一人の地球人として育てたい
私の子供であり 一人の地球人である
属していて属さない 個人と集合の瞬きすれば消えそうな交差点で
対等に 重んじる礼儀を DNA以外でも伝えていく

時の流れなん ....
京都の疲れで睡魔と戦いながらキプロス戦を家で見た
本田は何かどうなんだろうか
遅い
長友はキレがあったな
嫁さんと試合結果をかけようとしたらお互い3-0で日本だったのでやめた

夜、
嫁 ....
みんなわたしをオトナだなんていうけれど

オトナになんてなれないの

だってわたしいつだってシンデレラの靴ゆめにみてる
マンションの一室で 二人の幼児の遺体が見つかったと
夕方のニュースが流れ出した頃
あたしはスーパーのまずい弁当を箸でつっつきながら
今日ついたため息の数を いちいち数えてた


電車のつり ....
愛なんて知らなければよかった
そんなものがこの世界に存在してることさえ知らなければ
こんなふうに淋しさなんて憶えずにすんだのに
寒さに打ち震えることも 無駄に他人を傷つけることも
誰か ....
人々は君のようだ
僕は宝石のようだ

僕は宝箱の中にいる
ここから出してくれ

君は遠くの景色を見ている
あるいは目の前のぼんやりとした不安をみている

君のことが見えない
まるで ....
土を穿つ夜の影
かたちにかたちを閉ざす影
底の見えない
水のような影


径をふちどる暗い静脈
聞こえないものを包みながら
風から風を奪いながら
ゆらゆらとゆらゆ ....
白い建物 白い迷路
扉も天井もない部屋で
頻繁に行われる白い取引



誰も出口を
知りたがらない

服の白さにつまさきが
ギュッと縮んで歩けなくなる
大事な人にさよならを言いたくなってしまう
わたしを包みこんでいる
美しい勘違いのすべてが
いつの日か明るみに曝されて
間違いさがしを ....
青空を集めている
あじさいのつぼみ
青いガラス瓶
明るい陽に揺れる

痩せ細った手で
筆の先から
搾り出したような 一枚の絵
淡い青のあじさい

木立に濾された光は
揺れる葉 ....
日本の法律は「ざる」ですねとある国の方に言われる
その国の方は続けてこう言う
我が国ではやってならないことは法律上明確です
日本のように曖昧ではありません

確かに日本の法律は事実「ざる」だ ....
あのとき持っていた荷物を
どこにしまったのか
思い出せない
どこにしまったのか
どこかに放ったのかも
消えてしまえと思っていたことは
かろうじて思い出せる

消えてしまえと願うことと
 ....
包丁を、ざっくり押しこんで
西瓜を割る。

無数の黒い種達は
それぞれの姿勢で
つややかに埋まっている。

――どうせぺっぺと吐き棄てられて
  土から芽を出すのでもなかろうに

 ....
いいえ、私はブラジル国籍の女
好きな料理はフェジョアーダ
あなたはペルー人のつもりでも
話す言葉はポルトガル
追い詰められたら
中国、中国、中国に出国よ
いいえ、私はブラジル国籍の女
ワ ....
昨日の風を忘れるように
明日の風に触れた

月の輝く夜は
なんだか切ない

僕の気持ちは君に
届いているのかい

イタズラの好きな君は
手に負えない

もっと
もっと

 ....
皆が手を取り合って歌うので
盛り上がった会場をあとに
裸の王様は出発する


皆が口をそろえて褒めるので
道中も王様は上機嫌
寒さも暑さも感じない
堂々と歩いてゆく


傍から見 ....
細長く林檎の皮剥いて食べない 魔法がかかってもオスだしな 誤診続いて臭いが戻らない くそババァ 時に吐かしてもらうよ 
汚い言葉を使う事 そのエネルギーが時間をかけてでも
浄化することを願う

