気をつけてねって云われて火をつけてしまったぼくらはどんな色も内包することができない孤独な白であるところのたてしまという島へ行ったらしまうまになってしまった ぼくたちはうまくいっていた。春のにおいするような冬の休日のあったかい午後には中庭のハンモックにゆられ、ひなたぼっこしたり、ウクレレで大橋トリオの歌をうたったり、しゃかしゃかふった缶ビールの泡をかけあっ .... わからないという名の猫を
飼うことにした
どうしてそんな名をつけたのか
さあ、どうだか
神様だってわからない
テレビを見ながら政局に毒づくと
その猫がにゃあと鳴く
娘に大事なことを言い聞 ....
七月のある日 兄は ぼくを呼んだ
風通しの良い部屋に一人伏せていた兄は
「今度は帰れないかも知れない」という
「弱気なことを…」
ぼくはそう言ったきり次の言葉が出ない

幼少時父も母も病で ....
ほんとうに神様は
誰かだけに罰を与えたり
誰かだけに祝福を授けたりするのかな

真っさらな清い心の流れにしか住めないのかな

真っ黒に濁ったヘドロの川を
諦めないで掃除している

も ....
翻弄されたくないのです。

嵐の夜に
波に飲み込まれた流木は
人の様相を呈していました
唯一の導きである昴さえ
雲に隠れて
あの日花の種は暗く
水底に沈み込み
死んだのでした
溺れ ....
手が失ってもあなたを求めるだろう
足が失ってもあなたを求めるだろう
体が目が口が頭が失ってもあなたを求めるだろう
心があなたを求めてるから
心からあなたを求めてるから
僕が失ってもあなたを求 ....
現代詩的な現代詩。
書こうとしても書けない。
意識してもあんな風には書けない。


時に憧れ
時に嫉妬し
時にどうでもよくなる。


わたしが書く詩とは
全然違う次元にある現 ....
いつの間にか
胸の辺りの歯車が
狂ってしまって
ドキドキが止まらないです

大きくなった歯車は
大きな鼓動を生んで
私の身体を固くする

顔も赤くなって
恥ずかしくて
ま ....
自転車で隣町まで行く
目的もなかった 流れていくと
ただ 寒いだけの
街の中を

少しだけ 近道をしていくと
そこにある 新しい風景が
体の中を通過するとき 確かに
楽しい感覚がし ....
前略、お元気ですか。こちらのバニーガールは二等辺三角形の集合体なので、商店街を歩いていると一枚、また一枚と欠片を拾うことがあります。小学生の頃にBB弾を集めて回ったことを思い出したりもします、透明なの ....  
ひとは、これほど醜いのか

愛は、これほど弱いのか

ただ祈るしかないのか



※2005.7.7 ロンドン同時爆破事件の日によんだ詩
 今、一度


 
山を登り汗をかき
服を脱ぐ
上半身裸で
身体から湯気が出る

冷たい風が
木々を揺らし
光がまばたき
葉脈の枯れ葉が
ひらひらひんやりと
肌に沁みこみ
私は透き通る
葉脈のよう ....
遊び星
なんのための遊び星
空を飾る星々の
いらぬ光をもらってる

ゆらゆら軌道を変えてはまわる
空に模様を描いている
空に羽を描いている

空から落ちるたくさんの星屑
少しだけ 夢をください。
ほんのちょっとで いいんです。

遠いとおい昔、
あなたは わたしに 愛していると 言ってくれました。
その時から わたしは あなたを信じました。
あなたは すっ ....
タマンキは
カルボナラの丘から
ラッカの街を見下ろされていた
西風が強く
辺りの砂がタマンキを
激しく打ち付けた

一体いつになったら
こんな無意味な争いは終わるのだ
タマンキは誰に ....
年に1回
胃の検査の朝
白いバリウムを飲むために
断食をすることで
食べること大切さを知る
「回想」

