喉笛が吹かれて
動物が寄ってくる
空に豆を撒こうとして
油染みた紙袋に
砂利しか入っていないのだと気づく
もうこんなことはやめようか
誰ともなくひとり
ひとりがひとりを重ねて
織り合わ ....
ぷく


ぷくぅ って
ふくらむ おもちの

アツアツで
びよーんと 伸びて
早く ほら 早く千切んないと
落ちちゃうよ!って
思う

お椀の中の しあわせ

 
ぶつけられたバースデイケーキの隙間から
新しい時代が僕におはようとはにかむ
遺伝子組み換えの紙吹雪が散ったそばからへばり付く
怪物と科学のジャムセッション


尖りまくった感覚神 ....
子どもの頃
お天道様は何時もぼくの行為を
見張っていた

そして
お天道様は意地悪だった
自転車の二人乗りをしていると
石ころを置いて ハンドルを揺らし
転倒させるのだ
倒れながらち ....
ペットがクリスマス後に死んだ
浮かれた私が
気づかないうちに

彼がいた場所
その空間を踏まないように
歩く家族

さみしいね
普段言わない言葉を
それぞれがぽつりもらす
皆様に「あけましておめでとうございます」と
新たな年でございますから私も進歩せねばと
だけれどもそうなのだけれど少しも変わらないと
明日には変われるかもしれないとの希望を抱き
ギラギラとめんた ....
そのいざないにわたしは応えた
いまがそうなのだと

待っていたのは
鉛の、枝折りのようなものだった
視えていても
 視えていても
  視えていても

Ka-san Ka-san Ka ....
とても程よく蹲り
(傍からみれば)
何を乞うているのだろう
(愛なんだろう)
影を鞄に仕舞い込み

その一歩はいつか遠くに
浚われていた
flots de la mer
白くてまばゆ ....
これはマグ
最後の発声として選んだのはそれだった
(愛、じゃなかった)
汽船はわたしを運ぶ
思い出の島まで

心のなかだけで繰り返していた
私が人を殺めて逃げてきたこの町では、もう長い間新年が訪れない。新年は何か巨大なトラウマのように忌避されていて、人々は年が変わる頃決まって不機嫌になる。大きな街道から海へ向かい、山と山に挟ま .... 足元まで
まっすぐ伸びる光は
新しい陽だ

地平線よりもずっと向こうまで
伸びている、終わりがない
直感で分かる

少年少女を照らす新しい陽は
希望の光か 影の援護か
 ....
眼下に広がる雲の海の中
輝く虹を見つけて思い出すのは、
父なる神の約束の言葉


決して、私達を滅ぼさないと言われた言葉
「私は雲の中に私の虹を置く」
雲の中に煌めく


神秘の瞬 ....
うらがなしさに気が付けば
亡霊どもの行脚である
呆然としていた私の元に寄ってきては
かと思いきや全くこちらをうかがうだけであったり
それは母を捜すこどもの様で

ぼうれいはいえへかえりなさ ....
今日が終わって新しい明日に
なることに対して何も感じないが
今日が終わって新しい年になると
物凄く不安になるのはなぜだろう?
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{d ....
  橋の上に
  貴方以外の人が居ない
  只、雪と泥ばかりが撒かれ
  汚れているところを引摺っていく
  ながく、頑是ない、貴方の靴



 
細やかなことでいい
すごくすごく
細やかなことでいい
見間違わずに
真っ直ぐに

一つの間違えも
一つの罪悪感も
素直に見つめて
その素直さで
細やかなことでも
一つの幸福に
 ....
海と空の狭間
その素晴らしいグラデーションの上に
神様が気まぐれに置いた白

ああ、なんで、こんなに美しいのだろう
ああ、なんと愛しい世界なのだろう
この、奇跡の青い星
光陰矢の如し
またはキングクリムゾンの如し
テレビに映る見覚えのあるワンシーン
今年の正月特番の再放送だった

子供の頃は毎日が満たされていたから
一日一日が長く感じられるんだとか
そん ....
生きるも死ぬも自分次第でありますが
死んでくれと言われるよりは
生きてくれと面と向かって言われた方が
わたくしは嬉しいのであります

わたくしには愛しい想い人はおりません
わたくしには守る ....
泣いて謝るくらいなら最初からするな

礼節をわきまえろ

自己満足の罪悪感ほど迷惑なものはない

堂々としていろ

そしてあいつに礼を言え
陰茎と陰核の
勃起比べをするのなら
今夜がいい
今夜こそいい

税務署員が
訪ねて来た

この忙しいときに!