くそババァ 親に向かって使う言葉ではないという幻
感情で述べて本心を知らしめる  ....
月山だけが
神々しい姿を見せている

幾つ 眼の前に現れ
幾つ 眼の前に
 崩れ去ったことだろう

高く聳えたいと
積乱する
白き夢を 
遥かな空に 見上げながら

 前に、  ....
親に感謝 履き違えてはならない 君の靴があった
尊い酷使したボロボロの錦靴だった

親だから感謝しなければなんて
良心の軸が揺れる 下手な良心の働きも腸に溶け込んだ

産んでくれただけの感 ....
あさきゆめのように ひとつ星  
だきすくめられ 星めぐり
ゆめのなかには 花めぐる
はなれていても
ちかくにいても なにひとつ かわらず
こころの中に 花は咲く


ゆめ ....
男は水の中に立って
見えない魚を待っている

皆は目に見える魚を追って
遠くの海へ行ってしまった

男が待っているのは
自分にしか見えない魚

その魚の存在を人は信じない
手っ取り ....
それで、
雪が降ると。
山口の人は、はしゃぐ。
福井の人は、溜息をつく。
福島の人は、目を細めて。なにか、思い出すように。

―3月10日。昼過ぎにホテルのロビーで新聞を読んだが。いっこう ....
最近私は夜毎

生の人参一本齧っている

皮を剥いて縦に七等分ぐらいに切って

何もつけずに無心に齧り咀嚼する

生ゴミのような味のときも

柿のような淡い甘みのときも

ジガ ....
言葉にはとくべつ届くところなど無い
如何なる力も無いし、如何なる意味も無い
ただ、そこそこの必要に応じて、そこにある
目印のようなものだ、それは動かしようが無い
認めた ....
ひらひらした服で

私の少し上を走り抜けるあなたは

真上からの光で

まるで影法師

暗闇のあちこちに手を振ると

また走り出していく

愛憎を背守りのようにくっつけて

 ....
今となっては
あの人の声も覚えていない
高校時代お世話になった
片野先生の声であれば覚えている

あの人に対して
愛おしい
と感じたことは一瞬だけあるけれど
片野先生に対して愛おしいと ....
民主主義が、ぎょうさんおったんや

教師は、皆で話し合って決める
いう儀式に拘っとった
それで出世や給料が決まったんやから
死活問題やったんやわな

「民主主義て、なんや?」
「アメリ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
地球人である縁朝焼彩茜色9*14/5/29 17:00
昨日嫁さんとセックスをした馬野ミキ514/5/29 14:03
ゆめみる***すみれこ114/5/29 13:16
ただ、そこにある奇跡涙(ルイ)1+14/5/29 11:16
愛を乞うひと114/5/29 10:43
No comment as a stoneつむじまがり214/5/29 0:55
ふたつ めぐる Ⅱ木立 悟414/5/28 23:36
ノート(51Y.5・27)[group]214/5/28 23:34
さよならを言いたくなってしまうユッカ8*14/5/28 22:28
あじさい藤原絵理子714/5/28 22:27
ざるのプライドichiro...6*14/5/28 21:45
つかのまの朝砦希2*14/5/28 21:30
西瓜の種服部 剛714/5/28 21:14
ブラジル国籍の女[group]花形新次014/5/28 19:20
笑顔虹香114/5/28 18:20
 女の子は忙しいアンドリュウ114/5/28 18:14
細長く林檎の皮剥いて食べない北大路京介5+14/5/28 16:55
魔法がかかってもオスだしな114/5/28 16:55
誤診続いて臭いが戻らない114/5/28 16:55
くそババァお母さん貴女朝焼彩茜色9*14/5/28 16:34
雲の峰  【題名無茶振り】ハァモニィベ...114/5/28 15:07
精神的親離れ 莫迦親朝焼彩茜色9*14/5/28 11:48
アルルカバの恋るるりら14*14/5/28 10:33
 見えない魚アンドリュウ014/5/28 3:43
しおくみざかれつら6*14/5/28 2:53
人参健康法灰泥軽茶1214/5/28 0:25
間引くなら床に散らかせ(Day in Day out)ホロウ・シカ...1*14/5/28 0:07
深海魚フユナ614/5/27 23:52
砦希6*14/5/27 23:14
1964山部 佳214/5/27 23:01

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