青のりまみれの手が握手を求めてきた
レンチ代わりのノギスで殴打
デルフィニウムの花に一枚不具あり、咲く
ドーナツがまずいカフェで
ドーナツがまずいで有名なカフェで
双葉ちゃんはアルバイトしている
双葉ちゃんはかわいい
カフェは今日も混んでいる
カフェは今日もドーナツが売れ残る
お ....
同じ様な微生物の働きでも
分解された有機物が
人間に有益であれば醗酵で
有益でなければ腐敗だなんて
いいかげんなもんだ
森の倒木は腐敗して土になる
これは人間にとって有益でないのか
....
溺れそうになりながら
笑ってた
ずっと
必死で息を継ぎながら
手を振ってみせたりした
でも
ある日ふと思いついて
沈んでみた底は
静かで温かだったよ
下から見たそっちは
き ....
目の前の壁で
よちよち歩きの緑をだいて微笑んでいるのは
光だ
この先に今日が待っていることなど
このころぼくらは考えもしなかった
光は輝きを増し
緑はかくじつに明日の姿をつかみ
そし ....
詩ちゃんねる
イソップ物語をモノ語ろう!!
1:汚れちまった名無し---2015/02/05(水)
イソップ寓話で一番好きなモノは何だ?。。
さあ、来い!
2:心臓の涎れ-- ....
最近彼女が奇妙なんです
頬の肉をくれと、頻りに要求してきて
ウンザリだよ 謎の持込みは
因果ってやつか ホームズの末裔の
何だって?頬の肉?
ホントは執拗な愛情が満更でもないんだ ....
ウクライナライ
ララララライナライ
ウクライナライ
ララララライナライ
ウクライナライ
ララララライナライ
ウクライナライ
ララララライナライ
ウクライナライ
ララララライナライ
....
雨を轢く車の音が
電話の呼び出し音の行間に
打ち寄せてくる
湿り気を帯びたルーチンワークは
未だ真綿に包まれた意識の中
縋りつくように盗み見る
スマホには温度の無い文字列と
....
ゴーストライター
長いと言えば大袈裟かな 僕はまた少しだけ旅に出たんだ
いつものように 暇潰しに適当な小説を鞄に忍ばせて
窓の外の景色が変わってく 開いたページから零れる物語と
相まって僕 ....
うつむいて
ひもをむすぶ
しろいシャツに
あかねいろが染みる
今日はきみを 抱きしめたくはない
ありふれたことばで 濁らせたくはない
きみはうつむいて ....
わたし、あなたの夢をみたの
ときみは言った
心の奥底で知らず知らず僕を意識しているということに
きみは戸惑っているようだった
ひょっとして、恋?
否定したいのに、出来ない
なんだか胸騒ぎが ....
あなた、悪党ですか
他人を
あざわらっては悔やみ
ないがしろにしては悔やみ、を
繰り返せるような
悪党ですか
あなた、悪党ですか
他人の
たいせつなものを
盗み、 ....
晴れでも
雨でも
ころころころがす
かど取れて
かなは
ようよう丸くなる
わずらうことなく
かなは
ふくふく育つ
カナころがし
という
虫がいる
心の思い
自分の中に答えがある
その自分磨きのために
信じているのは
継続は力なり
日々の忙しい業務に追われながら、私は空いた時間を見つけては公園に行った。その公園は決して規模の大きいものではないが、木々で囲まれ、遊具や砂場があり、ベンチもトイレもあった。道路から奥まった ....
目がさめて じとしてると
夜のひと粒に 少しずつ
朝が混じってくる
ひと粒ごとに かわった色と音をして
きんきん しいしい
降ってくるのを
わかりたくて じ としてたら
こんな ....
lights,camera
action
そこなら
life,cameo,
fiction
ここから
lies,meteo
illu z ion
,
ヒューマン
ネバー
ライ ....
黒い海の渦の中みたいに
一生抜け出せない気がしてしようがない夜
ごめんね
どうしたらいいの?
そんなの、僕が聞きたい
痛みを忘れるためには
より大きな痛みが必要だというね
....
何もない日に
眠りに落ちる
思い出が何も見あたらないのに
なぜだろう
さすらいのソロキャンパーだった 僕は
昔泳いだことのある 記憶にうかぶ
テトラのつみ重なった 灰色の向こうを見つめ ....
抽象的であればある程
現実に在る真実を
言い当てようとすればする程
日常の当り前の暮らしを
問う
特別な感性を口にすることが理解できない者を
排除する傲慢で哲学的な趣をこらした風体 ....
かなしみは心の裏側え
君のかなしみが俺の世界をおおうように
俺は君のためにと
君の喜ぶ事全てをしようとするだろう
それが出来たら
少しでもそれが出来たのなら
君の笑顔を無くさないですんだか ....
ボールペンの黒色で
君がいなくなるまでぐちゃぐちゃにした
罫線もないまっしろなこころだったので
血もあの海もぐちゃぐちゃにした
まっしろなわたしは帰ってこなかった
まっくろなわたしが ....
前世餓死してるぶん食う
真実を叫ぶ口に口内炎
首の短いキリンに傘をさす
アンネの日記がやぶられる
それを世間は心配している
死んだらどうなるのだろう
それをぼくは心配している
日記を勝手に読まれても
平気になってしまうのだろうか
日 ....
祈るような開花
ひと花ふた花
祈るような開花
つらいトンネルを
つかの間でも
さ迷い出られたら
ひかりの妖精が
ひと精ふた精
ひかりの妖精が
....
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