雪がふっていた
中庭の、循環のとまった池の黒い水面に、雪が落ちてきては染みていった
この水底には八月の終わりより散り始めた花や木の葉などがしずかに沈んでいる
ゆきばをうしなった色彩がよどんで ....
僕の一番深いところにある
尽きることない泉から
喜びや悲しみや
くすぐったい気持ちなんかが
湧きだしてきてとまらない


ありとあらゆる才能の中で
生きて死ぬのが一番の才能
そう言っ ....
運命は残酷だ、運命の人に出逢って幸せに暮らし

そして別れの時が来る

僕の前から消えてしまうなら

僕よりも先に死ん ....
江戸っ子だって?
いなせだねえ!
とらさんの知り合いだって?
いなせだねえ!

後継者には
滝川なんとなくクリステルを
指名して欲しい
今日は、もう

細胞が

血管が

内蔵が

筋肉が

表皮が

しびれて

かすれて

よごれて

つかれてしまった。

だから、寝ようかと思う。

今日 ....
とうとう視線が私の上になった君

私と背比べをするときにしゃがんで笑みを作る

肩幅も広くなってすごく足もしっかりしてて

そんなに私と背が変わるわけじゃないのに

どうしてこんなに男 ....
明けない夜はないと教えてくれた人は
暮れない昼もないとは言ってくれなかった

やまない雨はないと教えてくれた人は
永遠の晴れもないと言ってくれなかった

幸せの気配を感じるたびに身構える
 ....
俺には夢がある、もしその夢が叶ったら
会いたい人がいるんだ。
その人に会う為に自分の夢を叶えたいと思った。

馬鹿な夢だと笑ってくれ
恩寵がわたくしの上にあつた頃

わたくしは「かれ」を感じなかつた

その手はわたくしを去らず

圓光のなかなにを識るともなく…


恩寵がわたくしの上にあつた頃

わたくしは「か ....
夢中になるのも
手放すのも
いつもいつの間にか

だからこの場所にいることに
必然や偶然を思わせる理由はなく
1年後もあなたとわたしは
わざわざ確認せずとも
き ....
子供の頃テレビで見た海外はキラキラ宝石箱の様に輝いていた。
僕は友人とテレビゲームをしながらドラクエの冒険の世界に夢中になっていた。
大人になった幼馴染の僕と友人は子供の頃テレビで見たあの宝石箱の ....
恋を失った時の悲しい気持ちなんて
うそっぱちだね
この世は恋で回るわけじゃない
むしろ群れになって立ち向かう
そんな規律に色沙汰なんて必要ないから
兵隊さんは奪い殺すの
奪われてみなければ ....
君の手のひらに
朝と闇と夕暮れと夜があるから
私はそれについて詩をかきます
遠くにある悲しみと喜びは
誰の手のひらサイズでもない
君の詩をよんでよみ返して
それがわかったのです
いつも窓 ....
その人に投げかけた孤独が
勢いよく跳ね返されてきて
私の胸に鮮やかな痣がプリントアウトされた夜

傷だらけの そのくすんだ球を
手毬のようにつきながら
迷い込んでいくサイバー・ラフォーレ
 ....
眠れないことがつらいのは
どうしてだろう
眠れないことがつらくなければ
流されなかった涙は
いくつあるのだろう

数えきれない眠れぬ影は
朝焼けで溶かされず
凝固する
凝固しながら
 ....
だまされたのかも知れない
甘いにおいに誘われて
近づきすぎた

 人だって 
 グルメな匂いに弱い
 縁日の雑踏の中の醤油の臭い
 に誘われて 
 埃と一緒に口に入れる
 焼きと ....
悲しいけどさわやかだ

今起きたばかりだから

さむいけどあたたかだ

風が吹いていないから


歩いてゆく

おとがする

しがみつく

木の枯れ葉


悲しいけ ....
師走の涙が凍りつく前に

あなたの胸に僕を突き刺して

肌に絡みつく寥な冷気を

受け入れながら僕は生きよう

飽くことなく社会の灰汁を啜り

一縷の希望にしがみつきながら叫ぶ 
 ....
大安売りの愛も愛 クローンのほうがおもしろい 鏡がないと狭い部屋 ねえ
ひとつぶのわだかまりもなく
こんなにさらさらで
どんなかたちにもなって
どんなかたちにもならなくて
よく晴れた日は
誰にも盗られないように
丁寧に埋めた
昨日の美しい心を
ぴか ....
すべては夢

