懐かしんでみたところで
未来が変わる訳ではないのに
思い出が欲しいのは
未来を決める言い訳にするためだ
夜の海に光る月
それはまるで海月のよう

月の海月は光る
暗い海という貴方を求めて

海は月を眺める
唯の光がまあるい形が
貴方は月を眺めるだけ

それで充分なんだ

海月は唯 ....
熱中症の耐性を 獲得しようと
    落日に 散策の途次で
 物蔭・木陰をすりぬけるとき
   日中の 重く湿った風は
   一服の清涼剤と変わって
        幼けないほど
     ....
一冊の本を収めるためには
大きな空間が割かれなければならない
一冊の抱懐する情報の連なりは
本そのものの行為の空間として
潤沢な広がりを要求するから
すべての本の必要とする空間を ....
音が湿っていく。

地獄なんてみたことない
一回くらい覗いてみたいよ
、だって?

この腐った街は皆を傷つける。

そうかい
みせてあげてもいいよ
愛するひとを
教えてくれたらね ....
クーラーの唸りの向こうで
ミンミンゼミが雄叫びをあげている
挽いたコーヒーにお湯を注ぎながら
ふいに世界は今ここで生まれたような気がする

もしくは今ここで終わるのかもしれない
窓から ....
書きまくれ! 書きたいように 書きたいときに
描きまくれ! 描きたいように 描きたいときに
作りまくれ! 作りたいように 作りたいときに



書きまくれる
描きまくれる
作りまく ....
こちらは
がんばっても
届かない
ガンバレ難民

あちらは
がんばりたくても
がんばれない
ガンバリ難民

そちらは
がんばれないのに
がんばれと言われる
ガンバロ難民

 ....
昨日が絶賛好評中な日であっても
今日を超えることなどない
桜が満開の昨日より
桜が散った今日が素晴らしい
いつの日にも僕は違った考えを持って
今日に望んできたつもりだけれども
結局上塗り上 ....
 夏の日差しを浴びて影が私の前を歩いてゆく。
 大通りから一本中に入った林道に避暑客は少ない。
 挨拶を交わすのは老人だけで見知らぬ若い友人たちは
 まるで私を影だと思っているのだろう。
 ....
うそをならべて
恋を楽しんだ
全部ほんものみたいににせもの
でも心は痛いし
ふわふわするし
それで目眩がして
でもそれが病みつきなの

深夜のファミレスでいつまでもしゃべっていたかった ....
感情は小石一つで簡単に転んでしまうもの

山脈つたいの尾根を歩いている感情

左は恋愛感情

右はただの顔見知り

笑顔一つで簡単に左に転びます

渓谷に架かるつり橋を渡り切れれば ....
アイスクリームをあたしの恋人に見立てたのはたしか衣巻省三でギター片手に歌にしたのは高田渡だったのだけど私は食べないアイスクリーム。冷たいものって大概ニガテなんだ喉に負担がかかるからねって常温の水を飲む .... いなくちゃならないんだ
いないと駄目なんだ      
言えるはずのない想いが
駆け抜け始める闇夜栄え季節


どうしてだろう
こんなにも切なくて苦しくて   
同じくらい嬉しくな ....
  150731

アイスクリーム
ユウスクリーム
クリームクリーム
クククククククク
フフフフフフフフ
トトトトトトトト
ナナナナナナナナ
タカタカタカタカ
ノホノホノホノホ
 ....
わたしたちはいまも迷子だ
なにもかもを揃えたとしてもどこへも届かない
あふれたいのにまだそこにいる
水たちの憂鬱を細胞に湛えている
  ドアを開け
  右足から宇宙へ

  夜に青く消える

  帰る場所なんて
  なくなってもかまわない
  そんな気持ちで消える


  知らないどこかにたどり着いたら
   ....
同じ電車に乗って 毎日同じ汗をかく
風景は少しずつ変わっているはずなのに
同じようにしか見えなくなる 馴れ合い
美しい森に迷い込んで 彷徨って自分を見失っている


煽てられて 舞い上 ....
ミミズク コウモリ モグラ
皆見たことのない者たち
畑も 川も 想像上のものだった
それを
懐かしいというのだ
それを
素晴らしいというのだ
山脈のような背骨も 虚脱感も
みな 苦しい

