花が開くとき花が静かに狂うように
美しいものや優れたものを生み出すには
何らかの狂気を組織しなければならない
狂気は宇宙の鼓動として重く血潮を飛び散らせる
人々の文明や繁栄を遡ると ....
何も見えない
彩るような 日々が
日々としては見えない 何も
感じない


暗がりの中で
詩を書こうとしたけれど
印象的な絵が
頭の隅にひっかかる


去っていく鳥たち
潜ん ....
夢のようで夢じゃない
陽があたる草原の上
頭に落ちた赤い林檎

それはさり気なく
かくして当たり前のように
私に訪れた半年振りの恋
実るのか? 実らないのか?
それは運命が決める

 ....
等圧線の険しい尾根道を
一気に駆け下りた寒気の精鋭に
容赦なく身体を押えつけられて
また2センチ青空が遠のいた

街路樹の痩せた指先から
次々に零れ落ちた枯葉の巡礼を
容赦なく運動靴 ....
  under the bridge of the pale night color
  YES, certainly you were there
  cutting a lime to ....
「僕は言葉が嫌いだった」
『私は彼を信じ続けることができなかった』

「だから僕は君の苦しみに気づくことができなかった」
『だから私は彼を苦しませてしまった』

「嘘でも好きだとは ....
ラジオから
音楽が流れている

朝の光が窓から差し込んで
世界がうんと美しく見える

女らしさや、男らしさが
ちりぢりばらばらに散らばって
混ざり合ったその向こうの
いや何にも混ざり ....
何故なら信憑性が無いからだ
















 ....
金木犀を纏って
波立たぬ心を晴らす庭

汗を紡ぐグラスに
青空を並々と注いで乾杯

野球バットは年老いて眠る
思えばこの庭は
何時から微睡んだのだろう

火照った地べたに風が這う
 ....
痛む腹 痛む足 痛む思い
痛む腹は可哀相だねぇ
痛むほど無理させられてたってのに
今の今までだぁれにもわかって貰えないで
今しきりにキリキリ悲鳴あげてるんだから
あらあら、悲鳴をあげてい ....
宛名のない手紙を
淋しさと名付けたのは
冬をむかえようとしている
壊れかけた燕の巣でした


遠くで微かに鳴っているピアノを
愛の囁きと名付けたのは
閉じられたばかりの本の静寂でした
 ....
MRIに写った骨に
ほんの少しの ヒビ在り
しばし見入る

ヒビは歌わない
ましてや笑わない
責めたりしないし
冗談も言わない
財布の心配もしない
後悔もしない
原因があって
結 ....
女子大のトイレの
便座になりたい
手でわっかを作って
その上に
まだちょっとだけ青い
お尻を載せたい
体温で温めてあげたい
舌をウォシュレットみたいに
ウィーーンて出したい

万が ....
人の行為の中で
男女が密着して
はあはあ言いながら
気持ち良くなる
最初がセで
最後がスのもの
なんだ?

セルジオ越後っす!

惜しい!
正解は、おやじ狩りです
回廊 と 回復 と 人生の回路 が 
複雑に絡み合いながら 淘汰するまでの時間を 
描き始めている

美術館と 病院などの それは
随分と 違うのでしょう


クルクル
目の回る程  ....
{引用=
 少しためらい
端座する
永いあいだひらくことのなかった
古い三面鏡


 鏡のなかに{ルビ生=お}う
まよいの雪雲は、ひろがり


 僕は、人らしくあろうとし、
ど ....
何に対しても一生懸命でいよう

今を大切にしたいから

たとえ「そんなに生き急いでどうするの?」と言われても

「死に急ぐよりマシだから」と笑ってやるさぁ
僕はもう死んだことになっている 別れた女の良いところを100挙げて外は明るくなってきた 遅咲こうとしている 逃亡できない
嫉妬
現実
リアリティ
そこはかとない絶望
と希望
天秤にかける
事実と
デメリット
メリット
わたしという名のにんげん
並べる
ことばの
破片 ....
 