吹く風も

木陰の光も

朴訥な勇ましさも

無声映画の悲しみも

すべては夢


ながれる

夢をみてる

つよく

悲しく

一人立つ

 ....
君に堅く結ばれた
ひもがほどけない

この送られてきた荷物に入っていた
巾着袋のひもがほどけない

わざと堅く結んだな

僕が困っている顔を
想像しているのだろうけど

そうは問 ....
蒼なき夜空に
星が散りばむ
手の平に星が墜ちたなら 左様
私の手が空になる

手の空いっぱいに
星が墜ちる
それは
瞬く間もなく
きらきらと
吸い込まれていく

私の
空に
 ....
私は泣いてしまいたい
心にこびりついた汚れを
落とすために
泣いてしまいたい

まるでどこかの主人公
悲劇のヒロインを気取っている

ボロボロ涙をこぼして
顔をぬぐう私

満足す ....
どうして鏡には
こんなに知らないような女ばかりうつるのだろう
手垢のついた壁にかこまれて
言いたいことがある、と
思っていた
そればかりを覚えている
冷えた砂漠になげだされた夜だ

 ....
誰もいない日
眠りに落ちていくような日の
昼下がり そんな
僕はどうも失業していたけれど 
かつては学校にも行っていたし
かつては人間だったわけなのだが
外に昼飯を買いに出ることすら怖 ....
ストレスか

なにかの病か

胸がどきどきする

ような気がする


眠れなくて

活字も追えなくて

いま

なんの予感もなく

消えてゆく


ストレスか
 ....
みんなに可愛くないと言われるけど
私は自分が誰よりも一番可愛いと思うの
だって例えば事件や事故に巻き込まれた時
他人の心配より自分の心配をするでしょ?
だから私は自分が一番可愛いと思うの。
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
冬の中の掛け軸遙洋1*13/12/19 23:06
深層水八布813/12/19 23:02
運命リィ013/12/19 22:34
いなせ都知事花形新次213/12/19 22:28
「明日のために寝ようか」宇野康平113/12/19 21:41
大きくなった君へ桜 歩美7*13/12/19 21:14
永遠を願う歌クナリ11*13/12/19 20:26
リィ513/12/19 20:23
薄明織部桐二郎113/12/19 19:35
僕らが千年経っても中山 マキ3*13/12/19 17:31
子供の頃ガンジー213/12/19 17:02
悲しみ杉原詠二(黒...1*13/12/19 16:16
ポケットに現代詩左屋百色8*13/12/19 15:53
サイバー・ラフォーレ【電脳の森】夏美かをる25*13/12/19 15:09
あなたにやわらかな朝を茜井ことは4*13/12/19 14:12
ウツボカズライナエ18*13/12/19 13:22
歩いてゆく吉岡ペペロ213/12/19 11:56
師走の涙が凍りつく前にUtatan...013/12/19 10:27
大安売りの愛も愛北大路京介413/12/19 10:19
クローンのほうがおもしろい513/12/19 10:19
鏡がないと狭い部屋913/12/19 10:19
猫のダイヤモンドそらの珊瑚1313/12/19 8:56
夢をみてる吉岡ペペロ213/12/19 8:45
君が堅く結んだ結び目に完敗したichiro...1113/12/19 4:41
星。駒沢優希513/12/19 1:55
群青ジャム213/12/19 1:20
砂漠はるな313/12/19 0:49
今日コスプレの子と番田 013/12/19 0:33
眠れなくて吉岡ペペロ113/12/18 23:13
自分が一番リィ213/12/18 22:29

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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