言えず

自ら重機の操りも ....
優しい嘘と残酷な真実
つきたい嘘とつけない嘘
死にたい私と死ねない貴方

ぐらりぐらり
アンバランス
シーソーゲームの毎日
片足浮かせてゆらゆらと
地に足つかない私たち

知ってい ....
1.虹

紐といた

気の遠くなるひだまりの路線で
彼のもつれた襟足に
昼の星は木漏れて消えた



2.スターバックスラテの矛盾

おびただしい反則が
やがてあらしを連 ....
負けるもんか
って思ったけど
勝ち負けじゃない気がする

わかってよ
風がふきつける

わかってよ
わかってよ
いろんなものをとばしてゆく

私は
とばないよ
ふんばっている ....
雨の目覚まし湿度 程よい温
右に傾かず左に傾かず 軸を感じる

雨季を待っている 四季は美しいから
日差しを和らげる優しい曇り空 大丈夫 心の底は晴天だから

自分にしか伝えられない感覚を ....
 「明日」

ATMから引き出そうとしたら
お客様の明日は残高不足です とアナウンス
借金ばかりの恋で底を着いたのか
利子もあの子ももう赤字になって去っていく
振り返るのは嫌いだが
この ....
だいぶ前に終わってしまって
今はない
あの頃はあったのに今はない
だから、
代わりのもので補填する
それで日々はまわる
ひたすらにまわる

何もない
何も変わりはしない

ただ、 ....
生きる意味をもうこれ以上考えずに 生きていたい

荒野に佇む私でいたい 大自然の一部を身に染み込ませたい

文明の方向を確かめたのか 進化を時間任せにしていないか
電波たちが各々の魂を操ろう ....
会いたいと思う時間より
会えない時間が長くなり

三分刻みの砂時計
今の僕らには遅すぎて

会わなきゃいけない時間より
会いたくない時間が長くなり

裏返らない砂時計
 ....
放浪

電車賃

五百円

それを残して


あてどなく


恨み辛みは

背中に


とぼとぼと

まちを彷徨う

銭を奴にと

思った事もある

 ....
 駅裏路地の喫茶店 
 奥の席でわたしが
 そっと開く小さなノート

 八月昼下り
 お店の外、炎天下
 陽炎がゆら、ゆらり
 でもここは
 寒すぎない冷房
 照明は月明かりの夜みた ....
死んだような人よ
始発の電車で何処へ帰る

死んだような人よ
心は故郷か家に置き去りだ

死んだような人よ
あなたを愛する人を裏切った朝
あなたはその体を抱え何処へ帰る

あなたの ....
重苦しさは蒸発しない空気のせいだろう
冷めた首筋の脈を促す気配に、昼と夜の違いなんて在りもしない
「凶器を手にしたまま祈る人間は信じない」
彼は地と空へ向けて強く言い放った
引力から ....
甘えていた

甘えているとは

自己本位だということだ

あたまで考えたこと

こころで感じること

バランスではなくて

優位性でもなくて

甘えずにいるには

沈黙 ....
小さな不安を抱えながら
店のドアを押して
賑わう声の海に潜りこんだ
かつての女子大生が
今夜は受付
やあ。あら。
やっぱりそれだけ

オトナになったとか
歳をとったとか
 ....
 毛が濃い

け‐がこい[怪囲い] 北陸地方に伝わる、悪霊や妖怪のたぐいを封じるまじない。{ルビ紙垂=しで}を連ねたものや消石灰、小麦粉、片栗粉、米粉または春雨、
ビーフンなど、とにかく白っぽい ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
sa sa sa sa山崎 風雅113/5/8 0:17
莉音2*13/5/8 0:08
美味しい水灰泥軽茶9*13/5/7 23:47
どくだみはるな713/5/7 23:38
ちょっきん佑木1*13/5/7 23:27
感謝渡辺亘213/5/7 22:13
普通朧月213/5/7 22:01
幸せ太りの設定でいる北大路京介213/5/7 21:51
泣くなよ東村山に志村探しに行こうぜ113/5/7 21:50
蛍光ペン暗闇で光らなくて泣いている313/5/7 21:50
宙へ連れてhiruis...113/5/7 21:16
ルービックキューブにはまる花形新次013/5/7 21:09
たったひとりまーつん19*13/5/7 20:25
ライオンとチルドレン塔野夏子3*13/5/7 20:18
墓を作るドクダミ五十...5*13/5/7 19:44
箱庭で踊る瑠依113/5/7 18:32
ピア平井容子613/5/7 17:31
風くらべ朧月313/5/7 17:19
雨季を待っている朝焼彩茜色613/5/7 17:12
「明日」ほか二篇乱太郎19*13/5/7 14:32
フるopus113/5/7 13:20
患う電波朝焼彩茜色613/5/7 13:17
Time waits for no one秋助013/5/7 10:19
放浪ドクダミ五十...113/5/7 9:50
殺意の夏平瀬たかのり4*13/5/7 8:39
死んだような人ようみこ5*13/5/7 5:47
アラガイs2*13/5/7 4:53
なんどもなんどでも吉岡ペペロ113/5/7 0:35
同窓会の夜に御笠川マコト213/5/6 23:21
毛が濃い・村上春樹salco7*13/5/6 23:20

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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