青空は生物の息ではないかしら
すてきというまえのうっとりとした
それから
ミルクの入ったガラスのコップをおとして
わってしまった時の悲しみのしみる
それからまた
ごちそうさまという ....
妖しく燃え立つ大地の
白く輝ける夜更けに
 残忍な、
神々の祝祭が終わると、

廃墟に零れた
紅い 涙の滴りを吸って
 一輪の、
ことばの花が咲いた

その名は、わたしたち
生け ....
軽薄さはサヴァンナへ駆けだした
あっけにとられて僕たちは
雪の結晶を見失う
とか

頑張っているなあ、と久しぶりに
自分の教え子の近況に触れて
自分も頑張っているよと
伝えたいけれど無 ....
ゆっくりと冷えていく
原子炉の中で
何が起こっているか
誰か知らないか

原子炉建屋の中で
作業する人達の
悲劇を誰か知らないか

家に帰れない人達の
悲劇を誰か知らないか

 ....
灰色の水晶の夜。空から降り雪ぎ始める蒼い光線。中空で金色の風を纏って、低空の海へ今、
音もなく落ち続ける。完全に凍りついた街で、見渡すことの出来る全ての白が、燃え上がっ
て、高みから、月の波の光が ....
叫ぶことには理由はつけられない、それが真理に近ければ近い分だけ構造は複雑化していく、考えちゃいけない、頭で何とかしようなんて思っちゃいけない、そんな思案をしている間に果てしない遠くまで離れ .... すんげぇ綺麗なエキストラがいる 爪を噛んで捨てたところで殺人事件が起きた ざまあみろの顔を練習している 山道は
うつらうつらと 川のように曲がりくねり
日差しが 折り紙の 折り目のよう
知識の折りたたまれた場所に
潤うしい硯の前に 座ろう



花は、テーブルにひとつあれば いい ....
ボールの話をします
丸いボールの話です

私はボールを投げる人です
いいえ
投げる人になりたいのです

腕を振って
腰をひねって
手首を返して
ボールを投げます

たくさんのひ ....
 
この雨ときたら、どうだろう

わたしたちときたら、どうだろう

ねぇ、どうだろう



 
きみのおくの ひかるとかげ
ねむそうで やさしいしるし
触れようとした すこし


ここも ひんやりと
朝の気配に 湿ってしずかだ
空になったペットボトル
森のなかの  ....
冬の吐息を吸い込んで

淋しいくらいに青い空。


枯れた草の香りと、

乾いた車のひびきと、

あてどないぼくとこの道。


どこへ行ってもいいのに

まぶしいくらい自由 ....
いつか俺達は死ぬんだけど


(なぁ?凄いと思わないか?俺も君もいつか絶対、百パー死ぬんだぜ。老衰とかガンとか交通事故とかクーデターとかでさ。嘘みたいだ。全然納得 ....
  静脈血が 三日月の光を跳ね返しながら
  ながくほそい道を決められたとおりながれてゆく
  運命はそこかしこに石のように置かれ
  時々、砂をかぶって見えなくなる



   ....
              131124


ひぃーふぅーみぃー
ひとさし
なかゆび
くすりゆび
3本指を押っ立てた
一刺し100円
消えいりそうな声 ....
誰もケガしなくて
よかったね

冗談じゃない!
愛車を路肩でこすったじゃないか


こんなにボーナス出て
よかったね

冗談じゃない!
あれだけがんばったのに これっぽっちか
 ....
  きょうが土曜日なのか日曜日なのか悩みながら
  くわいという言葉をgoogleで検索する
  そうそうこういう形だったなとつぶやいて押すi-Podの再生ボタン
  ショパンの作った可 ....
あなたに言葉を伝えたときのほとんどは
誤解を解きたかったり
僕のことをわかって欲しかったりしたときだった
今でも同じ理由であなたに話しかけたくなるときがある
もう今は
届かないけど

