淡い空の底に沈んだ
クリーム色の海面が
純白の部屋の窓から見える
青い砂漠の向こう
嘆きの川の向こう
黒い砂浜に建つ
新月の真下の白い監獄
壊れた僕の白い墓
朽ちない立方体の匣の中
 ....
            140905


有事の際は
可及的速やかに応援に駆けつけます
よく聞いた言葉だと思いながら
的とは何だ
適当だなと
敵の定義を
難燃化する

インク ....
あさし新聞が大ピンチだ
このままでいくと
購読者数激減は免れまい

そんな中
私は逆に朝刊も
夕刊もとってやることにしました
けつ拭き紙として使うために
何故なら私は
朝晩2回ウンコ ....
 綴じられた手紙の様に
 君の心を読むことができない

 それを
 どうしても知りたい

 僕のことを
 どう思っているのか

 今、自分が
 ごつごつした
 隕石に変身して
 ....
思考ブレーキ 取っ払っていいよ
試行ブレーキ ぶっ壊していいよ
志向ブレーキ ぶっ飛ばしていいよ




いらない いらない こんな思考ブレーキ
いらない いらない そんな試行 ....
木造家屋解体
それは危険な現場だ
当然ながら周囲と現場を隔絶する
そして作業は始まる

まずは上からだ
瓦をはいで投げる
ポイポイと
深箱と形容される荷台に

梁と横木に乗っていな ....
Helloから繋がろうとする世界
バスタブの憂鬱、しゃぼんの気紛れ
熱を帯びては溶け出してドロップアウト
洗い流しても残るのは、スリップダウンのお誘い
固形物であることを裏切りたくなる雨の日の ....
生後
4分33秒
空気と水の気配が
話しかけ始める
好きやら
嫌いやら
何処へやら
行くのやら
耳をすましてみることが
生きることだと
ご先祖様がそそのかす
また次の
4分33 ....
水底の傷
陽を見つめつづける
水底の傷


霧の奥の棘
言葉を抄えない
霧の奥の棘


空き地をわたる風が
目を潤ませる
昨日の雨
昨日の文字


 ....
梅干しを
完熟した実を
塩に
およそふた月
ざるにあげて
日に晒す
塩分が凝結し
表面がきらきらら
結晶とはこれだね
豊満な実は
今やシワがより
熟していた面影は無い
けれどそ ....
可愛さには、法則があるんだって
わかっていても

かわいいな
わたしは、生まれた時 自分が実体であることに驚いた

おそらく 死ぬ時は 自分が幻であったことを知るだろう
3丁目のタバコ屋さんの角を曲がった
ラーメン屋の入り口で
刃物を持ったヘンドリックが泣いていた
しかもガラスの自動扉に挟まって
動けないでいたのだ

とっぷりと太ったお腹がギュッと ....
思うんだけども
きっと僕ら何もわかっちゃいない

この世界が何で出来ているのか
君と僕の違いは何なのか
生きるっていうことが何なのか

正しい言葉で説明できるかい?

出来な ....
「夏風邪,気いつけや」

マスクをしたあたしに
チューブだらけの 彼が言った
ぶっきらぼうに 頼ってくれた
無愛想さも 衰えていく 痩せた腕

二つに引き裂かれそうだ
「先生,顔色 ....
月が半分、見当たらないの
誰が消したの?
君が取ったの?
純粋にまんまるに
君の事、想ってた
なんでそんな事言うの?
なんで裏側を見せてくれないの?
私じゃ、ダメなの?
お願い ....
ちょっとよく見せてご覧なさい
どれどれ、§
うーん、ちょっと外側のひだが捻れてますが
特に問題はないと思いますよ
えっ、捻れているのが問題?
いやいや気にし過ぎですよ
こういうのが好きな男 ....
妻が1番美人2番目は俺 火傷の痕が電気を消す ありがとうも言えず夜の喫茶店 ちいさなちいさなかっぱちゃん