山頂の光景は
すべてをなかったかのように
消し去ってくれる

メタやそういう条件で
視点を変える
それは
問題をただ消してくれる ....
24日間風呂に入らなかった
スーパースター・ビリー・ミリガンは
包茎だったので
幾重(夏のお嬢さん)にも
チンカスが溜まり
びっくりするような
臭いがしたらしい

これを包茎界では
 ....
私は上手に
贈ることができない
どうもわざとらしくて
どこか恩着せがましくて
こちらもあちらも
申し訳ない気持ちに

そして上手に
贈られることができない
もらったことに気が付いたと ....
指さしをするよう
誰かが泣いていた、場所を
孤独を落としたままの在処を

甘く過ぎる歴史が
引きずってきたものを剥がす
ことばにすぎないよう

私が誰かだったりした、瞬間に ....
夏の夜、
死者の眼は見開かれたまま
わたしを凝視し
私は、
その濡れた瞳を通して
異界の存在たちを
観ていた

内から内から

内から立ち現れる
それらの眼差し
はまた、
わ ....
「おーい おーい」
と誰かが大声で呼んでいる
ドラッグストアの狭い通路

こんな時 こんなところで
大声で呼ぶ声なんぞ
知らない人に決まっている
振り返ってはろくなことは無い
と知 ....
今日
何周目かの
京橋駅到着の
アナウンス
静か過ぎる車内
僕とアコギだけが
あった





ゆっくりと動き出す
電車



僕の理想だけが
ホームへ降り立 ....
ドアがひらいて
際限がなくなる
もしかして
なんでもが
ことばで
あらわせるとしたら
ぼくだけで
たりるだろうか
あれも
これも
あそこも
むこうも
ずっとさきも
ずっと ....
捨てなくなった
捨てていたのに
知らねぇ
以上三行適当

痛いことをしないと
痛さを覚えないなんて
知らねぇ
全身砕け散ってもよ
俺は生きるぜ
すげぇ快感の渦に
呑まれて呑み込ま ....
あ。

私が落ちていく。
砕けて粉々になって。
無機質に静かに降る。
消えられないまま、
小さな世界の砂漠になる。

かと思えば
盛り上がる白い砂。
形を成す人型は、
砂から這い ....
―そうよ。
太陽が見えなくなろうが、
地球の軸が曲がろうが、
私には関係ない。

―そう。
私の今は関係ないし、
私の今に関係しない。

―そうね。
きっと私はお尻の針を
人の爪 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
未来信号イオン1*15/8/1 16:31
海月斎藤 九015/8/1 16:09
無題信天翁115/8/1 16:07
図書館葉leaf415/8/1 15:47
本当の地獄草野大悟2515/8/1 11:24
八月青井315/8/1 10:57
書き、描き、作り、まくれ!komase...3*15/8/1 10:29
ガンバレ難民イオン215/8/1 9:37
ブラッドバイキング坂之上放肆115/8/1 9:07
スナップ写真ヒヤシンス8*15/8/1 3:50
うそみたいかの4*15/8/1 3:12
感情という名の生き物佐白光115/8/1 1:52
アイスクリーム/即興ゴルコンダ(仮)投稿.59こうだたけみ4*15/8/1 0:48
巡り 廻る 螺旋観覧車komase...3*15/8/1 0:29
アイスクリームあおば5*15/7/31 23:50
floccinaucinihilipilificationはるな215/7/31 23:05
夜に青くひさし515/7/31 23:04
夏休み藤原絵理子315/7/31 22:40
風景佐藤伊織115/7/31 22:18
115/7/31 22:16
多重チンカス花形新次015/7/31 20:21
贈り者やまうちあつ...015/7/31 18:48
群がるかんな5*15/7/31 16:58
新生〇アナタを通してたけし515/7/31 16:28
「おーい おーい」イナエ15*15/7/31 13:54
僕とアコギ 。溶融015/7/31 12:37
「ことば」美砂215/7/31 10:19
むしろ白昼夢の方でお願いします坂之上放肆0*15/7/31 9:47
nao2*15/7/31 8:18
蜜蜂と月2*15/7/31 8:16

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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