 ....
踏んだアクセル
心がバネみたいに
飛び出した 夜の高速道路の対向車線から
情熱が そんな風に 感覚として
感じられないまま 私は
体をなくした 見えない 夜の世界の
闇の中から
ひど ....
近所にもらった卵等を  
朱色の{ルビ巾着=きんちゃく}袋に入れて 
割れないように気遣いながら 

時折かさっこそっと音立てる  
卵の歌が聞こえるようで
自分の歌に重なるようで

 ....
数は未知数

棄て駒はいつも捨て身で

少しの燃料を積み

自由のために炎の中をかけていった

どこから狙われているのか

生きる僕はいつでもターゲット

ここが僕の心臓だ ....
長野県小諸の
非公認ゆるキャラだが
青い舌がチョロチョロ出たり入ったり
好きな食べ物の設定が
腐肉だったりして
ゆるいどころか
子ども達は一歩も近づかない
ベリーハードキャラである
不注意でピカルディを
生まれて初めて割ってしまった
その刹那あなたの姿が帰ってきた
絶対に大丈夫と思っていた強化ガラス
この世に絶対なんてないと言いたかったのか

絶対にわたしよりも先には ....
 


にわか雨の気配に慌てて
息を切らして
額に汗を滲ませて

は、と息を吐くベランダで
からりと笑う太陽に
力が抜ける

平凡すぎる何かを守ること

小さな願いと
安堵 ....
風邪をひいて一日寝ている
よくもこんなに眠れるものだ
寝ては目覚めてまた夢を見る
夢で野垂れ死にしても不思議ではない
見知らぬ旅館に隠れている
ドアが開いたかと思うと風呂上りの子どもが転がり ....
尾崎豊の歌詞のなかにあったことば

何にしたがい何を愛するのかかんがえていた

評論家や傍観者ではない自分

ちいさくてもほんとうの塊を掬う事


こころの網の目をとぎすませて

 ....
 3 足のある眼鏡

わたしの仲間は誰でも言うのだが
決して信じてはいなかった
「眼鏡には足がある」など

だが 今朝 眼鏡が消えた
確かに洗面台の横に置いたのに
顔を洗っている間にど ....
心の言葉と 言葉の心
写し身流れ 姿はともる

おりごとの戸の 金具は錆びて
つけかえる鍵 やがてはつきる

のぞきこむ目が 目隠しをする
指文字が消す しめった曇り

息吹きかけて ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
こしごえ6*13/11/25 13:21
わたしたち ★atsuch...7*13/11/25 12:25
ですよな瀬崎 虎彦113/11/25 3:21
_渡辺亘213/11/25 3:18
露光線hatena113/11/25 1:50
高速回転は余計なものを弾き飛ばしていくホロウ・シカ...3*13/11/25 0:54
すんげぇ綺麗なエキストラがいる北大路京介513/11/24 23:53
爪を噛んで捨てたところで殺人事件が起きた313/11/24 23:53
ざまあみろの顔を練習している513/11/24 23:53
消えるには少し速い[group]るるりら19*13/11/24 23:42
ボール木屋 亞万4*13/11/24 23:42
どうだろう殿上 童12*13/11/24 23:30
触れようとするものねことら313/11/24 23:22
夕凪のさきへ朔 水113/11/24 23:15
ながれぼしに背骨を撃たれてTAT1*13/11/24 23:08
水のながれ草野春心413/11/24 22:05
消えるには少し速いあおば10*13/11/24 21:27
幸せと不幸の境界値ichiro...5*13/11/24 20:37
きょうはなんようび?草野春心213/11/24 20:23
ただ一度の遭遇の一滴クナリ5*13/11/24 20:00
ネコと私とこの世界番田 213/11/24 19:27
夢の卵  服部 剛913/11/24 19:25
髭の生えた月こめ313/11/24 19:15
小諸どらゴン花形新次313/11/24 18:04
ある一つの情熱のもっぷ11*13/11/24 15:38
いとなみ祥希いつみ8*13/11/24 14:51
風邪と悪夢ただのみきや21*13/11/24 12:50
小片梅昆布茶1113/11/24 9:40
年を取るとはこういうことか2イナエ17*13/11/24 9:05
指 タクト砂木14*13/11/24 9:05

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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