あめふりあめふりだいすきさ

かっぱだからあめもみずもへいちゃら

おおきなおいけをぴしゃんぱしゃん

ぼくはおいけのかいじゅうだ

おそらのくもも ....
戦争ゲームで熱が入ったのとワインを一本開けたので興奮が収まらず
近所の飲み屋へ
おばあちゃん1人でやってる
店舗と家兼ねてる小さな赤ちょうちん
カウンターでおばあちゃん店主と延々と話す
白髮 ....
妻が死んだ

妻はたくさんの男と寝た
僕と結婚してからだ
僕はもちろん容認なんかしない
だけど、別れなかった
別れたくなどなかった
その虚をつかれたのだろうか
妻はそれでも男と寝た
 ....
*


小さい橋が覆われている雪に
街灯を胞子として映して
この道も失くなる向こうで交差する道路では
人の気配を感じない
自動車の車体が
音もない距離から
私の映像をなぞって ....
いてつく大地の
導きよ

たてつく壁への
道こえて

  ☆

世界の秘密に
気付くとき

世間の人々
みな人形

  ☆

危機的想念
真実いずこ

もろさ ....
三日月みたいな瞼のカーブが好きだ
わたしの唯一の取り柄のきれいな奥二重のカーブ
細まったり大きく開いたり
わたしの瞼にはお月様が宿っている

ある朝目覚めて鏡の前に立ったら
ピンと張った輪 ....
とろけるチーズのように
僕の心臓に絡みついていた
君の言葉は
冷めて
剥がれ落ちてゆく

今日からは
雨も風も雪も光さえ当たらない
地下歩行空間を
僕はずっと歩いていく

誰とも ....
ほろ苦い酒を吐き出した翌日
(さあ)
起きたくない朝にはいつもそこに甘い夢がある 。










※著名なお名前を拝借いたしました。本人様には一言お詫び申し上げて ....
いつかもここへ座って空気を吸っていた
ななめに流れる道路、さかりをすぎたさるすべり
ひらかれた場所に座ってみわたせば
蒸発するいくつもの過去
【また きます】


「雨が降り始めましたから
みなさん もう いそいで 降りてください」
と云われて 震えた
そういわれて わたしは いそいで 
その場を離れてしまった

ほんとう ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
クリーム色の情景凍月5*14/9/5 20:42
インクを新しく買ったので印刷に熱中中あおば5*14/9/5 19:59
江戸っ子メグ「逆風のあさし新聞」花形新次014/9/5 19:55
ただの女まーつん12*14/9/5 18:51
思考と試行と志向のアクセルkomase...014/9/5 16:07
空飛ぶねずちゅうドクダミ五十...414/9/5 14:04
Electric States楽歌1*14/9/5 11:44
sound of silenceやまうちあつ...114/9/5 9:34
午後と手のひら木立 悟5+14/9/5 9:15
今年もドクダミ五十...514/9/5 8:44
かわいいな中原純乃4*14/9/5 5:59
始まりと終わりハァモニィベ...3*14/9/5 4:33
クマのヘンドリック、ラーメン屋さんでアルバイトをするの巻!オダ カズヒ...214/9/5 2:04
それでいい瑞海3*14/9/4 23:56
仕事場で藤原絵理子5*14/9/4 23:08
半月切り凍月4*14/9/4 23:01
フクザツくん「捻れている」花形新次014/9/4 22:53
妻が1番美人2番目は俺北大路京介214/9/4 22:00
火傷の痕が電気を消す214/9/4 22:00
ありがとうも言えず夜の喫茶店414/9/4 22:00
かっぱちゃんただのみきや16*14/9/4 21:36
Pain in the ass hole馬野ミキ214/9/4 20:02
MWopus014/9/4 19:53
雪道の四景tomoak...4*14/9/4 19:37
潰滅シホ.N314/9/4 17:19
三日月ゆきむし4*14/9/4 17:08
可能性Lucy6*14/9/4 16:53
北大路京介の世界アラガイs7*14/9/4 14:13
蒸発はるな614/9/4 14:03
住う寝る所 二編[group]るるりら27*14/9/4 11:07

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