春の空は かぎりなく 青く
うかんでいる雲は かぎりなく 白い
ぼくは そのまぶしさに
目を 細めている
陽の光りは
ありとあらゆるものに
降りそそいでいる
ゆったりとし ....
いつも、そこに
風が
吹いています
お聞き
風の声を
やさしく 耳を くすぐる 風の
ささやき
忘れないで
今日という日を
このありふれた一日が
どんなに たいせつな ....
去年の九月から昨日までの短期間で
たぶん会うことはないだろって思っ
てた人と何人も会ったりして死ぬん
じゃないかこれ死亡フラグってやつ
とか思ってちょっと笑える二連休に
はお手並み拝見バター ....
むかし
さよならも言わずに
別れた貴女と
いま、手を繋ぎ
真夜中の街を歩いている
「今までごめんね」
私は静かに首を振り
貴女の手を強く握り返す
***
どこに向かってい ....
星の頃 無敵だった
目じりの奥に思い出が溢れだす 年月の齢
星を紡いで若葉が全てだった
畏れを知り現実の棘さえ快感に覚え ふと止まる
四季の世継ぎの儀四季
....
みんなおんなじ人間だ
といってみたり
おなじ人間なんていないんだよ
なんていってみたり
結局どうしたいんだよ
わからないことって
なんでこんなにこわいんだろうね
咲いてい ....
中学生になってはじめて学校へ行った日
いくつかの坂道を登り下りし
いくつかの集落を抜けてたどり着く
坂道は辛かったが
ところどころに桜が花をつけていて
気分は悪くなかった
集落は ....
車窓に映る自分を眺める
このスーツを着た疲れきった青年は何者だろう
いや、何者でもない、ただの「夜」だ
何者かでありたいようだが
何者になりたいかも分からず
ただ何者? という問 ....
風吹き抜ける丘のうえ
祈りを捧げる家が建つ
人の無力の絶望に
抗う祈りのうたう声
潮風のつぶに紛れつつ
砂の浜辺に隠れては
いつか亀の背に乗って
海の彼方のその彼方
祈りはどこに届くか ....
違法駐輪されている自転車が
綺麗に並べられている
学校へ向かう途中で買ったパンとコーヒーは
一限による眠気防止のため
イヤホンからは陽気な曲が流れ始めた
友達と交わす会話はほとんどが好き ....
低気圧 激しい頭痛に晒されて
緑は風によって勢いよく ざわざわと音を立てる
今日もわたしはベッドの中
街灯が揺れる黒い水面
何を湛えて波とする
突然現れた
あなたは彗星のように消えていった
きらきらと輝くあなたは私に影を残していった
ぽつぽつと冷たい光りたち
お月さまがいる中で精いっぱいに光る
あの六等星も太陽も ....
心の臓と共に時が動く
溢れてくる記憶を掻き乱す
今日も1人、2人と消えていく街
このゲームは切っても切れない鎖と痛みが
街に出れば吸い込む汚れた空気
「君は病んだ若者の代 ....
音に当たり
目が痛む
何も見ない
器の心
火傷
夜の雨を着る
灯りのはざま
見えない橋
切れぬ鋏が切る静けさがあり
水たまりを避け曲がる色
星は無く ....
面倒くさい沖縄を
中国に売却することの
是非を問う住民投票が
何故か足立区で行われ
賛成が多数を占める結果となった
これを受け
足立区長は政府に対して
沖縄の即時売却を要請すると
息巻 ....
臍を、囓るから
痛い目にあう
裸にしない
、と
もわもわだよ
みずみずしい
卵、の
ようなもの、を
丸ごと
粉砕する
コアは、焦げ茶色
やわ肌、に
歯をたてる、きみの
....
{引用=びっくりしました
先生が私のアパートのバスタブの底に沈んでいるのを見た時は
ついにやらかしてしまったと思った
内臓が一度にズンと下降する感覚
愛用のキャメルのジャケットを着たままの抜け ....
まだ歩けますか
YES
一緒ですから
歩みはゆっくりでも
日差しも強くなってきましたね
川の水面がきらきらと
お昼は何を食べましょうか
冷たい蕎麦なんかがいいな
いいですね
ワタシと ....
剣の誘惑
背高泡立草
初夏の日差し
背中で受け
一本道を歩く
みんな勇者だった
持たざる者なんていないのだから
仲間と一緒に
緑も濃ゆく
溢れ生い茂る全て
わたしのしらないところで
花は咲き
花は枯れ
窓の外を見る
自転車が通り過ぎ
その瞬間
焼き付けられた横顔を背景に
絵はがきが届く
宛名はわたしのしらない名前
....
150516
おはようございます! みなさま♪
何十年ぶりにお会いするのでしょうか
気の早い方は、もうお亡くなりになったりして
馬齢を重ねただけの先 ....
伝えたい
と思って伝えた真実。
それは絶望と嫌悪と怒りをもたらした。
言わないでおこう
と隠した真実。
それは安心と安定をもたらした。
伝えたい
と思って伝えた真実。
それ ....
あなたは私の落書きを書いた
とは言った
だがそこに書いてあるのは
あなたと私の相合い傘だった
一生あなたにニヤニヤさせてもらおうと思った
過ぎてしまった事にいつまでも
根に持つのはやめて許してあげよう
神様はこの世界を作ったけど同時に
争いも作ってしまった
そのせいで命がなくなってしまった
こんな世界を作った神様が憎い
だけ ....
私は詩を書いているのではありません。あなたが読むまで詩ではないのです。風が吹いた。花が揺れた。
そんなことは詩ではないのです。あなたが読んだものだけが詩なのです。詩は日常にありません。日常に詩がある ....
ねえ
もう
みんな
お友だちで、いい?
大事な大事な
そろそろ
わからなく
なりそうだから
興味なさそうな目
僕もたいして彼女を気にしなかった
でも
彼女
死んで
ふと
思う
葬式に行った帰り道
僕が話しかければ
彼女
死ななかったかもと
屋上からジャン ....
独白。
世界を。
僕を。
君を。
あたしを。
お手を拝借、らったった。
どこへもゆかないメリーゴラン
いつまでたってもきりきりまい。
どこへ行こうとゆうのかい
外は霧雨、7日目の ....
なんとしも僕は世界を牛耳る
これが世界なんだと実感する
僕は僕を
世界と僕を
僕の世界を
世界とは地球ではない
僕の世界が
この世界
どこへいってもある世界
どこか他にありはしない
....
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