童貞のまま死ぬ

  どこかで起きてる人口爆発
おまえの中学時代の詩集音読してやろうか 前世がマリー・アントワネットの会 自由って
探すと自由じゃない

おふとんの中ぐらいの広さでいい
伸ばした手足が届くぐらい
それより先が未知数で
それよりうちが私の温度

自由って
想えば想うほど自由じゃない

 ....
眉間の裏側に
落ちてきた
朝焼けの一滴

生温かい暗闇に
暖色の地平線が
引かれていく

意識の東から
明かされる
言葉の街路

慌ててスケッチ
しようとするが
間に合 ....
 深夜の競馬番組
 通を気取る三流芸人が
 したり顔して言いやがった

 最終レースにはね、美学があるんですよ

 この野郎
 寝言ほざいてるヒマがあるのだったら
 芸でも磨け
 か ....
二人の間にはビールがあり、冷めたピザが二枚並んでいる。
上気した顔が二つあり、お互いの口が、訳の分からない音を鳴らしている。
反対側の席には煙草の吸殻がうず高く積まれ、(女)が汚い話をしている。
 ....
 種付けのために
 つれてこられた済州島で
 その馬は
 霧雨に濡れてさみしげに
 たたずんでいたという

 皐月賞と日本ダービーを
 勝っていた
 でも隣の国に贈られた
 走る仔を ....
駆けぬけていった少年は
潮の灼けた匂いを残した

かなしい匂いだ
陽炎にゆられる
焦れったい、夢精の残り香

海を見に行くきっかけなら
それで十分だった
そこで心中したり
煙草をく ....
都営の新築は完了し
古い全ては閉鎖となった
わたしが愛してやまなかった
あのプチな小路のある庭も

二年後には公園ができるって
巷の噂は嬉しくはない
四季問わずとりどり銘銘に
花花好き ....
狂ったように咽び泣く
鳥を空を花を風を
思いたいと願うほどに
なぜにどうしてこうなったと歎いてる

理解を超えた偶然の重なりですよ
と誰かわたしをあきらめさせて
いまだに早春のさやかな海 ....
今まさに
穿いている
パンティを
盗むのであれば
なかなか
粋な嗜好だし
相当なテクニックだなと
思ったりもするけど
洗濯物を泥棒したって
なんにもついて
ないじゃんか

スリ ....
ハロー、ハロー
また会えなくなる日まで

解いて結んで輪になって

やめちゃえよ
君が嫌いなあなたなら

いつでも此処に
心にいるから会いにきて
黙っていれば誰からも何にも云われないのに
尖った視線を向けられたりしないのに

黙っていれば誰かが仕方なく引き受けるに違いないのに
形だけの感謝くらいしかされないのに

手を挙げて もしく ....
本当のこと。
全員に嫌われてるってのは無くて、みんな
誰かしらを心配してるし、心配されている。
気づかない所で。何気ないところで。

ある子を見て「あの子どうしたんだろう、
何かあったのか ....
ぽっかり浮かんだ波のうえ
海月のように漂っている僕ふわりふわり
昨日のこともわすれてふわりふわふわ

ろくでなしでふわふわきみが好き
君なしでもふわふわやっぱり君がいい

金色のお月さま ....
!やっぱり今日から生たまごにしようか !
溶いてご飯にかけたらレンジで!チン
(コレステロールが高かったの ?)
茹でたまごにしようかな ?
(一日一個は守ってる? )
おまえ ....
霖雨が好きだ
騒がしい街を沈黙させるから

落陽が好きだ
燃え尽きる前の灯りのようだから

吹雪が好きだ
すべての存在の輪郭を消してしまうから

昨日が好きだ
もう二度と訪れはしな ....
明け方
素になった
あしのうらが
のんびり呼吸をしていた

朝、起きて
人が再び活動を始めたときから
あしうらは忙しい
意にそまない誰かであっても
一緒に過ごさねばならない
破れか ....
ボクと君
なにも言わず
其処にいて
音もたてずに
存在して

