空の青があまりにもひどかったので
わたしは死んだ

飛んでいったのは
たぶん長すぎたシャーペンの芯だ
下心があまりにもすけすけで
あけすけなわたしの刺胞が飛ぶ

チクリ、と ....
綺麗な言葉で飾り立てて
韻を踏んで、言葉遊びで
若気の至りを言い訳にして
凄いカゲキな言葉遣いで

「金とってないんだから文句ある?」って
ケンカ腰に強気に叫んで

"よりど ....
私鉄のターミナルは
午後六時の雑踏
地下一階の売店の横
恥ずかしそうに
コインロッカーがある

耳の上に白髪が混じる会社員が
膝まづいて足元のロッカーに
黒光りする鞄を大事そう ....
貴方は美しい

貴方は太陽を胸いっぱい受け取る素直さが美しい

貴方は美しい

貴方の優しさは苦しみを溶かしたもので沁みる 美しい

貴方は美しい

貴方は生まれ持った能を活かし巧 ....
深い深い海の底に僕の故郷がある それは静かで暗い世界 すべてを押し包む沈黙が支配する

僕は光のサインで話す 君の眼に僕の言葉が映るだろうか

ひらひらゆらゆら僕は泳ぐ 強大な水圧のなかひら ....
心を見た人はいません。  
心に手をふれた人もいません。  
それでもみんな 
心の場所を知っています。 

もしも心がなかったら 
今日のあなたは、笑わない。 
昨日の私は、涙を流さな ....
朝、

悲しみが よごれちまっていることに

気づいた


夜、

ショックで 泣いてしまった



そしたら 悲しみは だいぶ


きれいになった



涙が ....
逃げた方がいい

戦うよりも


言わない方がいい

言ってしまうよりは


疲れているならば

辞めた方がいい


それでも行きたいのなら

止めはしない


 ....
獣姦と言われれば
否定のしようもないが
まだユーモアがあるっつうか
オチャメっつうか

乳搾って飲むのも
考えようによっちゃ
変態みたいなもんだろよ!

だから
大目に見てください ....
何も感じない事です
ここでは
ここでの正しい過し方は
何も感じない事です
痛みなど
そのうち何でもなくなります
恐れなど
全く意味の無い事です
ただ能面の様な顔をして
毎日を過ごせば ....
きみの声を
遠くで聴いた
きみの眼の中
僕はいなかった

誰のものでも
なき人よ
誰かわからぬ
その人よ


遠くの声に
きみが響いた
多くの眼のうち
きみだけ光っ ....
秋の気配をまだ感じられない 鈍感な八月入り
再び折り目の筋の光は 紅葉もまた眩しい

生まれた月に特別な想いは伏せ 今日も刹那の蝉の唸りを愛している
秋が来る 気配を消して向日葵のまわりコスモ ....
公衆電話がバラバラに破壊されてつがいの天使が閉め出された
五月六日は何事もなくて、思い入れのある日付なんてない
クロアチアという文字のもたらす効果を指先きで辿る
辿り着くということをしない

 ....
色んな場所に旅行に行きたい
過ぎ去っていく景色を眺め
体の軌道が未知の空間を抉っていく
その新鮮な熱を肌で味わいたい
新しい人との出会いで
表情が更新されていくような
そんな旅行をしたい
 ....
葉月の昼下がりのどうしようもなくもてあました窓の
したで、たったいま、わたしにできることをすべて思
い浮かべてみても、ただ、雨の日の猫のように四つ足
を投げだして眠ることしかできなかった。
 ....
真白い蝶が飛んでゆく
空へ 私の生きる地から逃れるように
あの{ルビ暖かい=燃え盛る}太陽という名の安らぎへ
{ルビ脆い=もろい}羽をはためかせ

黒い蝶が飛んでゆく
空へ 私の横たわる大 ....
耳はかたむく零雨にしげる 無職でサラリーマン川柳を吐く 未来の自分へ書いた手紙に苦しめられている 一円にもならぬ詩を書いて寝ている きめたの
あなたと、いきてゆくこと

そして
きめてくれたの
わたしと、いきてゆくこと

そんなこと
ゆめみたひとが、
いたけど

そのきもちは
きらめきを
はなって
 ....
取り敢えず
正社員を目指しなさい
正社員を!

