阪神野球チケット
神宮球場野球チケット
甲子園かと思ってしまった
ぬかよろこび
めがよろこび
阪神野球チケット
神宮球場野球チケット
甲子園かと思ってしまった ....
ガードレールに捲きついた
細い蔓植物が雨にたたかれ揺れている
雨はそれほど強く降っていた
たぶん汗なのだろう、額から頬にかけて液体が流れ落ちている
さらに背中は液体で飽和され
まるで別の ....
わたしの考えていたことは
つまり
国のプライドのために
子離れしなければならないのかってこと
おんななんて
恋をしていれば生きていける
そんな風に
見られてはいないか
....
ピースの足りないパズルをみんな必死にやってる
それを端から見て
「馬鹿だな」
と言う
女性がやる心理テストだったのか
うれしい時も泣く悲しい時も泣く死ねば泣けない
俺が死ぬと生態系が崩れる
わたしをAと見たて踊らせるのは
おそろしいことにちがいなかったが
おかげで血はとまった
うすばかげろう、
知らない言葉を育てることで
知らない自分を見捨てることができた
(辞書はよ ....
だれがわたしを見捨てたか
指さしや目線の鋭角
とりどりの基準のなかで
きちんと焼却してください
水に落ちていく墨か、
あるいは墨に落とされた水滴か
どちらも、
すぐにそれとはわからな ....
アンドレが
リング上で
自分で転けて
足を骨折したとき
対戦相手の
キラー・カーンこと
小沢正志は
それに気付き
咄嗟に
トップロープからの
ニードロップを決め
アンドレのプライ ....
チェインソーで切り刻まれましょう。
血が泡の様に吹き出す。
チェインソーで切り刻まれましょう。
ハードコアの申し子。
チェインソーで切り刻まれましょう。
高速エスカレーターに乗ろう。
....
ネット掲示板へ
レスする時間で
ははーん、さてはコイツ働いてないなとか
働いていても
大した稼ぎじゃないだろうとか
偏見にも程がある!
それはさておき
私は現在れっきとした
デブで ....
今日はカレーにしました。ナス入り夏野菜カレーです。
今煮込んでいます。お風呂の湯も溜めながら。
カレーの香りはうつるのです。
昨日、近所から漂ってきたのです。だから、
今日はカレー ....
蝉の話を
してあげよう
焦がされるまで
力のかぎり
蝉の話を
してあげよう
身体をふるわせ
夏を生きる
きみを
やさしく包みこむ
ていねいな
風通しのよい
午後の産着の ....
夕陽の照り返す ビルの窓ガラス
夏の短い影と熱風を通りに落とす
古ぼけたビル群
短い窓から覗く疲れた顔
またぞろ老人が吐き出される。
ビルの彼方には夕焼け雲とスカイツリー
決まった時刻にぞ ....
幼い子供達とはあまり遊んだことがなかった 家のローンがのしかかっていた
人生でもっとも不要なもののために 一番大切なものをないがしろにしていた
時代の風は遥か家族の上空を吹き過ぎて行ったさ ....
ところで洋子のことだと思いながら
お父さんは鉄板上のオムソバを前にしている
オムソバを最初に発案した人は神様じゃなかろうかと
焼きソバを卵で包むという所業など
もはや神の領域に達して ....
どこまで行っても焼けた道が続くものだから
どうにもやりきれなくなって
木陰で休んでいる行商に暑いですね
魚ですか? と聞いてみる
おばあちゃんはにこにこして
なまこを売りよんよ、と氷を敷き詰 ....
僕はね昨日そのことに気づいて
身勝手に疑心暗鬼
嫉妬してた
そんな僕が滑稽で
何も動じない貴方がひどくつらくて
貴方
見る度
聞こえる度
僕
呼吸は荒く
体は熱 ....
横向きの首をゆっくり上向きにする。
夜が来ていることをたしかめるように息をする。
汚い音をたてて空気を吐き出し
汚い音をたてて空気を吸い込む。
夜だ。
夜の臭いがする。
手探りで自分の ....
心臓がゆっくり動いている。
ゆっくりすぎる。
こういうのを徐脈というのだと
知識としては持っている。
目の前が白い。
何も見えないほどギラギラと白い。
白いがこれは眼前暗黒感に変化する ....
真夜中の校舎がいきなりスライドした。
なんのことかわからなくて目をみはる。
見覚えのある建物はすでにそこにはなく
見たことのない建物がそこにあった。
そこに行かねばならないとわかっていたの ....
ほほえむ
いつも
ああして
けれど
しあわせよ、という
そらをみて
つむる
ごめんなさいという声が聴こえる 暗い影のなかからすすり泣く声が聴こえる
闇より深い音がみえる 誰かがそこでもがいている気がする
俺は言葉を知らない だから、たしかに伝えることはできない
でももし ....
ぼくはさびしくなんか
ぼくはむなしくなんか
ないよ
なし崩しでいいじゃん
つぎはぎだらけでいいじゃん
どうせみんな
脳をだまして生きてんだ
脳だまされて生きて ....
孤独がからまって底に沈んでいる
言葉にならない声でも君に伝わればいい
月は何色でもない
夏の葉がそのままの
あめあがりのみどりに
あたたかく包まれながら
夜の遊歩道をたどる
いい匂い
みぎめのほうが
いい匂い
柔らかくしかさわれなかった
ぬ ....
あなたとは一生関わり合うことのない他人になりたいと彼女は言った。彼女とはとても長い時間を共有していたので、別れてからもしばらくはときおり一緒に食事をしていた。ある日彼女は大事な報告があると僕を呼び出し ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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