遠ざかることもせず
近づくこともしない
言葉を交わすことはなく
通じあう心

共に傷つき
共に成長した
居ること ....
おとうちゃんは田植え機のうえ
おかあちゃんはすきをもって土のなか

青い空のした
風が
ふたりをあおぐ

苗も
気持ち良さそうにゆれている

まぶしいな
いつのまにか
みどりの ....
例えば、東京にて生まれ故郷のお土産が売られてて懐かしく感じ、
同時に、その売れ行きが芳しくない様子を見て少し淋しさを感じ、
同時に、思い出を他人に侵害され過ぎていないことに対する安堵を感じ、
同 ....
さみしさにつける
薬はありませんか
たとえば
夢の言葉とか
理論で詰められない
感情とか
多摩川にて貸しボートに
ゆられるともなく
空いたコカ・コーラの缶は
転がるにまかせ

ふとここを
佐渡の流刑地だと思ってみることにする
みやこわすれに導かれたか
さきほどみたあの紫がよ ....
朝の露を集めて飲み干すと一日の呼吸がはじまる
君の寝癖を愛おしいと想うんだそんな朝のパンとコーンポタージュ
なんの変哲もないひとときをゆっくりと味わって幸せと名づける

人生は定義のしかたでど ....
生まれゆく本能
沢山の欲に駆られるでしょ?

衝動的感情
止まらない歯車見つめてるだけでしょ?

欲しいものは目の前

その手 指 腕で
抱き締めて
壊すくらいにね


身体 ....
あるとき学校で飼っていた鳥が逃げ出した。
教室の渡り廊下から
、屋上の手すりを伝い
校庭の門の下をくぐり抜け街路樹の上
(まてよ、鳥かごが何処にあったのか)
、まるで覚えてはいない。
 ....
灯りを消してベッドに横たわり
脳裏に
小川を流し
縁に笹の葉を茂らす

夜眠れない
苛立ちを
笹の葉にのせて
流れるにまかせる

明日の不安は
確かにあるが
それも葉にのせて
 ....
僕たちがゲーセンで得るものなど何もない
ただ一つあるとすれば
二年ほどだけライブモニターに映るプライドだけだ

失うモノは沢山ある
親に安定した老後を送ってもらうだけの
山のような50円硬 ....
〜はるか遠くの 幼く可愛らしいお姉さんのお話〜

「これでおしまい」


触れず隠す それはまさに 「浅く深追いの指」
ぬめり 殻住みの歩み 「静かに音も立てず」
進んだ道の通りに 振り ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
童貞のまま死ぬ どこかで起きてる人口爆発北大路京介113/5/15 21:20
おまえの中学時代の詩集音読してやろうか1013/5/15 21:19
前世がマリー・アントワネットの会613/5/15 21:19
自由の泉朧月713/5/15 21:15
なんちゃってnonya17*13/5/15 20:45
たそがれの約束[group]平瀬たかのり10*13/5/15 20:37
いっと013/5/15 20:32
済州島の霧雨に濡れて馬は[group]平瀬たかのり413/5/15 20:22
言いたかったことはぜんぶ、飯沼ふるい313/5/15 20:11
プチな小路のある庭はもっぷ213/5/15 19:58
諦観まであと3センチ313/5/15 19:55
下着泥棒花形新次113/5/15 18:59
ホームシック衛星秋助013/5/15 18:52
貧乏くじ群青ジャム113/5/15 18:44
学校での ほんとうのこと佐和213/5/15 18:29
ふわり梅昆布茶913/5/15 15:59
生たまごアラガイs1*13/5/15 15:28
本質と原理HAL8*13/5/15 15:27
あしうらそらの珊瑚23*13/5/15 14:48
ボクと君ムウ113/5/15 14:44
田植え風朧月313/5/15 14:00
こころ邦秋1*13/5/15 12:59
呟きはなもとあお413/5/15 10:25
紫時計もっぷ313/5/15 10:24
モーニングカップのなかの陽だまり梅昆布茶513/5/15 8:59
エゴイズムowl113/5/15 7:07
青い鳥アラガイs5*13/5/15 7:04
気にしないためのエチュード殿岡秀秋613/5/15 5:48
機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOS ...一 二413/5/15 3:24
箱庭 五晩目 〜雨〜黒ヱ2*13/5/15 2:20

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