「あなたは一年の
勃起回数の割に
納税額が多すぎます」
そんな ....
世界がひとつの終末へ向かって集約されて往く時代
世界はひとりの詩人の透明多面性により屈折分散する

時空を超えた鳥瞰図は迷える自我を慰めても
空腹に泣く赤子ひとり救えはしない
言葉は時に力  ....
ジェラシーという球根から咲いた仇花


自他の羨望を浴びたいと想っている 花


夢 とは 絵に書いた幸福




はじめて描けた納得のいった


ドラえもんを大切 ....
気づいていないなんて
言わせねえぞ
おまえも
おまえも
ゴミなんだから
年末に処分されなかったら
良い新年は迎えられねえぞ
ああ、わかってんのか
今年一年大量に
発生させた
おまえ ....
僕はとどまりませんこの場所に
常に風化してさらさらと崩れて行く足元

時間というものが上下にあるいは前後に
はたまた螺旋状にきりきりと流れるものかなんて
ぜんぜん解らないのですから

空 ....
読書をしていると
知らないうちに
黒猫が膝の上に
男は一瞬たじろぐが
撫でてみると大人しくしている
そのうちに猫の毛並みは変化しはじめ
白い猫へと変わる
白猫はひょいとテーブルに飛び移り ....
父の三回忌の時、兄弟から空き家となっている実家の処分が持ち出された。小学校1年まで実家の近くで遊んでいた私としては売りたくはないのだが、それが私の感傷であることはわかっていた。そう兄弟姉妹それぞれが .... みんなけちだ

あたえられたことなんて

あたりまえだとおもっている

そう

あたりまえのことなんだ

みんなけちなんかじゃないんだ

あたえられてばかりいるだけなんだ

 ....
三島が天皇陛下に殉ずるのと

宮本輝が池田大作を信奉するのは

抒情が観念と同一であるのか

それともまったくの別物であるのか

それとも人間はそのふたつを希求するのか

春は桜に ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
上野春日線香1*15/1/1 15:30
お餅の幸せ中原純乃3*15/1/1 15:01
吐水とり4*15/1/1 13:15
神の誕生1お天道様イナエ5*15/1/1 12:26
彼がいた場所朧月315/1/1 11:36
さてとドクダミ五十...315/1/1 11:02
無花果もっぷ315/1/1 10:56
起承転結115/1/1 10:32
マグ215/1/1 10:23
新年葉leaf115/1/1 9:11
新しい陽瑞海4*15/1/1 0:44
父なる神の約束無限上昇のカ...314/12/31 23:38
言葉足らずふわふわ014/12/31 23:36
独り言9リィ2*14/12/31 22:02
そのとちゅう(1+1)/...2*14/12/31 21:15
草野春心314/12/31 20:57
細やかなことから小日向 ココ014/12/31 20:02
空から無限上昇のカ...014/12/31 19:02
歳の所為たいら114/12/31 18:41
五文字ながらもふわふわ1*14/12/31 17:23
ありがとう014/12/31 17:14
勃起合戦花形新次014/12/31 16:40
年末年始のご挨拶に変えてただのみきや17*14/12/31 14:43
ただいま求愛星団 高...214/12/31 14:30
ゴミ捨て花形新次3*14/12/31 12:55
2014の残骸梅昆布茶15*14/12/31 10:20
猫撫でやまうちあつ...3*14/12/31 10:13
絆の終わり秀の秋214/12/31 9:49
あたりまえの唄吉岡ペペロ514/12/31 0:27
114/12/31 0:25

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