待ち合わせの場所
早めに着いた
空は快晴で
雲ひとつない
約束の時が
近付いてきて
心はドキドキ
止まらなくなる
こんな気持ちを
伝え ....
誰も通りにいない
風の時の中を吹く流れ
僕の体は いつも そこに立っている
そして 街を 流されながら 歩いていた
僕の中でプールを思い出した日
青色を見た 目の中に
壁の模様の目の前 ....
ほんとうの話を 書こうか書くまいか
かくまうのはやめて お書きなさいな
夜空に 月ひとつ
鱗雲に埋もれつつ 虹彩を放つ
大地を踏みしめて
月と私は空を挟んで共にある
驟雨の ....
青春のシュンが、しゅんしゅん音をたてて回り
琉球あさがおの青さのように またたまくに開き
葛藤に締め付けられては 青くほどける蕾の思いは、 この
はちきれんばかりに鼓動している濡れた髪の ....
働いて
いなくては困る人に
なってから
僕はそれだけの人ではないんだなあ
とか言って
去って行ける
そんなマイクルジョルダンのような人の方が
カッコいいでしょ、若人たち
ニオイスミレの葉の下で
天道虫が雨宿り
あおげば
かおる風にあらわれた
なびく髪の先にそら
投げたこいしのその先に
ひろがるあわい面影の
ふかい懐に抱かれて
ひそやかに
咲い ....
こころがひとつ
ふねにのり
あてなくひろい
みなもにぽつん
そらとみずとの
さかいなく
おもえるような
あおあおの
しずかなときも
ありました
そらとみずとが
まざりあう ....
学校の七不思議のうち六不思議が俺のこと
エラーコインのズレた穴から月を見ている
浮き輪に入れなくなった
文化
開いたカラダ
どんどん開かれていくカラダ
文化の日
寒さを上回るエクストリーム
ジブリ
名称の由来はギブリ
ギブリとはシリアから地中海にまで吹く熱風のことだが
その風は
滅びの ....
人生は不思議だ
張り巡らされた蜘蛛の巣のように
複雑で
美しく
恐ろしく
それでいて
サイコロ遊びのように
シンプルで奥が深い
人間関係も不思議だね
感情によって色が変わ ....
妙に格好良くて
あんな風に なりたいな
こんなシーンに 生きたいな
そんな世界に 行きたいな
そう思えるようなドラマを
製作者も 観客も 求めるのでしょう
そこ ....
ワタシの分まで生きてくださいは
僕には過ぎた世迷い言
夢の続きをミタイから
眠りを装うフリをして
瞼に僕は嘘をつく
でんでん虫は雨がスキ
てるてる坊主は晴れがス ....
きみから貰ったピアスを
飾らないといけない
20年後も眺めていたいから
それがかなしい
・
サイドミラーに小さな蜘蛛
縁を歩けば一人
面を歩けば二人
奇妙なポーズ
虚空と戯れる長い脚
見えないイトで織りなす罠
偶然と必然の色分けは自分
幸福と不幸を計る分度器も ....
耳を澄ませてごらん
ほら雨がポタポタ漏れている
ポタポタポタポタ漏れている
そのうち空も枯れてきて
大きな空が見えるだろう
でも涙もポタポタ漏れている
ポタポタポタポタ ....
すべての望みをかなえることができないように
すべてのいのちをいきることができないように
ぼくたちはあるフレームできりとられた風景を生きる
ことばでそれらをデッサンする
どうやったら頭のなか ....
昨夜も死と戦っていた
胃カメラを飲むように
ぼくは死と戦っていた
ずん胴な土管をイメージして
胃カメラをやり過ごすように
染み渡れ、縋りつけ、寄るべなき生に
薄 ....
美味しそうなものに向かうと
全身全霊、前のめりでピンと張る
いつも一緒かと思いきや
左右別々に、動いてもみせる
音を拾います
そこから
ここまでの
世界を知るための複雑な情報であ ....
もし雨が降ったら
あなたは必ず外を見て下さい
本当に雨が降っているかどうかを
確かめるために
天気予報士がタッグを組んで
あなたを罠にかけていないかどうかを ....
世界は、僕のアタマの中に生まれ
僕のアタマの中で育つんだ
だから
君の花をちょうだい
色とりどりの花をちょうだい
僕の世界を飾るから
ホントウはここにあるか ....
インターネットに載せた詩を消したって死ねるわけじゃないのに
消したくなってしまうよね
死にたく
…
あ、ああ、音にも、なれないような言葉が、ノドの奥につまっていまして、それをなんと ....
閉まるのボタンを連打されていた
席を譲りあううちに終点
ほどよいお湯で滝行
loveないものねだりを文字にするletter
君の背中なら
目の届く場所で
優しく静かに
見ていたかった
僕の夢を乗せて
回り続ける
メリーゴーランド
縮まない距離を
愛してしまった
....
わたしのことは
いくら非難してもかまわない
でもわたしの胡桃を悪く言うことは
許さない
絶対に許さない
確かに今となっては
何のために存在しているのか
自分でも分からなくなること ....
片づけておいてね、って 言った
私の責任だとしても
鞄という鞄の ファスナーもホックも全部
ジッパーは下ろされ パックリと口を開けて
私を 逆さまに覗いて笑っていた
自分では見 ....
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