ほんとうにこの夜は
つるつる光って石のようだ
そうしてあなたの目はそれより真に暗い

ほんとうにこの夜は光って
日々のゆく先をかけがえなく照らすだろうけど
そのたびにまたその目を思 ....
 
 
人が何かを信じるときは
 
その根拠を探して、探して
 
そうして見つけたその根拠こそが
 
その総てだと思う。
 
いや・・・思うというよりは、思いたいものだから ....
長い 長い 坂の上には
 
青い 青い 春の空があった。
 
坂の上の様子は見えないけれど
 
それまで切らしていた呼吸の事も忘れて
 
最後の数段を登りきる。
 
 
 ....
いい詩を書く為に
たくさんのことにとらわれながら
ただ書いていた

人の言葉に人の考えや
思いにとらわれながら
ひたすら詩を書いたけど
自分の詩なのに
人のことばかりで
自分がどこに ....
                150609

死刑廃止の署名にサインして
いつも僕をリードする勝子が
A4用紙を突きつけた
住所氏名を手書きで書くのだ
署名の目標は100万名だと
少し ....
サーバーの移行にともない
おまえのクソコメントを
文字化けさせてやりましたが
文字化けした方が
魅力的になってしまったので
非常に悔しい思いをしています
何故今スカーレット・ヨハンソンなのか?
それは書いた本人しか分からない
実は書いた本人もよく分からない
強いて挙げれば
ゴッドファーザーPARTⅢを見ていて
コッポラの娘でなかったら
絶対 ....
雪降る夜を
ひとりぼっちで 歩いていると
白い狼が やって来て
きみの心を
咥えていって しまうでしょう

雪降る夜には
ひとりぼっちで 歩いていては いけません
雪降る夜には
 ....
わたしの好きな お花は
 ね
  フリージア
      と
   すこし 顔を
 あげて
      得意気に
  あなたは いった

ふりーじあ?
 ぼくは
 そのふしぎ ....
愛情遮断症候群
情緒剥奪症候群
悶欲淫痴性辱恥液

{引用=X51.ORG : オナニーをやめてみよう! }

心に野村ゆうかを持て

{引用=X51.ORG : やっぱりオナニーを ....
手を洗うと指先が錆びていた

梅雨の湿度で錆がひろがって

ぬるい風が錆を塵土に変えた

あとに黒い墓標だけが残った
このところの長雨で
情報がふたたび洪水を起こし
人の街を飲み込んだ
だれもが溺れまいとして藁を掴むので
藁売りたちはひどく忙しい
原料の藁が中国でも高騰している上に
アジア経済の勃興で人件 ....
君には関係の無い場所で とるにたりないことばかり
かんがえかんがえ生きていて
役には立たないことばかり
大事みたいに思ってる
僕のような役立たず
どこに転げてゆくだろう
でこぼこ道にひっかかり
今日もそこらで転 ....
雨の日
ぼくは
手紙を
書くよ

届かない
プレゼント
たぶんきっと
必要ないけど

よろこぶと
いいな
そればかり
考えて

濡れたポストで
文字が滲む

伝 ....
四方に充満した水の粒子が
わたしの髪の毛を
ちぢれさせてゆく
梅雨に不機嫌になるのは
そんな他愛のない理由だった

透明な傘を持ち
すれ違う人が
生真面目な歩幅で
人を殺す理由
人 ....
人生には光が差す瞬間がある
誰もがそれを待ち望んでいる
狂おしいまでに待ち焦がれている
人生には光が差す瞬間がある
どんな闇にもそれは届く
聖哲曰く
「100千万億年闇に包まれた場所でも
 ....
私たち親子の手を見比べると

娘の手は白くて 細くて
張りがあって美しい
私の手は皮膚が薄くなって
血管が浮いて見える

やはり手には年齢がでるね

真面目なだけが取り柄で
洒落っ ....
驟雨に体毛を湿らせた質朴な黒い犬
保健所の網や容赦ない投石に怯え
疑念や懇願や脅えが入り交じった上目づかいの目
その犬は私だ


