スロー再生しておっぱい見えない 君にみえるように捨て猫拾っている 話題が見つからない夜ばかりである ラブホの電飾看板の裏でコクワガタの雌
蜘蛛の巣に巻き取られて繭のよう
俺はデッキブラシでそれを絡め取って
指先で綿菓子のような蜘蛛の巣を剥がした

もはやクワガタには重さが感じられない
外 ....
目覚めればもう日の出
せみしぐれはまだ弱々しい

過眠の代償の
ぼやりと重い頭を引きずって
タオルケットを払いのけたなら
ひとつ、咳払い
空虚な部屋に広がる
わたしの粒子が

この ....
何故、涙が出てくるのだろう

僕は今、何の理由も感情もない涙を

ひたすら流す

人生が寂しかったり寂しくなかったり

人から嫌われたり、好かれたり

夢を持ったり、誰かに幻滅した ....
それは柔らかな矢印
ipodのイヤホンの片方は
彼女の耳へ繋がっていた
繋がるということは
繋がれるということとは違う
繋がるということは
ほんの一点で
存在を確かめあえること

僕 ....
チェス盤の上に立っている僕は

ポーン、哀れな駒。

号令が響くたび一歩前へ出る。

白を踏むたび孤独が深まり

黒を踏むたび恐怖が増す

可哀相なポーン、それが僕ら。

 ....
鰹と昆布出汁のお味噌汁には
豆腐とあさつきを浮かべただけ

甘めの卵焼きをクルクルと
上手に巻いている菜箸兄弟

グリルの中では塩鮭の皮が
薄く煙と音を立てている

起こしにやってく ....
あそこの靴屋は
きれいなかたちのかなしみを売っている

こどもに蹴られて傷んでいた
ひろいあげて
ショーウィンドウにふたつ
つみかさねた
朱欒の実

黄昏どきは
半透明の落葉とおん ....
人が死ぬということは、
その人と話せなくなる、ということなんだな
当たり前だけど。

とても当たり前だけど、すごい好きだった、ということを
伝えられないことなんだな。
当たり前だな。

 ....
街は誰もいなくなった
黒く消えた雨の中で見る 街の中
僕はいつも現れた
僕は どこにいるのか 何もわからない 


滴のどこに僕がいる
空を 広く見上げるカラスは 水色だ
地面の中 ....
埃の舞うホームに定期券ひとつポケットにいれて
私はいつもの電車を待っている

人の波は駅のホームに溢れては
電車に吸い込まれ、またホームへと溢れ出る
そうして流されては繰り返されていく
誰 ....
慌てふためく前に準備しな
そんな声に うながされて
希釈された安全な毒を
香水変わりに体に浴びせ
PUMAの靴を履けば 準備万端
あてのない お出かけさ

どこに行くのかって?
今更… ....
当たり前なこと
書くの止めました
上から目線
そんな感じがしたからです

当たり前じゃないこと
書くの止めました
自分自身
枠から出れなかったからです

詩うこと
止めま ....
!人between人!

支えあって生きていくんだ!

ピザパイピザパイィィイイ!
サービスサービスゥゥうう❤
ピザパイピザパイィィイイ!
サービスサービスゥゥうう&#10 ....
雨に道がひかっている

この街のそこかしこにぼくらがいる

傘をささずにぽつぽつとやられている

そこかしこにぼくらがいる


街路樹が霧を呼吸している

さわやかな別れに涼しく ....
滑り込みセーフ! って言っちゃうあなたって 幸せ

だってね 明らかにアウトだもの

ほら 入口からセーフのアチラが観えない?