それはさておき
通勤前のひとときを
ソファーに深く腰を沈めて
コーヒーを飲みながら
タブレット端末で
エロ動画を見て過ごす

おっ ....
第一レースで君は僕に向かって
「いきそうになったら言って」と溜め息を吐くように言う
それは優しさですか? それとも愛ですか
そんなこと、どうでもいいんだ

たまに小さな嘘が吐けたらいい
誰 ....
頬を伝った涙の滴は、
構造的に口角へと落ち、

なんとなしに舌で掬って、
馴染んだ味が思い出されると、

センチメンタルでもなくなって、
濡れた口角は持ち上がり、

出来すぎた機能美 ....
たとえば海に沈んでゆくあいだ
仰向けに真っ青な空を眺めながら
ゆっくりと溶け合うように
その感情に浸っている
太陽の光を浴びた無色透明の
その澄み切った色をキャンパスに描いてみたくなる
誰 ....
おれの家にはカミサマがいる
毎朝公園を散歩する
おれがよりそって歩くので
怪しげな影は近づかない
近所で揉め事だ
カミサマを守っておれが出ていく番だ
言葉に気合を入れる
四十年近くも会社 ....
     ゆっくりと目覚めた休日の朝
     起きるとテーブルにはもう目玉焼きができていた
     おはようを交わしたまではよかったのだ
          
     目玉焼きの ....


あおい夜のシナプスが
ピアノ線のよう

音もなくしのびこむ
月の影

月は ぼくを
しらない
ぼくも 月を
しらない






風のない夜
オオミズアオ ....
会社の女の子は俺に緊張している

いつのまにか会合でも

年下の奴には偉そうになっている

出会うひと

出会うひと

もう自然体で偉そうになっている

いつ頃くらいからだろ
 ....
アルデヒドの香青紫
腹式呼吸が囁く息遣い

鐘が透き通り鳴らす
いつも奴がやって来る

登場人物の証明書を手に

今から会議だと言う
出席決行な目線で誘う

アルデヒドNO5をつ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
かの513/8/1 23:57
売り言葉詩月013/8/1 23:45
コインロッカー・ブルース御笠川マコト313/8/1 23:13
貴方は美しい朝焼彩茜色7*13/8/1 23:01
深海魚梅昆布茶7*13/8/1 22:47
地球の夢  服部 剛8*13/8/1 22:39
まだ佐和313/8/1 21:08
Eビル113/8/1 20:18
ホルスタインでパイズリする花形新次013/8/1 20:03
煉獄の歌和田カマリ4*13/8/1 19:26
きみの声シホ.N313/8/1 17:19
金風 Ⅱ朝焼彩茜色11*13/8/1 17:13
蜂蜜色の光を知らない198910...013/8/1 14:47
本当のこと葉leaf513/8/1 14:29
雨の日の猫は眠りたい 2013たま30*13/8/1 9:57
黒い蝶が飛びだった。虹はまだ架からない。創輝413/8/1 9:18
水道こしごえ2*13/8/1 9:12
無職でサラリーマン川柳を吐く北大路京介713/8/1 9:03
未来の自分へ書いた手紙に苦しめられている713/8/1 9:02
一円にもならぬ詩を書いて寝ている313/8/1 9:02
「ちかうこと」玉兎313/8/1 8:40
出来る男花形新次113/8/1 7:14
いきそうになったら言って北橋勇輝5*13/8/1 5:55
水を差す小猫峰 護013/8/1 5:19
此岸よりねこすけ213/8/1 4:54
おれは番犬だ殿岡秀秋813/8/1 4:34
目玉焼きの皿がからになったらキスをする石田とわ14*13/8/1 1:18
月影/あおい印象佐東7*13/8/1 1:11
出会うひと吉岡ペペロ213/8/1 1:06
アルデヒド勧誘朝焼彩茜色5*13/8/1 0:16

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