あなたの作ったセンチメンタルが
わたしの心の隙間にはいって
たまらなくくすぐるので
わたしは今すぐ、あなたに会いたい
1年の中で
なぜか心が
ソワソワと
落ち着かずに
嬉しく嬉しく
なってしまう
そんな日がある♪
笑顔が心に浮かび
笑い声さえ
聞こえてきそうだ
今日は大切な
大切な君 ....
鳥が 泣いている
「私の空はどこに行ってしまったのだろう」
僕が食べちゃったんだ お腹がすいてたまらないから
僕の欲望が僕を空腹にさせる 僕の空腹は空を食べた
魚が 叫んでる
....
私は若くて今がいちばんの売り時
そんな姿で消えていけるなら
あなた達より幸せかもしれないね
あなた達はいつか
車に轢かれて
または病に冒されて
あるいは食中毒になって
突然いなくなる ....
ぼくたちの見たこともない色って想像できる?
雨は平等に降りしきる
あなたにも、わたしにも、
だけど、わたしには傘がない
綺麗な事だけじゃ
生きていけないの
そう言って泣く人
ぼくには難しくて
わからないけれど
汚いことがあれば
生きていけろうか
僕が思春期に可愛がっていた
片瀬江ノ島駅に住む、野良猫ニャー子は
破れた恋に涙を流す学ラン姿の僕に寄り添い
顔を膝にこすりつけ
(にゃあ)と優しくひと声、鳴いた
僕と出逢 ....
雨が降り出した
大粒の
雨粒を弾くワイパーの動き
センターラインが見えにくくなる
アクセルを緩める
後部座席に乗る娘はどう感じるだろう
塾の帰途
メールの返信に夢中で
....
幸せは歩いてこない♪
だーから、
辛くて悲しくて、
涙が溢れてしまうのも、
当たり前のことなんだよなぁ
右向け左の天邪鬼 猜疑心を頼りに唯一を突き抜ける
迂回をへビメタルに足音はウーハー 進んでは振り返る
素直の尻尾は出ていないかと・・
隠れ愛の肩書き 天探女に取り憑かれた 寄り道の小石拾 ....
ネクタイはずして君色に戻る
あなたが与えている幸福のぶん、あなたは幸福になる
僕はあなたに幸福にしてもらったぶん、あなたを幸福にする
三人寄れば文殊の知恵
ふたりで一緒に考えよう
僕がふたり分考えるから
曇り空 夕方 現在地座標不明
体のどこかに記号番号の焼印があるはずだ
見当たらない 潔癖に皮膚を擦り過ぎたかもしれない 当の昔に
勝手に地球に線を引いた小癪な国々
痛くも痒く ....
目覚まし時計の呼ぶ声に乳白色の霧をかきわける朝
夢の続きの小路をたどればあの古い石の門がが見えるかもしれない
丘の上の教会には孤児院が併設されていて僕の友達がいた
通りを浜のほう ....
筋道は分解されて散乱して幾つかは紛失した、もうそれ以上今までのことに固執していてはならない、死体を愛すると陰茎から壊死してくるぜ、暴発を繰り返すようになったら終わりさ、ところかまわず撃ちま ....
あんた、すけべなこと考えてんでしょう?
お生憎様、違いますよーだ
雪忘れ村では
初めて使う毛筆の
毛先の滑らかさを
確かめるために
村に住む
比較的乳首大きめの
女性を選び
先端 ....
気が付くと私は広大な庭園の前に立っていた。
そこは薔薇の花で埋め尽くされ、屋敷へ続く道は整備されてはいなかった。
庭園の向こう、遥かなる屋敷の全貌は見えない。人間を死の果てに導く薔薇の棘が道を ....
中東と言う陸の
細き橋は
常に燃えている
そこの命を無視し
経済と言う名の
暴力が
今は主因だ
止めよ
止めよ
火種を絶やせ
暗い空にも
....
甘いモノばっか口にして
青写真の上で踊らされ
あからさまな嘘に 慣れていく
他人の思惑に乗せられて
自分の声には耳を塞ぐ
そんな生き方が 楽ちんだ
なんて 思っていたけど
ど ....
またね
その素直な言葉は突き刺さる
それは
罪(過去とその時)を償い
罰(輝きと青空)を受け入れる
だから
今の空はコンクリート
輝きは未来(あした)が発する光の反射
それで
....
お前は木の葉のように
大気の騒がしいうねりを巧みに乗り継いで
俺の途上にやって来た
到来はすべて拒絶であるので
お前は遥かな海からはるばる俺のもとへと
拒絶の華々しい毒を優しく手渡した
....
その時刻に 目の前で 会いたい存在
寝そべるネコの背後で 鳴り響く 戦慄
あれは ピアノ線
透明過ぎて 見えなかったから
澄んだ瞳は 無かったことにして
済んで しまった
住んで しま ....
ある満月の晩、女友達が私の家にやってきた。シャンパンを片手に。何かのお祝い? と尋ねたら「まあ、そんなようなもの」とほほ笑んだ。酔っぱらうと虚言癖のある彼女は「やっとわかったの。わたしは王女さまだった ....
町で偶然見つけた美術館
僕は暇つぶしをかねて扉をくぐった
「2つのテーマを常設してます」
無機質な声でニコニコ笑顔で 若い男がパンフレットを差し出した
僕は黙ってそれを受け取る
....
(大きくなったよな…) そんな風に
言わないと気がすまないらしい
、まわりのひとたち
もちろんわたしにだって
、気にはしてる 。
あの頃は誰しもから手をつながれた
(そう) ....
汲みあげる
言葉になる前の想いが
溶けている井戸水から
丸い壁の井戸の底の水面には
手がとどかない
のぞきこむと
そこには何十年もつきあってきた
おれに似た顔がいる
顔はつぶや ....
路傍
死んだ鳥の目の見開き
この陽射しより強烈な光が映っている
頭上
毟った蜻蛉の羽根だけ飛び立つ
腸まで透けていく陽射しの下置いて行かれた
空調の微風が室内に積もり
あらわにな ....
熱湯を浴びたあと
綺羅綺羅しくこおりが浮かんだ
キンキンな水に投げ込まれる。
いちばん色鮮やかで、歯ごたえのある状態でとまる。
サッて血が昇って(顔が熱い!)
サッて血が落ちる。
わた ....
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