私たちは耳打ちをするように
果たせない約束をして
背中越しに指切りをする
 
誰にも言えない思いの
完璧な答えは
それぞれの傍らに這いつくばっている
& ....
※「松島の月まづ心にかかりて」芭蕉

  ー崖の上から延びる松の枝
      その先に見える月と海

回復できないクラゲが漂う水面に
揺らめいているのは風の溜息か
天空にはクラゲの昇天 ....
大切なものが
無くなってしまっても
大切なことに
変わりはないから
わたしは飽きもせず
大切を信じている



 
きみの血で作った目薬を
ぼくの目に垂らすと
世界は色を失って
ただ均一な赤色になる

きみの血で作ったお薬を
ぼくの腕に注射すると
世界がは色を失って
ただ平静な水色になる

 ....
人の身体の中で
触っていると大きくなって
大きくなっても触り続けると
そのうち、白いのが飛び出す
最初がちで
最後がぽなのは
どこだ?

ちいさんぽ!

惜しい!
もう、死んじゃ ....
枕が変わった 天井の地図も変わった
独り暮らしの寝室から
鼾の合奏する五人相部屋の寝室に変わった

その間に世間の便りは
うねりの激しい潮騒となっていた
看護師の足音に神経を消耗され
ま ....
うつくしくみずみずしいリンゴだったので
これはおいしいはずだと
あなたが言ったので
本当を知るわたしは ずっと胸をおさえていた

太陽のひざしをめいっぱいあびたような
そんなうつくしいリン ....
むかし、
最初の言葉が毀れたとき
つまりひとりの身におとずれるさまざまな死の
最初の一日に触れたときに
その裂け目から吹く風を迎えすぎたのだろうか

あるいはまだ
ふさがっていなかったの ....
どんどんと鼓動ばかりが
先走りして眠れぬ夜に
きみはぼくに電話を掛ける
「はやく、死んでください。」

空と空とのあいだの文脈
それを埋め合わせるために
ぼくは白地図を開いた
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
狂気葉leaf113/11/16 15:37
街は曇りの色番田 213/11/16 13:56
私に訪れた半年振りの恋北橋勇輝113/11/16 11:32
子供は風の子 大人は火の子nonya25*13/11/16 11:03
Cutting a lime to pieces草野春心1*13/11/16 10:34
『想いを言葉にすること』 2010年12月26日SNS投稿作 ...しょだまさし013/11/16 10:03
朝の光うめバア12*13/11/16 7:53
悪魔が俺は人を殺した事だけは無いんだと俺に言ったが、俺はそれ ...TAT213/11/16 1:52
夢庭雨慈ムシ313/11/16 0:29
痛む腹月形半分子513/11/16 0:24
散歩人413/11/16 0:19
ヒビいったそらの珊瑚14*13/11/15 23:17
便座になりたい花形新次513/11/15 22:50
なぞなぞ5113/11/15 22:10
クルクル藤鈴呼2*13/11/15 22:09
初雪月乃助913/11/15 21:10
大切な今龍九音2*13/11/15 19:36
僕はもう死んだことになっている北大路京介413/11/15 18:36
別れた女の良いところを100挙げて外は明るくなってきた713/11/15 18:35
遅咲こうとしている513/11/15 18:35
探さない夜明けかんな5*13/11/15 18:33
そばにいたい中山 マキ013/11/15 18:29
海月ー2……とある蛙12*13/11/15 17:05
thing自転車に乗れ...713/11/15 15:58
水色になる西園 虚汰113/11/15 15:39
なぞなぞ2花形新次113/11/15 13:15
時の端っこ (八)信天翁413/11/15 12:08
うつくしくみずみずしいリンゴだったのでbookof...2*13/11/15 9:18
8きるぷ2*13/11/15 8:13
システムエラー西園 虚汰113/11/15 8:01

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