バーでフローズンダイキリを注文する
大海に小舟で漕ぎだそ ....
元カレのTシャツで牛乳拭いている 値札ついたままのぬいぐるみと話している クーポン使ったせいかポテト冷めている 鳥の羽ばたく音が聞こえる。部屋の中で。その鳥はとても大きく、翼を広げた影には戦闘機の機影のような威圧感さえ感じさせる。空気を鉄の塊にして叩きつけるような、猛烈な羽ばたき .... 誰かに思われている
と知ったときの喜びは
生きている中で最高のものだ
例え相手が同性だったとしても
例えそれが熟女キャバクラの
同い年のやすよさんだったとしても

昔から
突然好きだと ....
 
砂漠の真ん中で
洗濯機が回っている
インド綿のシャツを着た官吏が
時々中を覗きにやって来る
 
飛行機が上空を通過する
やり場のないコウモリ傘や
目新しい嘘を乗せて
 
真夏日 ....
パブミラーみたいな青空に
 
幾条もの電線が、擦り傷のように付いている。
 
パブミラーみたいな青空に
 
並ぶボトルのようにビルが立っている。
 
電柱がバースプーンのように世界 ....
レンゲ畑に雨が降る。
 
レンゲ畑に雨が降る。
 
背後の山は、雲に溶け
 
アブサンみたいに乳化する。
 
レンゲ畑に雨が降る。
 
レンゲ畑は誰もいない。
 
誰 ....
この両の脚が踏みしめるここがどこで
 
その先が何処に向かい、何処を目指してるのかを
 
完全に理解出来ている冒険者は、
 
一体どれだけいるだろう?
 
 
 
毎日が一生 ....
人々の行き交う、東京駅の構内。

黒く髪を染めた
赤い靴の、ちっこいお婆ちゃんが
赤い傘を、杖にしながら
白い化粧の頬を、ゆるませ
何ごとかを唱和しながら
ゆるり…ゆるり…進んで行く
 ....
夜に耐え

夜に泣き

それでも朝を迎える

おはよう

いつかは覚めるものさ

眠れずとも

必ず朝は来る
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
この夜はるな115/6/9 22:40
***** 祈り *****元親 ミッド3*15/6/9 22:40
長い 長い 坂の上には。215/6/9 22:35
逃げようリィ2*15/6/9 21:56
うつけもののささえあおば3*15/6/9 21:54
お知らせ2花形新次015/6/9 21:50
スカッと爽やか、スカーレット・ヨハンソン015/6/9 21:40
愛歌序章・冬<雪降る夜> 南無一215/6/9 21:38
愛歌序章・秋<花の名は>115/6/9 21:35
file:///Users/Documents/websit ...[group]nemaru1*15/6/9 21:19
じぇいぞろ015/6/9 20:35
藁を掴む青井015/6/9 19:55
君がいたって世界は回るbaby b...115/6/9 19:47
今日もそこらで花咲風太郎215/6/9 14:11
雨粒カセットテープゆうと015/6/9 14:06
パーマネント ラビリンスそらの珊瑚13*15/6/9 14:04
光あるうちに光の中を歩め渡辺亘215/6/9 13:48
【 娘の手 私の手 】泡沫恋歌19*15/6/9 11:24
フローズンダイキリじぇいぞろ215/6/9 7:06
元カレのTシャツで牛乳拭いている北大路京介1115/6/9 0:22
値札ついたままのぬいぐるみと話している715/6/9 0:20
クーポン使ったせいかポテト冷めている615/6/9 0:20
巨大な羽ばたきのビートホロウ・シカ...2*15/6/8 23:16
喜び花形新次015/6/8 22:59
真夏日たもつ1415/6/8 22:50
パブミラーみたいな青空に元親 ミッド115/6/8 22:25
レンゲ畑に雨が降る。015/6/8 22:24
冒険者1*15/6/8 22:22
赤い靴のお婆ちゃん     服部 剛415/6/8 21:53
グッドモーニングヒーロー秋也115/6/8 21:52

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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