「ふーん」



(ふーん )は負 ....
靴下いっぱい くさくして 男四人の病み鍋は


こたつの中に 犬いるか



いる気がするぞ においます


きゃんきゃん 鳴いて 喜んで


ちゃんちゃん 茶椀を鳴らします ....
「今日アッキー帰って来るって知ってた?」

「知らない」



わたしからメールをしてみると
近所のマックから
パパにメールをいれたよう
「突然で用意していないだろうから ....
高校生のころから
嫌いな人ワーストテンを
ノートにつけて
楽しんでいる

ずっと
小泉純一郎が
入っていたが
去年ようやく
圏外に去った

と思ったら
最近また
2位にランク ....
おもしろいと思えるものってなんだろう


これほど不確かで 確かなものはない



おもしろいかどうかは 神様にはごまかせない  だ  け  ど



世の中には つまらない芝居 ....
薄紫色の大気はひんやりと冴え渡ってそこにあった
南天の赤がこじんまりと眼の端に映るそんな朝だ

生きることはそうわるくもないさときどき意味のとり方を間違えるだけなんだ
そうみんな生のかけらを交 ....
目の前に見える夢とか希望とかじゃなくて
自分を守るために

アラームが鳴って
うだうだして、あと5分だけ寝て
はっとして起きる

「…今日は……」

こんな毎日を噛みしめて

 ....
これがあなた弟の部屋よ
案内してくれた女はノエミといった
薄いブルーの冷蔵庫
錆びたコンロとケトル
想像してたよりもずっと生活感があった
家事なんてしたことなかったのに

窓を開けると
 ....
歪む光
無数の粒子
極限まで集められた音たちが臨界点を超えるとき
女戦士は
降り立つ

ライトセイバーの軌跡に沿って鱗粉が輝く
とらえられない
存在
残り香
薄く しなやかな繊維を ....
月夜以外も気をつけな
積年の情念が変貌するのは
なにものも届かない深い漆黒

ノートだけが友達の少年が生み出したトモダチは
その日動き出した
夢を食い破っては跡形もなく丸めて捨て
先生を ....
がちゃーん と割れるイメージは 
ちょっとドキリとするからね

じゃりんこ よりも 
ちゃりんこ のほうが 
近かった世代 

あたしは 若かった
元祖 あたしは 若かった ....
あなたを想ふ
この瞳であなたを見つけ

あなたを想ふ
この耳であなたの声を聞き分け

あなたを想ふ
この唇で愛の言の葉を紡ぎ

あなたを想ふ
この両手で抱きしめるために

 ....
すぐに僕は狭いところに足が向く
別に好きってわけじゃないんだけど
元々こうなんだから仕方がない

何度か引っ越しをしようと思ったけど
どれも失敗に終わってる
別に悲しいってわけじゃないんだ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
スロー再生しておっぱい見えない北大路京介113/10/30 16:42
君にみえるように捨て猫拾っている613/10/30 16:42
話題が見つからない夜ばかりである413/10/30 16:42
ラブホの繭和田カマリ3*13/10/30 16:07
季節、夏、咳茜井ことは3*13/10/30 10:39
小鳥のようにyamada...213/10/30 9:18
柔らかな矢印そらの珊瑚813/10/30 8:58
マリーアントワネット月形半分子513/10/30 4:10
ごはんの時間です中村 くらげ8*13/10/30 3:40
累卵神山713/10/30 2:42
たわごとkawa413/10/30 2:05
板チョコの歯番田 213/10/30 1:45
ふるさと月形半分子413/10/30 1:22
希釈された安全な毒小川麻由美7*13/10/30 1:18
止めましたムウ513/10/30 0:41
支えあって 人20120*13/10/29 23:46
雨の街吉岡ペペロ1313/10/29 23:39
普通人芦沢 恵23*13/10/29 23:16
鍋夜のうた八男(はちお...213/10/29 23:06
おかえり鵜飼千代子11*13/10/29 22:47
私のワーストテン花形新次113/10/29 22:26
記憶八男(はちお...213/10/29 21:57
うすむらさきの朝梅昆布茶1913/10/29 21:50
幸せまきちぇり113/10/29 20:03
lovedmizuno...313/10/29 19:43
バタフライエフェクト伊織5*13/10/29 19:29
怪物くん3*13/10/29 19:27
金魚鉢 割れた藤鈴呼5*13/10/29 18:28
あなたを想ふ龍九音1*13/10/29 17:52
可愛くないヤドカリ北橋勇輝113/10/29 17:44

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