桜が咲いていて綺麗だ
白い猫が堀の中を歩いている
赤い橋の上で外国の方が
ブロンドの髪を揺らしている
携帯された五月雨が
水色のキュプラ素材のワンピースに忍び込み
クククッと笑っている ....
乳輪ピック(二輪)が
開催され
無差別級では
日本期待の武田久美子が
フランス代表のソフィー・マルソーと
対戦しました
GORO、スコラ世代では
圧倒的人気を誇る両者ですから
激しい一 ....
大きなアクシデントが
起きるような気がする
アクシデントだ
ジジイの入れ歯が取れる?
それはポリデントだ
俺は今のおまえのボケを忘れない
決して忘れない
このアクシデントで
真 ....
おばちゃん20人侍らせて
全身隈無くお手入れしてもらうことは
目を瞑っていれば
そこそこ気持ちいいことがわかった
しかし施術前に
「絶対に目を開けないこと」という
掟を破って薄目を開けて見 ....
ベルトコンベアに乗せられて
揺り籠から墓場まで
今日は昨日と明日を結ぶ“=”
「コチラ本日モ異常ハアリマセン」
加速していくカレンダー
何も刻めぬ人生に
刻まれるのは月日だけ
時は無 ....
あんた お笑い芸人やて
名門大学出のあんたが
なんでアホなことやってんのや
わたしら
笑われてなんぼやさかいな
ほな
笑われ芸人ていうのんが正しいちゃうか
なんで訂正せえへんの ....
全ての生命が鉱物のようにまどろんでいる
太陽は新しく昇ったばかりの新人で
世界の照らし方がわからない
ぎこちない光を浴びながら
水のように低くしたたかに歩道を歩く
私はすべてを根拠付 ....
浜にうちあげられた
一六〇頭のイルカを
一頭一頭確かめて回る
天使
あの頃
南の海で戯れたイルカが
どこかに混ざって
いないものかと
いない、いない
けれど
ふと気付く
....
横断歩道
鳩は
せんべい状
始祖鳥になって
羽毛だけ立体化
車の風に揺れている
つまむ男の子
スゴイと言われたい年ごろ
スゴイにも何種類かあって
君のスゴイは
毀損する ....
恐ろしく過酷でも
愛のため
信念を貫く人々がいる
混乱の中でも
平和を求め
自ら活動する人々がいる
シリア
南スーダンでの混乱
西アフリカでのエボラ危機
兵士として徴 ....
真夏
焼け焦げた鉄板は
室外機の上
目玉焼きを太陽光で焼いて
洗濯物の
フレーバー
ケチャップよりも塩派だから
夜の残りのお酒が回っていて
視界は良い気持ち
ゴディバをくれた先輩 ....
向き合って
真正面から向き合って
目に映る 私の目は泣いている
向き合って 歩いてきた街路と
通り過ぎて行く 彼の視線と
向き合って
真正面から向き合って
心 ....
まだ悲しみから 逃れられない
古い歌を聴いて 涙を流したりして
帰っていく 記憶の彼方にある
そこにあったはずの 別の世界に
きみが去った後も 同じように
山は煙を流し 村は雪に埋も ....
道端に吐き捨てられた痰
ファミレスで騒ぐ大学生
電車で泣き止まぬ赤子
電車に飛び込むサラリーマン
公共の場
みんなの空間
空気読んで
距離を測って
つかず離れずの赤の他人
見 ....
何も無い
スッカラカンのがらんどう
曖昧なもの
あやふやなもの
不安定なもの
あるんだかないんだか
それがあいなんだ
言い聞かせるように
まじないのように
定義付けるように
....
墓場の運動会でアキレス腱を切った
リビングはダイエット器具で溢れ
キッチンはジャンクフードでいっぱい
僕らは○○してしまう
世界は☓☓になってしまう
愛という言葉に頼りきって
夢も希望も遠ざか ....
昔から愛のあった場所はドコ
どうすればスナオになれる
ソラのいちばん深いところで奏でたメロディ
満ちて 抱きしめて
出口見失っても きっと繋がり合えるよ
絵は綺麗だね
何年何十年と変わらず
当時のまま
僕は醜いね
1日持たずに変わってしまう
当時の面影なんてない
僕はいつまでも変わらず
綺麗であり続ける絵が羨ましい
絵は僕を見て変わ ....
およそ文芸である以上読者がいて、個人的な人生あるいは社会的になんらかの影響力をもつもの、あるいは芸術としての愉悦を読者に与えるものでなければならない。
詩として
C42 サンフランシスコブ ....
おまえの腐れマンカスみたいの
読むかぎりおまえに
いいですとかなんとか
人様を評価する資格は
これっぽっちもないです
まだマンカスの方が
資格があります
チンカスにはそもそも
資格がな ....
にれは祠に奉られていた
遠い昔の話だけれど
少なくとも言い伝えられるだけの
価値があったのだとはるは言った
ことばの少ない子どもだった
幼い頃から空を見上げてばかりで
地上 ....
ただ生きる
可も不可も
好きも嫌いも
ない
感想は持たない
ただそうであるだけ
それがどうした
そういうものだ
これが私の敬虔さ
祈ったりしないけど
だからこそ
雲が ....
おまえらみたいのが
詩ですって
臆面もなく
腐れマンカスみたいの
次から次へと
投稿するから
詩はイタイものだって
世間から思われちゃってんだろうよ
おまえらが
詩を貶めていることに ....
やそ ここのそ
ふたほ みほ
灯が消えるたび現われる
花を数える花の声
晴れた夜に飛び交う羽
影は枝 影は茎
すりぬけてはひとり
水たまりの径
食 ....
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ごく、
近視眼的思考で
詩のようなものを書いたなら
....
ほとんど同じ
服しか着ないのに
ストレスが溜まると
服の買物へとはしる
ぺんぎんがいる
広い海には百貨店があって
青空を飛べないぺんぎんは
翼を使って海を泳いでいく
飛べないことを
....
心理テストの結果
僕は内向的な人間らしい
そんな事言われんでも分かってら
溜め込んだストレスや欲望の
捌け口が見つからず悩む病む止む
自己完結した世界には
灰色の花が咲く
傷つかなくてい ....
若い頃私は新宿の歌舞伎町で遊んだ
女性経験が無かった 私は
しかし すこしばかりの金だけは持ち合わせていた
友達と 待ち合わせている間
歌舞伎町に ぼんやりと 足を向けた
私は路地を ....
君が笑う 僕も笑う 世界は笑う
暗くない夜も青くない空も素晴らしい
愛し合える日があといくつ残ってるだろう
君が好き 君が好き
君に贈る詩は君に届け
1701 1702 1703 1704 1705 1706 1707 1708 1709 1710 1711 1712 1713 1714 1715 1716 1717 1718 1719 1720 1721 1722 1723 1724 1725 1726 1727 1728 1729 1730 1731 1732 1733 1734 1735 1736 1737 1738 1739 1740 1741
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