好みの女優の舞台の相方を見て
美男過ぎて僕の入る余地はないと思う
終了
学校での校則から叩き込まれるのは
重要なのは地頭ではなく
理不尽でも従わねばならぬルールなのだ
ということを知る ....
一方戦士エイソスは、オーバ・ニーチェに感化されようとしていた。
この国の将来を決めようとしている時に私情は禁物なのである。
イリアスを助けようとしていることは良い。
しかし、アイソニアの騎士は今 ....
間抜けな盗賊ヨランは迷っていた。
イリアス嬢さんの居所は分かっている。
カラスガラの北辺にあるバルケスの塔である。
それは、モーガン・レティウスの旧宅だった。
間抜けな盗賊ヨランは、アイソ ....
黒いズボンに白いシャツ
僕はパンダぽくなれたと思う
のに のだが
誰もわかってくれない
シュッとして見えるせいかなって
足を上げて見せたら
足が短いってびっくりされた
びっくり ....
クラスメートのMさんは
その日も
大学生の彼氏の自慢話ばかりする
そんな彼女と近頃
廊下でたまにツーショットだったS君とが中庭で二人
待ち合わせて下校する姿を見てしまう
....
いくたびも ここに来て
温める 心はいつも
君を想う 魂くらり
ゆらり 揺れて
ああ また
この感じ
溢れちゃうわ
心から
拾ってよ それ
アタシの
まだ 見ちゃ ....
何に意味を持たせよう
何に意志を抱かせよう
熱をおびた心は
その手を待ってる
心が訴える 在り処を
受けとめよう 心ごと
刻みこめば 愛が見える
夜になれば 星になって・・・ ....
夢で逢えたら
今度はいつ逢える?
目が覚めた時
また逢えたらいいね
○「適応力」
人間の一番の能力は
適応力だろう
人間はどんな状況にあろうと
適応しようとする
戦争時でも災害時でも重い病でも
適応しようとする
この適応力があるからこそ
人類はいくつも ....
もう もどっては こないよって
あいつは いった
ぼくのことなんか ほっといてよって
あいつは いった
ツチノコ ツチンコ シタリガオ
また どこかで会えるって? ....
突然降り出して
ものすごい勢いで
地面を打ち付けて
雷まで鳴り響かせ
そのくせすぐに止んでしまう
そんなヒステリックな雨に
辟易としてしまう
だのになす術なく
雨粒に打たれたりして
....
波打つ草原、
白い途 男二人行く
黒々、糸杉 聳え立ち
渦巻く律動の星月夜、
静かさの内に自らを差し出す。
*ゴッホ 『星と糸杉』を見入りなが ....
・
指先に記憶が宿るように
Googleキーチェーンに残さない現代詩フォーラムのログインID
ふと ふいに 一年に数回だけ試したくなる
もしまだログインできるなら
また一つ何か産めそうな ....
木々の根元、広がる薄暗がりの光景
浮かび上がり
律動し呼応し合う天と大地に静かさ在りと
言葉、
透明な呪いに充ちる声のヒビキ
意味の向こうに突き抜け静かさ司る。
うっすらと
満遍なく
広がる
絹糸のような
感触、
言祝ぎ斜光の橙に染まり
凝集する眼差し
光の瞬きの瞬間、
一つ思考の生動 感じる。
日が昇っては沈むように
うつろう
私は
早く死ななければならないのですが
また手が塞がっているふりをするのでしょう
○「人のまちがいが許せない人」
人間関係がうまくいかないという人がいる
人のまちがいが許せないという
世の中馬鹿ばかりだという
なんでこんなことでまちがうのかとよく思う
この間教えたこと ....
不滅の太陽の血を飲んだ
魂は気化し地下茎は炭となり
盲いた幽霊のように手探りで
誰かの夢の中
朧な形象のまま
頬をつたうひとすじの水脈もまた
過去からのもの
借りものの幽霊
傾 ....
背筋を伸ばして立つ
その人の目は前方の二番ホームがある背景へ
据えられている様に見えた
腕まくりされたワイシャツ
右手が口へ運ぶ平たくて長いパン
大口でかぶりつき頬張って噛む ....
オンボロお寺の石垣で
なんかの草たち もじゃもじゃと
雨がふったら さわぎ出す
石垣も草も イキイキと
雨にぬれて 光りだす
オンボロおテラのおニわには
なんかのナンカが もじゃも ....
孤独を分かち合う
人はいる?
私にはいない
抱きしめてくれる腕も
名前を呼んでくれる人もいない
孤独とともに
いるしかなかった
あの頃
ねむっている
きみの頬
それは言葉のない絵本のようなもので
とてもカワイイ
きみの夢のなかで
そのやわらかな 二枚のページは
そらにとばされた
あかいふうせんとなり
おいしそうな
あ ....
痕がある
誰にも知られたくない痕がある
痕が疼く度に
歯を食い縛る
今はそれだけしか出来ない
やがて痕が
わたしを生かす為の
糧と成る事を祈る
一年間の努力と忍耐の成果を確認する時がやって来ました
朝食は抜きですよ
背伸びなんかしてないで
体重は減らせないでしょう
深呼吸して下さいの言葉と
ブーー ....
妍しいだけの皿に、その手のひらに
泳ぎ回る琉金の ちいさく
軋んだベビーベッドから、流れ星を拾い上げる
/ 海にいる /
岸辺から眺めるひとがいて、遠くにある
帆船と ....
暗がりが呼んでいる
それを確かに感じる
聞こえないふりをしていいだろうか
振り返ってはいけないような
そんな気がするんだけれど
そうしたくてどうしようもない
怖いもの見たさとでも
いうん ....
気付かないようにしてきたが、
確かに{ルビ主人=あるじ}は{ルビ自分=わたし}であった。
としたら、
すぐに仕事に戻るのでしょうか?
否。
寝間着のまま夏に向けて冬のキセルを取り ....
この漆黒の湾曲する造形の果て、
霊的力動 感じ観る 私は誰?
同じ白い小部屋にて
何度も何度も粉砕していく
光芒欠いた月の下、
躍り律動刻みながら
しずか 過ぎていく時間、横目に
....
白いマスク付け
白い空見上げ
しずしすと
雨、降り続け
白いマスク外し
地に目をやれば、
路傍に咲く花
色とりどりの草花
アスファルトの隙間から
生え育ち花開く
この雨に濡れる ....
五月のすがすがしい晴れの・・・と書きだしたかったが、
今日はどんよりした曇り空。
降りそうで降らない、何とか持ちこたえている
そこそこ生きてきたが
まだ答え合わせはできない
重なり合う未来、 ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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