歩き慣れた田舎道を
自転車に乗れなかった日々を思い出して
忘却の悪魔に逆らいつつ歩いた

かつて通いなれた校庭の時計を見上げて
遠い日にかいた汗の匂いを思い出して
忘却の悪 ....
冬の蛹が、
春になると、
蝶になって夏に舞う。

心のなかは、
なにもなくなって
風が吹き抜ける。
それでも白いワンピースは
新たなる期待を孕む

生まれては ....
露天風呂に冬と押し込められている 秋になりそこねた冬が手を振る 時代遅れの男ブーム ヒヤシンス
強力に上目使いで
我を見つめる花


急速冷凍と氷畑
どちらが早いか
徒競走しよう


水溜りに埋もれた嘘を
ゆっくりと取り出す刹那
亀の形に成るでしょう
 ....
目を閉じて

息をすい

目を開ける

どうして
世界はかわらない?
桑田と後藤と湯川のバンド

安倍はライバルバンドの事務所社長

俺達は知性の薄れた評論家


いろんな考え出し合ってクリティーク

ふたつにしてひとつが真理

正しいことは絶対で ....
シロいのとクロいのをかっている

シロはなんもかんがえてないから
わたしもなんもかんがえずにすむ
ただかわいくてにこにこだく

クロはいつもいろいろかんがえている
わたしはクロのむねをさ ....
雪が降る

ソリの鐘が鳴る

錫杖のような音がする

俺ひとりで音楽シーンを支えている

砂に書いて泣き濡れて

夢見る甘い寒三十日を模倣する

追憶

ジョンレノンが俳句 ....
頭に計算機を詰め込んで
公園でチャンバラごっこをする
ヒーローたちは
世界を救うはずもなく
砂の城を蹴り崩した跡に
旗を突き立て
誇らしげに胸を張る

「ひとりはみんなの為に、みんなは ....
一面の雪の朝
私は
兄とかまくらを作る
田んぼ中の
雪を集めて

できました
私たちの秘密基地
しゃがんで入れば十分余裕
通学路からも
はっきり見える
不格好な雪の家

それ ....
一対一の戦いだ
息子と僕の戦いだ
今日は二人で過ごすのだ
ごはんもお風呂も二人きり

心配しないで大丈夫
僕になんでも任せなさい!
そうやって送りだしてから
作ってくれた離乳食を食べさ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
よこしまなきみとさかしまなぼく 阿ト理恵8*15/2/2 12:28
バニーガールの二等辺三角形 4*15/2/2 12:27
わからないやまうちあつ...215/2/2 10:13
寒い夏イナエ22*15/2/2 9:45
神様とよよん2*15/2/2 7:06
こわがり衣 ミコ5*15/2/2 5:16
あなたをリィ2*15/2/2 1:32
現代詩的な現代詩komase...1*15/2/2 0:58
はぐるま瑞海5*15/2/1 23:49
家でネットを番田 015/2/1 23:44
バニーガールの二等辺三角形/即興ゴルコンダ(仮)投稿.10こうだたけみ4*15/2/1 23:33
祈り(テロの日)殿上 童19+*15/2/1 23:21
葉脈灰泥軽茶915/2/1 22:33
星屑遊星這 いずる315/2/1 21:15
少しだけ 夢をください。南無一015/2/1 19:57
アソコ伝 彷徨者花形新次015/2/1 19:42
白い断食イオン1*15/2/1 19:37
回想大島武士015/2/1 18:29
あおい満月615/2/1 14:25
露天風呂に冬と押し込められている北大路京介615/2/1 13:53
秋になりそこねた冬が手を振る115/2/1 13:52
時代遅れの男ブーム415/2/1 13:52
うつむきの花藤鈴呼3*15/2/1 12:41
革命金子茶琳115/2/1 12:31
平和吉岡ペペロ215/2/1 11:08
愛玩とよよん5*15/2/1 9:50
シュッポシュッポシュッポッポ吉岡ペペロ115/2/1 9:15
サンジュウシ衣 ミコ215/2/1 6:06
雪の家uminek...15*15/2/1 5:44
暮らし中村 くらげ515/2/1 2:30

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